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【専門家監修】元カレとの復縁に冷却期間って必要? 「半年間」は必要な理由

織田隼人(心理コーディネーター)

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元カレと復縁したいと思ったとき、ある程度の冷却期間が必要だと言われますよね。でも、実際に冷却期間をおくときは、どれくらいの期間を取ればいいのでしょうか。また、復縁の成功率をアップさせるために、冷却期間にやっておくべきことはあるのでしょうか。男性心理に効果的な冷却期間の取り方について、心理コーディネーターの織田隼人先生に教えていただきました。

<目次>

冷却期間が必要な理由

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そもそも冷却期間とはどんなもので、なぜ復縁するために必要だと言われているのでしょうか。織田先生に聞いてみました。

冷却期間って何?

まず彼と別れが決定的になったとき、すぐに復縁できる可能性は低いです。すぐに復縁しようとしても、そもそも別れる原因となった出来事はなくなりませんし、別れる原因である2人の問題も解決していないからです。そのため、いったん距離を取ることで冷静になり、会わない期間にお互いが成長することによって、再び恋愛がうまくいく可能性が高くなるのです。これが復縁において必要な冷却期間の意味です。

復縁に冷却期間が必要な理由

別れたときに彼が感じていた、彼女に対するマイナスな印象を消すために必要なのが冷却期間です。別れの原因となった問題はいろいろあると思いますが、別れたあとに反省し、同じことを繰り返さないために自分の行動を変えていく必要があります。男性は女性と違って、言葉よりも態度を信じる生き物ですので、元カレと復縁したい場合には、まず生まれ変わって成長した自分を見せる必要があります。冷却期間は、彼にまた好きになってもらうために、自分を鍛えて魅力をアップさせる期間でもあるのです。

必要な冷却期間

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冷却期間を置くときは、どれくらいの期間が必要になるのでしょうか。また、冷却期間が必要ない場合もあるのでしょうか。織田先生に教えていただきました。

復縁のために必要な冷却期間は「半年」

結論から言うと、半年くらいは冷却期間を置くことをおすすめします。なぜなら、男性は彼女のことを多少嫌いになっても、半年ほどすると悪い印象がかなり消えてしまうからです。男性にとって別れた女性は「全員好きだった女性」です。別れるときには嫌いだと思っても、時間が経つと嫌な気持ちが薄れていき、自分が付き合った女性は勲章としていい印象が残ることが多いのです。

冷却期間を置かなくてもいい場合

別れを宣言した直後に、すぐに泣きつくなどして別れを防いだ場合は、冷却期間を置かずに復縁することが可能な場合もあります。もちろん、泣きついても別れた原因が取り除かれるわけではないので、すぐに自分の心を切り替え、別れた原因となった問題に対処する必要があります。問題への対処が成功すれば、彼との関係が長期間維持できるようになるかもしれません。ただし、泣きついてもダメだった場合には、一度別れたほうがいいです。彼が納得していないのにしつこくすると、さらに嫌われて取り返しのつかない事態になりますので、一回泣きついてダメなら潔くあきらめましょう。

冷却期間の過ごし方

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冷却期間を取っているとき、復縁の成功率を高めるために女性がやっておくべきことはあるのでしょうか。また、やってはいけないことはどんなことなのか、織田先生に教えていただきました。

冷却期間にやるべきこと

冷却期間中にやるべきことは、外見の改造と内面の成長、そして別れの原因となった問題へ対処することです。それぞれについて詳しく解説します。

①外見の改造

外見の改造とは、次に彼と会ったときに好かれる外見になることです。いわゆる見た目の魅力アップが必要です。もともと付き合っていたということは、ある程度彼にとって好みのタイプだったはずです。しかし、彼と何度も会ううちに慣れてきてしまい、外見的魅力は薄れていってしまいます。そのため、復縁のためにはさらなる魅力アップが必要で、彼の好みなども考慮して服装、メイク、髪型、体型などを磨きましょう。

②内面の成長

内面は自分を成長させることです。具体的には何か新しいことに取り組むことが重要です。なぜなら、これまでの付き合いであなたの魅力はほとんど伝わってしまっている可能性が高いので、彼の知らない新しい魅力を作り出す必要があるのです。外見は会ってすぐに効果が出ますが、内面は時間をかけて彼に魅力を伝えることができます。つまり、彼に新鮮さを与えることができるのです。そのために、彼の知らない新しいことに取り組んで、内面を深めておく必要があります。

③原因となった問題に対処する

最後は彼との別れの原因となった問題に対処することです。例えばあなたが寂しがり屋で、彼にかまってと言い続けたのが原因で別れたのであれば、寂しがり屋を卒業して彼をフォローする立場に生まれ変わる必要があります。また、あなたが彼の機嫌を気にしすぎて「何を考えているかわからない」と言われたのなら、ただ彼に嫌われたくないと思って尽くすことで、自分自身にも彼にも向き合おうとしなかったことを反省する必要があります。このように別れの原因はさまざまですが、同じことを繰り返さないように反省し、そして成長することで、次は同じ問題を起こさない準備をしておくことが大切です。

冷却期間のNG行動

いくら反省しているからと言って、反省文を彼に送りつけたり、自分が成長したことを彼に報告しないことです。反省している時は、自分がダメだったことをつい謝りたくなってしまうものですが、謝ることはただの自己満足です。彼のための行動ではなく、謝ることで自分の気持ちを発散させたいだけの行動です。

また、反省して自分の考え方が変わると、それを彼に伝えたくなる場合もありますが、これもただの自己満足です。伝えたところで、彼からすると「別れた理由がやっとわかったか」と思う程度です。男性は女性ほど言葉を信じないので、態度で示す必要があります。そのため、言葉では伝えないほうがよいのです。
彼に連絡を取りたくなることもあるかもしれませんが、冷却期間中は控えるようにしましょう。

ちなみに、冷却期間中は彼とつながっているSNSはなるべく見ない、そして投稿しないようにしましょう。ほかのアカウントを使ったり、別の種類のSNSを使うようにしたりして、できるだけ自分の姿を見せないようにしてください。

冷却期間の終え方

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冷却期間が終わったら、彼にどんな方法で、何と言って連絡を取ればいいのでしょうか。織田先生にアドバイスしていただきました。

気軽な感じで連絡を取ってみる

「久しぶり」とメッセージを入れるだけでいいです。そこで返信が来れば、冷却期間は終了です。近況がどうなっているのかを確認したり、「せっかくなので久しぶりに会わない?」というように会う約束を取り付けるようにしましょう。あと、自然な流れでキレイになった自分の写真を彼に送るのがおすすめです。例えば、猫や犬などと一緒に撮った写真であれば「かわいいでしょ」と動物をほめながら、自分の変わった姿を彼に示すことができます。ちょっと変化のある写真を彼に見せることで、会ってくれる可能性が高くなります。

スルーされたら再度放置する

もし彼にスルーされた場合は、3カ月程度放置してから、再度連絡を取りましょう。畳みかけるように連絡を取ると、どんどん嫌われてしまいます。あくまでなんとなく気になったので連絡してみた、という風に装うことが重要です。

まとめ

元カレと復縁したいと思ったとき、多くの場合は半年程度の冷却期間を置いたほうがよさそうです。冷却期間は彼に連絡を取ることは控え、自分磨きや別れの原因となった問題を改善することに注力しましょう。SNSなどで彼の様子が気になる人も多いかもしれませんが、彼の様子をチェックするようなことはなるべく控え、自分の投稿も我慢したほうがよさそうです。冷却期間を終えたら、気軽な感じで彼に連絡を取って、生まれ変わった自分をアピールしましょう!

(監修:織田隼人)

※画像はイメージです

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