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チークは入れ方次第で美人度UP! 顔型別・小顔に見せるテクニック

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

メイクの完成度を高める上で、欠かすことのできないチーク。小顔に見せたり印象を変えられるうえに、グッと美人度がUPする優秀アイテムです。でも、チークの正しい入れ方って、理解していますか? 今回は、正しい使い方から小顔に見せるテクニックまで、カラーアナリストで美容研究家の西田美穂さんに詳しく解説していただきました。

意外と知らない! 正しいチークの入れ方

普段、何となく使っていて、意外と知らないのが正しいチークの入れ方。そこでチークの種類と特徴、それぞれのタイプ別に正しいチークの入れ方について紹介します。

パウダーチーク

質感の特徴

ふんわりと色づく、ソフトな質感です。パールなしのものはマットに仕上がり、パールありのものは輝きとツヤを与えます。

合う肌質

どちらかというと、脂性肌の方と相性がいい傾向にあります。パウダリーファンデーションなどでさらっとしたベースを作ったあとに、パウダー状のチークは入れやすく映えます。

使い方

チークブラシを使用します。ブラシの両面にたっぷりと取って、ティッシュの上でブラシを往復させ量を調整します。手の甲で、チークを薄く色づく程度まで落とすくらいがちょうどいいです。

クリームチーク

質感の特徴

しっとりとして、ハリとツヤの出る質感です。比較的しっかりと発色します。

合う肌質

乾燥肌・混合肌の方と相性がいい傾向にあります。リキッドファンデーションなどしっとりしたベースメイクの上からなじみませやすく、乾燥気味の頬に湿度を含んだツヤを与えてくれます。

使い方

指に取って使います。手の甲に軽く広げて色の濃さを確認したら、頬ののせたい箇所の中心に少しずつのせ、外側へと広げます。その後、指の腹またはスポンジでなじませます。

リキッドチーク

質感の特徴

みずみずしく透明感のある質感です。なじみがよく、自然な発色に仕上がります。

合う肌質

乾燥肌、混合肌の方と相性がいい傾向にあります。リキッドファンデーションなどのしっとりしたベースメイクになじみやすいです。クリームチークほどの保湿感はありませんが、乾燥気味の頬にみずみずしさを与えてくれます。

使い方

指に取って使います。手の甲に軽く広げて色のつきを確認したら、頬ののせたい部分に3カ所、点を打つように少しずつ置きます。その後、指の腹で叩くように広げなじませます。

顔型別・小顔に見えるチークの入れ方とは?

顔型に合った位置へチークを入れると、小顔効果が生まれ美人度がグッとUPします。ここでは、顔型別におすすめチークの入れ方を紹介します。

丸顔の場合

位置

頬骨の上と黒目の中心線の交差する点から、こめかみにかけて「細く斜めに」入れて、シャープな縦長感を出します。

入れ方

細めのチークブラシに取り、上記の交差点を始点にこめかみへ向けてさっとひとはけ。頬骨の下のくぼみにブラシをあて、口角へ向けてブラシを動かし、この斜めの角度で往復させなじませます。

面長の場合

位置

頬骨の上と黒目の中心線の交差する点から、真横(耳)に向けて「水平・楕円形」に。顔の縦幅を分断させます。あまり広げすぎると頬の面積を強調してしまうので注意しましょう。

入れ方

細めのチークブラシに取り、上記の交差点を始点に耳に向かって水平に入れます。十分に粉を払ったブラシを上下に動かして、なじませます。

逆三角形の場合

位置

頬骨の上と黒目の中心線の交差する点よりやや内側から、「大きく丸く」入れます。気持ち上、を心がけ、上唇の上の延長戦より下に色がつかないように。頬がこけたように見えてしまうので注意しましょう。

入れ方

大きめのチークブラシに取り、上記の交差点を始点に外に向けて円を描くようにふわっとのせていきます。ブラシをくるくると回してなじませていきます。

四角形(ベース型)の場合

位置

頬骨の上と黒目の中心線の交差する点から、こめかみにかけて「斜めの楕円形」に入れます。頬の上方向に目線をそらし、エラのシャープさも和らげます。

入れ方

大きめのチークブラシに取り、上記の交差点を始点に、こめかみに向けてふわっとブラシを動かします。十分に粉を払ったブラシを上下に動かしてなじませます。

チークでなりたい印象を演出するには?

顔型に合った入れ方はもちろん、使うカラーや入れる位置によってさまざまな印象を演出できるチーク。なりたい印象別に、オススメの入れ方を紹介します。

かわいらしく見せたいなら「ピンク」

幼さや甘さをイメージさせるピンクを、頬の高い部分に「円を描くように丸く」入れます。

はつらつと元気に見せたいなら「オレンジ」

元気、健康をイメージさせるオレンジを、頬の高い部分に「横長に広く」入れます。

大人っぽく見せたいなら「ローズ」

エレガントさ、大人の華やかさをイメージさせるローズを、頬骨に沿って「骨格を強調させるように」入れます。

「チークは入れ方次第で美人度UP!」まとめ

サッと入れるだけで血色がよく見え、印象を大きく左右するチークについて解説していただきました。自分の顔型やなりたいイメージに合わせて、ぜひチークの入れ方をマスターしてみてくださいね。

(監修:西田美穂)

※画像はイメージです

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