職場不倫カップルの見破り方って? ハマりやすい女性の特徴
「一瞬の快楽のために、人生を棒に振るなんてバカじゃないの?」
……近年著名人の不倫が多く報道されるたびに、そう思う人もいるのでは? 愛妻家で有名だった芸能人、誠実そうな政治家、「まさかあの人が不倫を!?」と驚くことも多くありますよね。しかしそれは、有名人だけの話ではありません。あなたの職場にも実は隠れて不倫をしているカップルや、隠れているつもりなのに周囲にバレバレなカップルはいませんか?
そんな職場不倫カップルの見破り方や、職場不倫にハマってしまいやすい女性の特徴をチェックしておきましょう。
女性たちが見た「職場不倫バレバレなカップル」って?
それでは早速、実際に職場での不倫に気がついてしまった人の体験談を見ていきましょう。知りたくないのに、あまりにもわかりやすくバレバレなため、気がついてしまうという人が続出しているようです!
妙によそよそしい
・「携帯をいつもいじっていたり、ある特定の人(不倫相手)とは、絶対に目を合わせたり話したりしないので不自然」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「以前は仲よく話していたのに、妙によそよそしくなると怪しいと思います」(32歳/その他/その他)
・「その人とだけ目を合わさないようにしている様子があるとき。やましいことがあると、隠したくなると思うから」(32歳/金融・証券/専門職)
それまでは普通に接していたのに、あるいはほかの同僚とは普通に接するのに、ある日を境に急によそよそしくなると周囲も気がついてしまうようですね。自分ではきっと「これまで通り変わらず接しているつもり」なのでしょうが、人間意識しすぎるとつい極端な行動に出てしまうものです。次は逆のパターン!
帰宅時間や有休のタイミングが同じ
・「同じ日に有休を取っているなど。それが重なると怪しいと思うから」(29歳/学校・教育関連/専門職)
・「遅くまで残業してるとき。彼を待ってるのかなと思うから」(28歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「帰宅時間のタイミングが合うことが多すぎる」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
「偶然なんです!」と装っていても、実は周囲からはバレバレということが多いみたいです。有給や帰宅時間など、もちろん偶然同じタイミングになってしまうことはあります。しかし、数回ならまだしも週に2回以上、あるいは有給が毎回同じだと、さすがに周囲も気がついてしまいますよね。
瞬間的な目配せ
・「目配せして、2人でニヤニヤしている様子を見て、怪しいなと思ったら不倫していた」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「その相手とすれちがったときに見せる、瞬間的な目配せ」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「わざとバラしたいんじゃないかと思える行動をわりと取っている。アイコンタクトしてたりとか」(32歳/自動車関連/技術職)
目配せやアイコンタクトは「2人だけに通じる秘密の合図」なんて本人たちは思っているのでしょうが、意外と周囲にはその様子が丸見えだったりします。実害はないものの、なんとなく見てしまった側はテンションがだだ下がり。地味に迷惑な行為です。
不倫相手や不倫相手と関わる異性に対する目が厳しい
・「特定の男性社員に対してだけ明らかに態度がちがうし、その男性社員とほかの女性社員が話をしているのを見ると機嫌が悪くなって突っかかってくる」(31歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「女性のほうが男性のほうにいつも目を光らせるようになった」(31歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「行動を目で追いかけたり、嫉妬の眼差しで見ていたりする瞬間だと思う」(24歳/その他/営業職)
「百歩譲って、不倫にはとやかく言わない、でも仕事に私情を挟むな!」とイラッとする社内不倫の行為ナンバーワン! 思わず、「何しに職場に来ているんだ!」「私はまったくタイプじゃない!」と怒鳴ってしまいそうになります。
不倫にハマりやすい女性の特徴
こういった職場不倫は、珍しいことではありません。女性も男性と同じくバリバリ働く時代となったことも、職場不倫の増加を後押しいている要因のひとつではないかと思うのです。
たとえば、「仕事を一生懸命がんばりすぎた結果、彼ナシで30歳を過ぎてしまった」という女性は、現在の日本において少なくありません。結婚には興味がなかったとしても、働く女性であれば、凹む夜や落ち込む日など、誰かに精神的にもたれかかりたくなる日もありますよね。
そんなときに、偶然同じタイミングで残業している男性がいれば、たとえその男性が既婚者だろうとタイプでなかろうと、優しくされてつい……ということは誰にでも起こりうることです。これは女性側が既婚者である場合も例外ではなく、「旦那に仕事のことを理解してもらえない」なんて不満を抱いている場合にも起こります。私が見てきた多くのW不倫はこのケースが多いです。もちろん同じ状況であったとしても、職場不倫にハマらない女性もいます。
職場不倫にハマってしまう女性の多くは、「自分は仕事を一生懸命がんばっているのに(評価として上司に)認めてもらえていない」「仕事では成功しているけど、恋愛面ではうまくいかないことが多い」「心を許せる友人や恋人、配偶者がいなくて、寂しさや辛さを吐き出せる相手がいない」という悩みを抱えていることが共通点として当てはまります。
職場不倫はどうして起こる?
とはいえ、不倫、特に職場での不倫にはかなりのリスクがつきまとうことは、多くの人が理解をしているはずです。では、なぜリスクをおかしてまで人は職場不倫をするのでしょうか?
前述のように、寂しさを抱えている状態や、心に隙間がある場合、冷静な判断ができなくなってしまう、ということはあります。「頭ではわかっている。でも気がついたら好きになってしまっていて、どうしようもなかった……」という状態です。人は心が弱っているときにやさしくしてもらえると、どうしてもその相手に対し好意を抱いてしまうので、これはなかなか抗えないことだと思います。
逆に既婚者である男性側が不倫をする理由はなんなのでしょうか? 「男性の不倫=性欲」というイメージが多く、実際にそういう目的で不倫をしようとする男性は多くいますが、意外と男性は性欲目的だけではないことも。単純に「ドキドキする恋がしたい」という既婚男性も多いのです。
社会人生活に慣れてしまえば、毎日職場に来て仕事をすることにうんざりしたり、マンネリしたりしてしまいますが、「ドキドキする恋愛対象が職場にいる」というだけで毎日職場に来るのがちょっと楽しくなる、という心理があります。しかも、ちょっとしたスリルや背徳感により、性行為が盛り上がったり気持ちよく感じたりするというのも、職場不倫が蔓延する原因なのではないかと思います。
職場不倫が起こりやすい状況って?
続いては、職場不倫が起こりやすい状況について見ていきましょう。多くの職場で起こる可能性はありますが、起こりやすさ、起こりにくさは当然あります。
男上司が女部下を教育しているとき
既婚男性の上司が新入社員や部下などの女性を教育しているという状況は、「不倫の温床」です。自分が知らないことを教えてくれる相手というのは、やはりカッコよく見えますし、特に新入社員の場合3~10歳程度年上の男性は憧れの対象となります。そんな状況を恋愛感情へと上手にすり替えることが得意な男性は、「教育」という名目でアメとムチを使い、部下の女性を愛人へと導くことが可能です。
同じタイミングで残業をしていることが多い
22時以降に人気のなくなったオフィスで残業をしていると、残っている者同士、妙な連帯感が生まれることがありますよね。特に深夜まで残っている場合は「急なトラブル」「どうしようもない厄介な案件」など、精神的負荷のかかるもの。なので「今日も残業?」「何かあったの?」「手伝うことある?」なんて会話から、一気に距離が縮まることも多くあります。
見知らぬ土地への転勤が多い職場
毎年のように転勤がある会社では、既婚男性の妻は専業主婦になり転勤についていくことが多くあります。しかし、専業主婦ゆえに見知らぬ土地で友だちも話し相手もいない。そしてだんだんそのストレスが溜まりに溜まり、家ではヒステリックに……。その状況から逃避するかのように、職場で若い女性に手を出す既婚男性、という構図はかなり多く見られます。
もちろん、既婚男性の妻がヒステリックにならなかった場合でも、「どうせすぐ転勤するし」と、気軽に転勤先の店舗や支社のアルバイトの女性に手を出す男性が多い傾向にはあります。
不倫に足を踏み入れないために
自分では「不倫をしない!」と思っていても、ついうっかり不倫に足を踏み入れてしまっていた、という人は少なくありません。たとえ自分は該当しないと思っていたとしても、不倫を防ぐために以下のことを常に意識しておくようにしましょう。
①職場の上司や同僚を異性という目で見ない
②慰謝料、解雇、人事異動、減給、離婚など、数多くある「不倫の代償」について知っておく
※一般的に既婚者とわかっていて不倫をした場合、相手の妻から慰謝料を100万円程度請求されます。100万円を支払ってでも関係を持つべき相手か? と冷静に考えましょう!
③「妻とは離婚協議中で……」「いつか絶対妻とは別れるから……」などと言っていても、ほぼすべての場合、離婚しないことを知っておく
とはいえ、どうしても心が弱っていると、ついうっかりということもあります。なので、同性異性問わず、なんでも話せる友人や、ストレス解消法を持っておくことも大切です! 不倫というのはあまりにも費用対効果の悪い人間関係。心の隙間に入り込まれて、蝕まれることのないように注意しましょう!
(穂高あんず)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数106件(22歳~34歳の働く女性)