「自意識過剰な女性」の特徴～思いこみの激しい痛い女だと思われないためには？～
「自意識過剰」とは自分のことを意識しすぎることで、自意識過剰な人は自分の見た目や行動が他人からどう思われているかを、必要以上に気にします。こと恋愛においては、「あの人絶対私のこと好きだわ……」「私にアプローチしてくるなんて身の程を知らない男ね！」といった思い込みをしがち。あなたは自意識過剰な痛い女になってませんか？ 今回は「自意識過剰な女性」の特徴や、思いこみの激しい痛い女だと思われないための方法について、社会人男女にとったアンケートや専門家のコメントをもとに紹介します。
「自意識過剰な女性」の特徴6つ
まず初めに、「自意識過剰」と思われてしまう女性にはどのような特徴があるのでしょうか。社会人男性368名に聞いてみました。
（1）外見を気にしすぎる
・「鏡を頻繁に見たり、髪をいじったりを頻繁にしたりする」（34歳／食品・飲料／営業職）
・「誰も気にしていないのに、頻繁に化粧を直しにトイレに行く人」（33歳／小売店／販売職・サービス系）
他人が見て「ちょっと気にしすぎじゃない？」と思うほど、頻繁に身だしなみを気にする女性は「自意識過剰」だと思われるようですね。本人からしたら少しの乱れも気になるのかもしれませんね。
（2）太っていると思い込む
・「体重や太っていることを過剰に気にしている」（31歳／機械・精密機器／事務系専門職）
・「太ってもいないのに、常にダイエットを意識している女性」（29歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）
実際はそんなに太っていないのに、「自分は太ってる」と思い込みの激しい女性、あなたの周りにもいませんか？ 美意識が高すぎてストイックすぎるのも、周りからしたら「自意識過剰」に映ります。
（3）周囲の目や評判ばかり気にする
・「やたらと自分の評判ばかりを気にしてる」（31歳／通信／販売職・サービス系）
・「周囲からの評価をやたら気にする。周りと比べたがる」（34歳／自動車関連／営業職）
自分が人からどのように評価されているのか気にする人は多いでしょう。しかし自意識過剰な女性は、人からの評価に左右されて動きがち。自分と他人をやたらと比較する傾向も強いようですね。
（4）被害者意識が強い
・「勝手に自分のことだと思って気にしてしまう人」（23歳／その他／その他）
・「その人のことを言ってないのに、自分のことだと勘違いをよくしてる」（34歳／その他／販売職・サービス系）
決してその女性のことを話題にしていたわけではないのに、自分のことを言われているのだと思い込む傾向もあるようです。中には、勘違いをして怒り出してしまう人もいるのだとか。
（5）常に人に見られていると思っている
・「常に自分が人に意識されていると思っている」（26歳／その他／営業職）
・「常に自分が見られてると勘違いしている」（34歳／機械・精密機器／事務系専門職）
人の視線が常に自分のほうを向いていると勘違いしてしまうような特徴も見られるようです。
（6）何事も深く考えすぎてしまう
・「考えすぎる。言葉をやたら気にする。ネガティブ。僕ですね」（26歳／その他／その他）
・「他人の意見を気にしすぎる人。他人は思ってる以上に人のことを見ていない」（34歳／食品・飲料／技術職）
相手が軽く言った言葉も、深刻に受け止めすぎたり、実際にはない裏の意味を探ったりしてしまう傾向もあるようです。何事も深く考えすぎて、一人で思い悩んでしまうことも少なくないようです。
自意識過剰な女性は、周囲の目や評価を気にするあまり、被害者意識が強かったり、思いこみが激しかったりするようです。そのため自分軸で行動するというよりも、他人に行動を左右されがちのようです。
男性ドン引き！ 「自意識過剰」だと思う女性の言動6つ
周囲の目を必要以上に意識してしまう彼女たちですが、その言動に思わず「気にしすぎ！」と引いてしまう男性は多いようです。男性をドン引きさせる行動とはどんなものなのでしょうか……!?
（1）悪口を言われた、と勘違い
・「私の悪口を言わないでと、悪口を言ってもいないのに言ってきた」（22歳／その他／その他）
・「友だちが話していることに対して、自分の悪口を言われていると思い込んでいる」（28歳／その他／販売職・サービス系）
悪口どころか話題にもしていない女性がいきなり「悪口を言わないで！」と怒ってきた……。そんな経験をした男性もいるようです。怒鳴りつける前に、本当に悪口を言われたのかどうか確認をとってほしいですよね。
（2）常に自分の姿をチェック
・「周りに鏡になるようなものがないときに、水たまりを見ながら髪をセットしていた人」（29歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「どこでも常に鏡で自分を見ている」（29歳／小売店／販売職・サービス系）
会話の途中で、食事の途中で、鏡を取り出し身づくろい……。楽しい時間に水を差される行為に男性もガッカリしてしまうよう。
（3）人の目を気にしすぎ
・「人目を気にして、人が多数集まるところへは絶対に行かない」（30歳／小売店／販売職・サービス系）
・「誰も見てないのに、自分の格好ばかり気にして人の話を聞かなかった」（29歳／情報・IT／営業職）
人の目を気にしすぎるあまり、デートの場所が制限されたり、デートに集中してくれなかったり……せっかくのデートもこれでは全然楽しめないですよね。
（4）化粧直しにやたらと時間がかかる
・「化粧直しにトイレに入ったまま30分ほど出てこない」（25歳／学校・教育関連／販売職・サービス系）
・「会社の飲み会で、途中に化粧直しに何分もかける人ですかね」（33歳／情報・IT／技術職）
化粧直しはいいですが、その時間のかかりように引いてしまう男性も。デート中であれば、彼女が化粧直しに行くたびに、待たされる彼氏が気の毒ですね。
（5）私、太っているから……
・「ガリガリな人がさらにダイエットしようとしてる」（27歳／金融・証券／専門職）
・「痩せているのに太っていると思っている」（31歳／その他／その他）
全然太ってないのに「痩せよう」とする言動に男性陣もゲンナリ。いくら「太っていない」と伝えても本人には伝わらないのだから切ないですよね。
思い込みや被害者意識が強いあまりに、男性にあらぬ言いがかりをつけてきたり、意思疎通が上手くいかなかったり……。こういった言動に多くの男性はドン引きしていることが分かりました。
脱勘違い女！ 「自意識過剰」を治す方法
最後に、自意識過剰を直す方法について、男女心理に詳しい織田隼人先生に教えてもらいました。
織田先生：
自意識過剰には「自己評価の高すぎる」ものと、「自己評価の低すぎる」ものの2つがあります。「自己評価の高すぎる人」は派手なファッションを好んだり、自慢が多いほか、どんなテーマでも、会話の中心を自分に持っていこうとします。一方「自己評価の低すぎる人」は、ちょっとした失敗を過剰に気にして、いつまでも引きずる傾向があります。言動こそちがいますが、両者に共通するのは「他人からの目や評価」を気にしすぎる点です。
では、それぞれ自意識過剰を治すにはどうすればよいでしょうか。まず「自己評価が高すぎる人」の場合は、「他人に興味を持つ」ことと「自分語りを減らす」ことから始めましょう。自分に向いてる過剰な意識を、他の人に向けことで、自分への意識は減ります。会話の際、自分を中心に持っていこうとせず、「面白い！興味深い！」と、他人の会話を掘り下げたり盛り上げるよう心がけましょう。とは言えつい、自慢をしてしまうなど、いつもの自分がでるときもあるでしょう。そのときは気付くたびに「しまった」と反省を繰り返すことで、改善されていきます。
「自己評価の低すぎる人」は、「まあいいや」を口癖にしましょう。他人ではなく、自分が自分自身を許すことで、他人からの目や評価を気にすることが減っていきます。「自分にフォローを入れる癖」をつけるのがポイントです。深く考える前に、「まあいいや」と口にすることを習慣化してしまいましょう。
まとめ
「自分をよく見せたい」という気持ちは誰しも持っているもの。しかしその気持ちも度を越すと「自意識過剰」だと周囲に煙たがられてしまいます。他人の目や評価が気になって行動してしまう、という人は、こちらで紹介した内容を参考に、ぜひ自意識過剰から脱却してみてはいかがでしょうか？ きっと自分らしく振舞えるようになって、人生がもっと楽しくなるはずですよ。
（監修／織田隼人 文／ファナティック）
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時2017年3月3日～2017年3月7日
調査人数：368人（22歳～34歳の男性）
