29歳独身女性の理想と現実～30代は怖くない～

こんにちは。恋愛コラムニストのさかもとみきです。「もう29歳だよ」「結婚は？」とまわりから余計なお世話なプレッシャーをかけられているアラサー独身女子のみなさま、いかがおすごしでしょうか。イライラを笑顔で隠し、ときに自虐的にのっかり、上手に立ち振る舞うことなんて余裕ですが、正直疲れますよね。

20代からキャリア、恋の経験値、そして大人の余裕を積み重ね、30代に向かって自分の価値は上がってきたはず。なのになぜ、29歳ってこんなにせかされ、焦るのだろう？　それは、「まだ20代」という言葉で濁して過ごしてきた「なんとなくまだ大丈夫」な日々に終わりが近づいていることを自分も感じているからかもしれません。

ただ、29歳はヤバくも崖っぷちでもありません。自分の人生と今一度向き合い、理想を形にしていくためにとても大事な年齢というだけ。今回は、29歳からの仕事、結婚、自分の人生を今以上に楽しくするための秘訣をお伝えします。

29歳問題は本当か

恋も仕事もこれから！　と、まだまだ先でいいと思っていたあれこれが30歳を目前に現実を帯びて迫ってきます。「あれ？　あの子も結婚？　出産？」と仲よしグループLINEの中でも独身友だちの割合が徐々に減ってきたり。キャリアも積んで、仕事も楽しくなってきたり、逆に壁にぶつかったり。自由でいいはずの恋すら結婚という節目を大きく意識することになったり。それらと向き合うことを余儀なくされるタイミングがまさに29歳なのです。

「29歳問題」とは

では、29歳になると何が問題なのでしょうか。たとえば、「30歳までに結婚・出産」とぼんやり考えていたビジョンに猶予がなくなります。それ以外にも「こんなはずじゃなかった」出来事が次々と起こってくるのです。

近年話題になった『29＋1』（邦題『29歳問題』）という映画作品を知っていますか？　 30歳を迎えようとするバリキャリの主人公と夢追い女子、あらゆる点で真逆の2人の女性が、香港の街角でそれぞれの「29歳ならでは」な思いを抱えて生きる様子を映画にしたものです。2017年に香港や台湾で初上映され、SNSなどでも話題を呼び、香港で興行成績トップテンに7週連続ランクイン、20万人以上を動員する大ヒットとなりました。2018年には日本でも順次公開され、アラサーはもちろん幅広い年齢層に注目されている話題作です。

29歳で起こる仕事、恋人、将来の不安などの問題と直面するこの映画は、多くの女性から共感を得ると同時に、自分の人生を見直し、考えなおすことができる前向きな作品として話題になっています。映画が注目されたのも、同じような悩みを抱えるアラサーの女性が多くいることの証明になりました。

女性にとって29歳とは

若さと勢いのあった10代20代前半をすぎ、仕事や恋愛、結婚への焦りを「まだ20代」という響きでごまかしながらやり過ごしていた女性に訪れる29歳問題。誕生日を迎えれば30歳、30代に突入します。

なんとなく人生が思い通りにならないことがうすぼんやりと見えてきて、そのこととも向き合わなければならない現実、まわりからの結婚プレッシャー、出産のタイミングなども問題として浮き彫りになってきます。

30代で夢を追っていても、結婚しても、出産しても、何も問題がないはずなのに、なぜかまわりが大問題であるかのように騒ぎ立ててくるのです。自身でも「20代のうちに」「30になる前に」という、謎の年齢期限を知らず知らず課していることも。そのためか、気持ちが揺れ動く人の多い年齢と言えるでしょう。

29歳独身女性に聞く！　恋愛の実態と結婚観

29歳の恋愛相談はリアルです。「恋人がいないけど、ヤバい？」「恋愛する気が起きない」「今の彼氏は好きだけど結婚は無理」「条件はいいけどこの彼氏と結婚していいの」……どんな状態でも悩んでしまうのです。ここではそんな29歳の独身女性のリアルな声を集めてみました。

どんな恋愛の悩みを抱えている？

恋愛において、29歳とは今までになく結婚という2文字が頭をチラつくようになります。何かしなくちゃ、決めなきゃ……と急に向き合おうとするから、焦り迷い、さらに決められません。ここでは、そんな独身29歳女性のリアルな声をきいてみましょう。

彼との未来が見えない

・「年齢も年齢だから、今付き合っている人と結婚したいが、それを醸し出すと振られそうで怖い」（29歳／生保・損保／営業職）

・「今付き合っている人と結婚して大丈夫かどうか」（29歳／情報・IT／技術職）

・「10年付き合っている彼氏がいるが結婚してくれない」（29歳／医療・福祉／専門職）

恋愛に興味が持てない

・「仕事が忙しすぎて出会いの場がない。好きな人ができない」（29歳／学校・教育関連／専門職）

・「男性と出会っても、興味が持てず恋愛感情が生まれない。男性と接するのが面倒になった」（29歳／商社・卸／事務系専門職）

・「トキメキや恋することがなくなってきた」（29歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

焦りばかりが先行する

・「恋愛体質なので心身のバランスを取るのが難しい。遊びの相手ばかりで本命ができない」（29歳／その他／その他）

・「三十路までに結婚できるかどうか」（29歳／その他／秘書・アシスタント職）

条件で相手を見てしまう

・「結婚について考える年齢になり、どうしても相手の年収や転職歴などが気になってしまう。また、正社員でない人は最初から恋愛対象にしないというひどい自分がいる」（29歳／医療・福祉／専門職）

・「結婚や妊娠についても考えていかねばならず、勢いでは恋愛できない」（29歳／学校・教育関連／その他）

・「自分の希望条件に合う男性となかなかいい出会いがない」（29歳／食品・飲料／その他）

楽しい恋愛をしてきたのに、29歳を目の前にして恋愛に悩みだすのは、感情重視の恋愛至上主義から、結婚を視野に入れた恋愛へシフトチェンジしなくてはならないと思い込むからです。切り替えがうまくいかなくて悩んでいる人が、多くいます。

彼氏がいても、相手は結婚を焦ってくれないからじれったく、もどかしい。仕事や趣味が楽しく、彼氏がいな人は恋愛の仕方を忘れてしまっている。婚活モードに入るも、条件重視の市場でトキメキが生まれず、恋愛の向こうに結婚があるという洗脳で生きてきた人は戸惑いが濃くなるばかり。まさに29歳の恋愛は何を選んだら正解なのかがわからず悩んでいる人ばかりなのです。

結婚したい？

大人になって、適齢期になったら自然に結婚できると思っていたのに、29歳になって、その気配すらない……それはなぜでしょうか。そもそも29歳独身女性は本当に結婚したいと思っているのでしょうか。

アンケートによると、29歳独身女性の約8割の人が結婚をしたいと思っているようです。私も29歳の頃はかなりその気持ちが強くなっていたし、恋愛相談者の悩みももっぱら「結婚するにはどうしたらいいか」です。この人だから結婚したい、ではなく「結婚をしたい」んです。だから今まで「好きな人と結婚して幸せになる」という頭で恋をしてきたアラサーは混乱し、いろいろと悩むのです。

結婚したい理由とは？

では、独身の自由と天秤にかけてもやっぱりしたいと思う「結婚」の魅力や理由はなんでしょうか？「結婚したい」と答えた女性たちに聞いてみました。

パートナーがいる生活がしたいから

・「まわりの結婚している人たちを見ていて、支え合えるパートナーと、いろいろな思い出を共有できることをうらやましく思うから」（29歳／食品・飲料／秘書・アシスタント職）

・「ひとりで年を取るよりも大切な人とすごしたほうが人生楽しい！　子どもがほしい」（29歳／その他／販売職・サービス系）

・「やはり将来は一番大事な人と結婚して、生活をすることが女性の幸せだと思うから」（29歳／その他／その他）

周囲の目が気になるから

・「親に心配されたくない。うるさく言われたくない。子どもがほしい」（29歳／学校・教育関連／その他）

・「同級生とか、年の近い従兄弟とか、まわりにいる人が次々と結婚していっていて、『お前はまだか』と言われるのがつらい」（29歳／その他／その他）

・「結婚をしたい訳ではなく結婚できないと思われたくないから」（29歳／医療・福祉／事務系専門職）

ひとりの将来に不安があるから

・「ひとりで生きていける気がしない、ひとりは寂しい」（29歳／その他／その他）

・「将来を考えたら結婚して安定した生活を送るほうがいいと思うから」（29歳／小売店／販売職・サービス系）

・「ひとり暮らしの期間が長いので、寂しくなった」（29歳／医療・福祉／専門職）

結婚したほうが得!?

・「現在の恋人とともに人生を歩みたいと考えていますし、子どももほしいです。現在の日本の法律では結婚をしていたほうが私たちには今後都合がいいからです」（29歳／建設・土木／技術職）

・「結婚しないと、戸籍上や社会通念的にも『他人』であり、さまざまな契約などで家族扱いされないので、不便」（29歳／学校・教育関連／事務系専門職）

結婚をするほうが制度や世間の体裁を考えると自分にとって有利に働くという認識をしている人が多いようです。はたまた寂しさを埋めるため、パートナーとの生活にあこがれて結婚をしたいという人も。それでも「好きな人がいるから」と答える人が少ないのは29歳のリアルな気がします。

結婚したくない理由とは？

29歳独身で結婚をしたくないという人もいます。では、結婚したくないという理由も聞いてみましょう。

自由が奪われるから

・「自由に使える時間が減るから」（29歳／その他／その他）

・「他人に気を使って生活するより、自由に生きたいから」（29歳／建設・土木／事務系専門職）

面倒なことが多いから

・「他人に関わること自体が面倒な上に、心身ともに自らが疲れてしまうからです」（29歳／その他／その他）

・「面倒くさそう。人と受け入れる余裕が自分にないから」（29歳／その他／その他）

デメリットのほうが多く感じるから

・「マイナス面ばかりだから。結婚すると病気も2倍、介護も2倍になる」（29歳／学校・教育関連／その他）

・「結婚することに対してのメリットが感じられない」（29歳／商社・卸／事務系専門職）

すでに経験済み

・「一度失敗しているのでもう一度同じことはできない」（29歳／学校・教育関連／販売職・サービス系）

・「離婚していて、それがトラウマになっているから」（29歳／学校・教育関連／秘書・アシスタント職）

29歳にもなるとまわりが結婚をしている人や、実際結婚をして失敗している人もいるので、結婚をしたくない人の意見にも重みがあります。自立し、自分で稼いで、公私ともに充実している人がわざわざ29歳だからといって結婚のために自分の時間を削ったり、我慢したりするのも確かにナンセンスかもしれません。

自分が本当に結婚したいかどうか、子どもがほしいかどうかを考えた上でしたくないという意見を持っている人はむしろ幸せそうに毎日をすごしているのではないでしょうか。

20代ラストはどうすごす？　30歳を迎える前にやっておきたいこと

まわりからプレッシャーをかけられたり、自分自身も迷ったりしがちな29歳。今まで仕事も恋愛もそこそこしてきたはずなのに、自分が揺らぎ、将来に対して不安が募るタイミングでもあります。でも逆に言えば、脱皮して自分をバージョンアップさせることができるのが29歳でもあります。

30歳を迎える不安とは？

では、29歳独身の女性が抱える問題は具体的にはどういったものなのでしょうか。（※1）

積み上げてきたキャリアをどうするか

・「仕事をバリバリやりたいけど、結婚できないジレンマです」（29歳／医療・福祉／その他）

・「仕事と家庭どちらに重きをおいて今後どうするか」（29歳／医療・福祉／その他）

・「結婚したとき仕事と家庭をきちんと両立できるかが不安」（29歳／情報・IT／技術職）

30代の世間的なイメージが悪いこと

・「30代というだけで、恋愛対象外にされたり、職が選びにくくなるんだろうなと不安です。また、母は私を29歳で産んでいるのでそれまでにと思っていた目標が達成できなかったのもつらいです」（29歳／医療・福祉／専門職）

・「世間的に30歳を超えた女は……みたいな扱いをされそう」（29歳／不動産／その他）

・「30過ぎても結婚していない、というだけで、人間性に問題があるのではないか、という偏見の目が強くなりそう」（29歳／学校・教育関連／事務系専門職）

高齢出産になる可能性が……

・「35歳から高齢出産と聞くので、タイムリミットが近づいているかなと感じている」（29歳／アパレル・繊維／販売職・サービス系）

・「出産の体力。結婚早くせなあかんという焦り」（29歳／医療・福祉／専門職）

・「結婚して子どももできるかな、と」（29歳／アパレル・繊維／その他）

抵抗できない老化現象

・「体重の増加や、加齢を最近感じるようになり、このまま見た目が悪くなるのか不安」（29歳／アパレル・繊維／販売職・サービス系）

・「体力の衰えや体形の変化、肌の変化など」（29歳／情報・IT／秘書・アシスタント職）

・「心身共に衰えていくことがとてもつらく、社会との関わりがしんどく感じていくことが不安要素だと思います。また、占いのような見えない悪運に対する今後の不安も多少あると思います」（29歳／その他／その他）

数年前より痩せにくくなった、酔いやすくなった、シミが出てきた……体力や美容面で年齢を感じることも増えてきたのではないでしょうか。高齢出産とされる年齢もそう遠くないところにきています。30代での婚活市場での待遇、そして仕事をどうしていくか。そしてそれらは、自分だけではどうにもならない相手が必要なことも多く、手詰まり感が気持ちを焦らせます。結婚、出産、親の問題、これら先送りしても逃げ切れないと思い知らされるのが29歳という年齢なのかもしれません。

20代のうちにやっておきたこと

そんなわけで、29歳は後悔しない30代になるためにとっても大事な1年です。まわりが四の五の言うのに耳を傾けて消耗し、焦っている場合ではありません。20代最後の年を充実させるためには、どんなことをしておいたらいいのでしょうか。
（※1）

自由気ままにぶらり旅

・「ひとり旅したい。時間を気にせずに自分の好きなことしたい」（29歳／アパレル・繊維／販売職・サービス系）

・「海外旅行。30では行きにくいので」（29歳／金融・証券／営業職）

・「国内旅行に行きたい。30歳以降だと動ける友だちがどんどん減ると予想されるから」（29歳／情報・IT／技術職）

余計なものを捨ててスッキリ

・「断捨離。30年分いろいろたまっていると思うので（笑）」（29歳／医療・福祉／専門職）

・「身辺整理してさっぱりしたい」（29歳／その他／その他）

・「残りの人生を有意義に過ごしたいので、人間関係の断捨離をやっておきたい」（29歳／その他／その他）

安定した収入

・「できれば正社員で働けるとこに転職したい」（29歳／小売店／販売職・サービス系）

・「正社員として働きたい。このまま結婚できなかったら、経済的に不安定な今の派遣社員としての働き方では不安だから」（29歳／建設・土木／その他）

・「転職。将来のため」（29歳／その他／販売職・サービス系）

若さ全開のライフスタイル

・「これから年齢を考えた服装をしないといけないので、膝上のスカートなど若い人が着る服装を楽しみたい」（29歳／医療・福祉／専門職）

・「ミニスカをはく。昨年はピンクのブーツとサンダルをはいたのだが、服装は守りに入ってしまったのが心残りだから」（29歳／学校・教育関連／秘書・アシスタント職）

・「20代の人との合コン」（29歳／印刷・紙パルプ／事務系専門職）

旅行や断捨離、自分が好きな恰好を楽しむ。「好きなことをやってきた」と29歳の年を思いきり充実させれば、30代のいいスタートが切れるはずです。20代に悔いを残さず、30代を迎える、というのが大事だとみなさん思うですね。

30代の女性が後悔！　20代のうちにやっておきたかったこと

では、実際に今30オーバーな女性陣が29歳でやらずに後悔したことってなんでしょう。（※2）

旅行は行けるときに行かないと

・「自分の親や、友だちとの旅行。結婚したらなかなか旦那抜きでは行けないし、20代のしかも独身のうちにたくさん行っておいたほうがいい。母親から、2人で旅行に行ってみたかったな、と言われて後悔した。子どもが大きくなるまで待っていてとは言ったけど、親が若いうちに行きたい」（30歳／商社・卸／営業職）

・「海外旅行。年を重ねて思い切りが悪くなったから。若いうちに行っておけばよかった」（31歳／自動車関連／秘書・アシスタント職）

・「旅行。今（30代）は子育て真っ只中なので、体力や、自分のために使えるある程度のお金がある20代のうちに行っておけばよかった。私の20代は節約ばかりで、旅行を我慢していたので、あまりどこか行った記憶がない」（33歳／生保・損保／事務系専門職）

遊んでいる場合じゃなかったかも

・「資格取得の勉強。結婚し子どもも産まれ……。ほしい資格はあるが勉強の時間も試験に行く時間も取れない。だんだん記憶力も落ちてきて、早いうちにとっておけばよかったと思っている」（32歳／金融・証券／専門職）

・「勉強。今とちがった人生になっていたと思うから」（35歳／その他／販売職・サービス系）

・「留学。結婚して子どももできた今、留学はとてもできる状態ではありません。自由に過ごせるときで、たくさんの刺激を受けて吸収できるときに異文化に触れて世界を広げたかったです」（32歳／団体・公益法人・官公庁／その他）

結婚は若いからこそのメリットも

・「結婚。若い見た目のうちにウェディングドレスを着たかった」（31歳／情報・IT／事務系専門職）

・「結婚と出産。子育てに体力が必要だから」（38歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）

・「実際は30過ぎて結婚したが、やはり早めに結婚できて子どもが3人くらいほしかった」（36歳／その他／その他）

今となってはお金も貯められない

・「貯金かな～子どもできる前に貯めないと厳しいですね」（35歳／医療・福祉／事務系専門職）

・「貯蓄2,000万円達成を30歳になる前にしておきたかったです。30代になると、子育てで思うように貯蓄ができなくなるため」（35歳／金融・証券／営業職）

・「彼氏に貯金をさせておくべきだった。結婚して相手の貯金がなくて苦労しているので」（30歳／機械・精密機器／営業職）

貯金やスキルアップをしておけばよかった、やりたいことを我慢せずにやっておけばよかったというリアルな感想が突き刺さりますね。自分が自由に使える時間が減るというのは、人生の先輩のリアルな声の通りです。夢ややりたいことがある人は、結婚、子育ての前に全力で取り組んでおくほうがベターでしょう。

30歳から婚活、結婚、出産を見据える女性がぐっと増え、そしてそれらは相手がいるからこそ、動き出すともう後戻りできないほど早く進み、家族として機能しはじめます。29歳独身というのは「まだなんでもできる」貴重な時間なのです。

30代を楽しむために29歳を上手に使うべし！

29歳というと、30代に王手をかける1年になるので焦る女性も多いようです。しかし、まわりの声はどうあれ、その30代を過ごすのは自分自身です。新しいスタートのためのターニングポイントと考え、やっておくべきことと、これからの自分がどうなりたいかを考えれば、30代はさらに楽しくなります。

20代でやり残したことがあると思った人は、この１年で後悔しないようやってみましょう。将来がなんとなく不安な人は、理想の3年後を考え、自分が今何をすべきかを今考えてみてはどうでしょうか。29歳という響きに焦らず、いい機会と捉えて、ステップアップの年にしてください。

（さかもとみき）

※画像はイメージです

マイナビウーマン調べ
（※1）
調査日時：2017年4月6日～4月7日
調査人数：218人（29歳の独身女性）
（※2）
調査日時：2017年4月5日～4月7日
調査人数：105人（30歳～39歳の女性）