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「恋愛心理学」で惚れさせる! 脈あり男性の行動パターン&心を掴むテクニック

織田隼人(心理コーディネーター)

マイナビウーマン編集部

恋をしていると「相手の心が読めたらいいのに!」と思う場面って多いですよね。

この発言は脈ありなのか脈なしなのか、読み取れたらいいと思いませんか?

でも、恋愛心理学を用いればある程度、相手の心理を読み解くことができるのです。

そこで、心理コーディネーターの織田隼人さんに、心理学を用いて、男性の行動や発言から脈ありかどうか見抜く方法と、彼を惚れさせるテクニックを教えてもらいました。

脈あり。5つの行動パターンで読み解く男性心理

まずは、行動パターンから男性心理を読み解く方法を教えてもらいましょう。

気になる女性に男性がしてしまう行動パターンとはどんなものなのでしょうか? これは知っておかない手はありません!

(1)さりげないボディタッチ

物を渡すときにちょっと手が触れたり、頭をポンポンとなでてきたりといったさりげないボディタッチをしてくる男性は、仲よくなりたいという気持ちからしています。

ただし、既婚者の男性や彼女のいる男性、いろいろな女性と付き合ってきた男性、そういった女性慣れしている男性のほうがボディタッチをしてくる傾向があります。その点は気をつける必要があります。

(2)頻繁に目が合う

頻繁に目が合っている場合は見られている可能性が高いので、脈ありの可能性があります。

特に、自分がふと相手に目を向けたときに目が合ったパターンが多い場合は、脈ありの可能性が高いといえます。

実際に目が合った場合は、どちらが先に見つめていたかを確認してみてください。

(3)彼のほうからよく連絡が来る

LINEやほかのチャットツール、メールなどで彼のほうからよく連絡が来る場合にも脈ありの可能性が高いです。

彼からあなたに接触したいという意思があるため、彼のほうから連絡が来ると見てよいでしょう。

特に「おはよう」とか「おやすみ」など、挨拶関係で彼から連絡が来るようになると、用もないのにとにかくコミュニケーションをとりたいという欲求があると考えられます。そのため、脈ありの可能性がより上がります。

(4)困っていたらすかさず助けてくれる

ちょっと困ったことがあってそれを口に出したりすると、すかさず助けてくれる場合も脈ありの可能性が高いです。

好きな人が困っていたら、なんとかしたい、という気持ちになりますよね。

もちろん、本当に困っている内容だと誰もが助けてくれようとしますので、ほんの少し困ってみることがよかったりします。

たとえば、「この荷物、重いな……」などとつぶやいたら、“毎回”手伝ってくれる男性だと脈ありの可能性が高いです。たまに手伝ってくれるだけだと、「ただの親切」であることが多いので注意しましょう。

(5)会話の内容をよく覚えている

昔しゃべった細かい会話の内容をたくさん覚えていてくれている場合も、脈ありの可能性が高いです。

人は、思っている以上に他人に興味がないものです。人間関係には興味があったとしても、その人の細かいところまでとなると、忘れてしまうことが多いもの。

細かいことまでいろいろと覚えていてくれている場合には、その男性から「人として興味を持たれている」といえるので、脈ありの可能性が高いということになります。

脈なし行動3つ。男性のこんな優しさには要注意

続いては、脈ありかと女性が期待しがちだけど、実はちがうという行動パターンについて教えてもらいました。

勘違いして浮かれないためにも必見です!

(1)とても重そうな荷物などを持ってくれる

けっこうな重さの荷物などを持っていたときに助けてくれたり、代わりに持ってくれる、というのは「気が利く証拠」ではありますが、脈アリではないことが多いです。

困っている人をただ助けただけ、ということになります。もちろん荷物を持ってくれた男性は気配りのできるいい男ではありますが、それと脈ありとはちがった話となります。

ただし、毎回助けてくれたり、そこまで重くないものでも手伝ってくれたりする場合は、困っている部分がないかこまめに観察されていると考えられるので、脈アリです。

(2)ドアを開けてくれる。レディーファーストな行動

いわゆるレディーファーストな行動をしてくれる男性もいますが、これは「訓練の結果」であって脈があるからする行動とは異なります。

ドアを開けてくれたり、椅子を引いてくれたり、そういったのはレディーファーストのトレーニングを自分自身に課した男性ができる、というだけになります。

もちろん行動としてはスマートでいいのですが、脈という視点で見るとレディーファーストしてくれるからといって脈ありではないと考えたほうがいいです。

(3)頭をなでてくる

軽く頭をなでてくるような男性は実は脈が薄いことが多いです。というのも「女性慣れしている」ことが多く、大勢いる女性の中のひとりにちょっと触っている、というだけだったりします。

女性慣れしている人は本気かどうかを判断するのが難しい行動をとってきます。さらに誰にでもそういう行動をとることが多いので、脈なしと考えたほうがいいでしょう。

恋愛心理学に基づいた効果的なデートの誘い方

脈があると見抜けたなら、関係を進めるためにも、デートにでも行きたいところですよね。続いては、恋愛心理学を使って、気になる男性を上手にデートに誘う方法を教えてもらいました。

最初に仲良くなる【近接の要因】

【近接の要因】といって、いろいろな人が混ざって会話をするようなパーティなどでは「最初に近くにいた人」に対して親近感がわきやすいです。

パーティや合コンなどで複数の人に会うときには、最初に一番気になる人の隣に行くとそれだけでチャンスが増えますし、仲良くなりやすくなります。まずは何が何でも気になる人の近くに行く! というのを心がけましょう。

選択肢を与える【ダブルバインド効果】

【ダブルバインド効果】とは、「AとBどちらにする?」という聞き方をすると「両方いや」とは答えにくくなるというものです。

「一緒にランチに行きたいんだけど、中華とイタリアン、どっちがいい?」という聞き方をすると彼は断りにくくなり、中華かイタリアンどちらかを選ぶようになります。選択肢を彼に提示して断りにくくしていきましょう。

OKをもらったらさらに追加でお願いを【フット・イン・ザ・ドア】

「スマホケース買うの付き合って」というように軽いお願いごとをしてすぐに彼からOKをもらいましょう。「そしたらそのあとの時間に映画行こうよ!」というように追加で彼にお願いをしてみてください。するとそれにもOKがもらえることが多いです。

最初に小さくて引き受けてくれそうなお願いごとをして、引き受けてくれたらその後追加でもっと大きなお願い事をすると、さらに大きなお願い事も聞いてくれやすくなります。これを【フット・イン・ザ・ドア】と呼びます。

あえて貸しを作る【返報性の原理】

人は借りがあると返したい、と思うものです。これを【返報性の原理】といいます。あえて彼に対して貸しを作りましょう。そうしておくとその貸しを使ってデートに誘いやすいです。

たとえば彼に何かプレゼントしたり、仕事や勉強を手伝ってあげて彼から「この前はありがとう!」と言われたら、その際に「じゃあ、お礼にどこか連れて行って!」と言うのです。すると彼は借りを返そうとしてデートのプランを考えてくれるようになります。

ちょっとした貸しを彼に作っておくと、それをデートの誘いに使えますので、彼に対して何かあげたり手伝ったりしてみましょう。

タブーに踏み込もう【カリギュラ効果】

「笑ってはいけない」と言われるとつい笑ってしまうように、禁止されたことを人はやりたくなります。「非常ベルのボタンを押してはいけません」といわれるとボタンを押したくなる、あの心理です。

【カリギュラ効果】と呼びます。その効果のおかげで、小学校では毎年のように非常ベルが幾度も押されていますね。

禁止されるとやりたくなるので「みんなに秘密だけど、ちょっとだけあそこに行ってみない?」というように、彼をほんの少しの短いデートに誘ってみましょう。秘密で抜け出す、という提案に彼はドキドキします。

男性を惚れさせるしぐさ&行動

 

デートに彼を連れ出せたなら、あとは惚れさせるだけです! 続いては、彼の心を動かす心理テクニックを教えてもらいましょう。

【ミラーリング】でテンポを合わせて会話を弾ませよう

相手と向き合って鏡のような動作をすると自然と息が合っていき、会話のテンポなども合い、気が合っていくような気持ちになります。これを【ミラーリング】と呼びます。

最初はぎこちなくともそのうち自然に鏡のように動作が合っていけば「この人は会話のテンポが合う、気が合う人」というように感じていきます。

レストランなどで向かい合って食事をするときには、鏡の動作を最初は心がけてテンポが合うまでやってみましょう。そのうち自然とテンポが合うようになっていたら会話も弾むようになります。

【吊り橋効果】でドキドキを共有

人はドキドキさえしていれば、恋以外のドキドキも恋によるものと錯覚してしまうものです。吊り橋のような不安定なところにいれば当然ドキドキします。

つまり、吊り橋で異性に会うと恋のドキドキと間違えてしまい、これを【吊り橋効果】と呼ぶわけです。

ドキドキさせればいいので、お化け屋敷に行ったり、ジェットコースターに乗ったり、急いで走ったりと、とにかく心臓がドキドキしそうな行動を取りましょう。そこで発生したドキドキが恋のドキドキに繋がります。

男性との距離を縮めるLINEテクニック

会えないときでも、彼との距離を縮めたいものです。そんなときに便利なのがLINE。恋愛心理学を用いた、LINEテクニックとは?

【ザイアンスの法則】でまずは好意を作ろう

【ザイアンスの法則】とは【単純接触効果】ともいいますが、人はとにかく回数多く何度も会った相手に対して好意を感じるというものです。

たとえば毎日同じ電車に乗る人がいたとして、その人と挨拶も何もしなくても毎日見るだけでなんとなく親近感がわいてくるものです。会う回数が増せばそれだけで相手が親近感を持ってくれるので、とにかく何度も会うことが大事です。

会えない場合でも、LINEのアイコンを自分の顔にすれば、相手に見せることができ、会っているのと似た効果が出ます。

とにかく、自分の顔を相手に見せることを続けていけば印象がよくなるので、直接連絡は無理でもSNSを更新するなどして、マメに相手に顔を見せる方法をとっていきましょう。

【好意の返報性】で好きを返してもらう

自分から先に好意を伝えると、相手も自分のことを好ましく思ってくれます。これを【好意の返報性】と言います。

恋愛においてはじめから相手に脈があることを伝えるのが大事で、脈を伝えれば伝えるほど相手から脈ありサインが返ってくることになります。

「○○君のこういうところ好きだなぁ」とか「めっちゃ素敵ですよね!」というように相手にある程度好意が伝わるような言葉を伝えてみましょう。「好き」を返してもらえる可能性が上がります。

【自己開示】をして相手の心に近づこう

自分をよく見せようとするよりも、自分のドジなところ、自分の考えていることなどをしっかりと相手にオープンにしていくと相手から信頼を得られ、結果として相手と仲良くなっていくことができます。

自分のいいところだけを見せようとするとどうしても自己開示が進まず、心の距離が縮まらないままになってしまいがちです。自分の失敗談や、真剣な考えなどをLINEで伝えてみましょう。

自分の悪いところも見せてもいいや、という気持ちで好きな人には挑むのが得策です。

恋愛心理学を使って恋を優位に運ぼう

織田さんが教えてくれた心理学を用いた恋愛テクニックはいかがでしたか?

心理学に精通すると、ぐっと恋を優位に運べそうですよね。好きな男性の心理をなるべく正確に読み取って、うまく心を動かしてみましょう。

とはいえ、小手先のテクニックだけでは人は動かないもの。【好意の返報性】や【自己開示】でも触れられたように、まず自分から好意を示したり歩み寄ったりすることが肝心のようです。

人を動かすにはまず自分からですね!

(織田隼人、マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

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