ダイエット中に太らないようにお酒を飲む方法
ダイエットしたくても、なかなかお酒がやめられない人や、仕事の付き合いで飲み会が多い人もいますよね。お酒は太りやすいイメージがあるかもしれませんが、ダイエット中にお酒を飲む場合、どんな種類のお酒をどうやって飲めばいいのでしょうか。管理栄養士の関口絢子さんに教えていただきました。
<目次>
ダイエット中のお酒の飲み方
、もしダイエット中にお酒を飲むことになった場合、どんな種類のお酒をどうやって飲めばいいのでしょうか。ダイエット中のお酒の飲み方について、関口先生に教えていただきました。
ダイエット中におすすめのお酒の種類
関口:ダイエット中にお酒を飲むなら、糖質が少ないタイプがおすすめです。
太りにくいお酒
・糖質オフの発泡酒
・焼酎
・ウイスキー
・ジン
・ウォッカ
・ワイン(赤・白の辛口)など
上記のようなお酒を炭酸割りやお湯割り、お茶割りなどにして、糖質を含まないものと合わせて飲むようにしましょう。ワインも比較的糖質が少なめなので、グラス1~2杯程度ならOKです。
ダイエット中は避けたいお酒の種類
関口:先ほどの逆で、糖質が多いお酒はなるべく避けてください。1杯目をビールで楽しむ程度ならよいですが、何杯もお代わりはNGです。以下のお酒はダイエット中には控えたいですが、どうしてもという時はできるだけ辛口のタイプを選びましょう。
太りやすいお酒
・発泡酒
・ビール
・日本酒
・梅酒
・紹興酒など
※糖質が高い順です
太りにくいお酒の飲み方
関口:ダイエット中だけではありませんが、アルコールの代謝には水が必要なので、お酒と一緒にチェイサーを飲むと体に負担がかかりにくく、アルコールの代謝もスムーズです。また、チェイサーにお茶を選ぶと、カフェインの利尿作用でむくみにくくなります。レモンやライムなどの果汁を加えれば、香りを楽しめてビタミンも補給できるためおすすめです。
ダイエット中のおつまみの選び方
お酒を飲むときは、一緒におつまみを食べることが多いですよね。ダイエット中にはどんなおつまみを選べばいいのか、関口さんに聞いてみました。
ダイエット中におすすめのおつまみ
関口:低糖質、低脂質、高タンパク、食物繊維の多いものを選びましょう。甘いタレや塩辛いものは、水分が欲しくなり、飲み過ぎの原因となるので、摂り方に注意してください。
太りにくいおつまみ
・キュウリ浅漬け
・塩キャベツ
・海藻サラダ
・焼き鳥(脂少なめの部位)
・焼き肉(赤身、塩味)
・豆腐系
・刺し身
・焼き魚
・生ハム
・ピクルス
・酢のものなど
ダイエット中は避けたいおつまみ
関口:おすすめのおつまみの逆で、高糖質、高脂質な食べ物です。お酒だけでなく、おつまみに含まれる糖質や脂質にも注意しましょう。
太りやすいおつまみ
・揚げ物
・ピザ
・パスタ
・霜降り牛
・豚バラ
・麻婆豆腐
・トマト煮
・アヒージョ
・エビマヨなど
まとめ
お酒が好きな人は特に、お酒を我慢してストレスをためるよりは、賢く選んで楽しむほうが得策です。糖質の少ないお酒を中心に、ゆっくり適量をたしなむようにしましょう。おつまみには低糖質、低脂質、高タンパクな魚や肉を選べばカロリーの心配はありません。魚介類は肝臓の強化に役立ちますし、野菜や大豆製品を摂取すればビタミンや食物繊維も補給できます。正しい知識を持って、ダイエット中でも楽しい食生活を心がけましょう。
(監修:関口絢子)
※画像はイメージです