「嫁ブロック」って本当にあるの? ○○%の男性が「ある」と回答、気になる理由は……
夫の転職や起業が妻によって阻止される「嫁ブロック」という言葉がジワジワと浸透しつつありますが、実際にそんなことはあるのでしょうか? というわけで、彼女や妻に起業や転職を反対されたことがあるか、働く男性に聞きました。
Q.彼女や妻に転職や起業を反対されたことはありますか?
「ある」……8.5%
「ない」……91.5%
彼女や妻から転職など反対されたという男性は1割弱。では、反対されたことで転職や起業をあきらめたという男性にどんな理由で反対されたのか詳しく聞いてみましょう。
■相手の気持ちを尊重した
・「ブラックだと言われた。面倒だから」(29歳/自動車関連/技術職)
・「会えなくなるから嫌だと言われた。向こうの気持ちを尊重した」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
・「(反対された理由は)評判がよくない。もっともだった」(36歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
彼女や妻から転職したら会う時間が少なくなると反対されたという男性もいるようですが、そういわれたことで相手を寂しがらせることに気づいて思いとどまったようです。反対するからには、何かしらの理由があるのだろうから相手の気持ちを尊重して転職や起業を思いとどまることも多いようですね。
■会社の将来性を心配された
・「中小企業はやめてほしいと言われました。悩みましたが、選んだのは自分ですので」(33歳/不動産/営業職)
・「賃金が下がることについては特に反対はされなかったけど、勤務体系が変わることや、会社の将来性が見通せなくなること(転職先が中小企業)について反対されました。自分でも考え直した結果、現在の仕事を続けていくことで納得できた」(38歳/金融・証券/営業職)
転職先の企業について将来性が見られないなど心配されたことで、転職を思いとどまったという男性も。賃金が下がることだけなら納得はできるけれど、彼女と話すことで勤務体系が変わるなど細かい点で、転職前よりも待遇が悪くなることに改めて気づかされることもあるのでしょうね。
次に、反対されたけれど押し切って転職したという男性にもどんな風に反対されたのか聞いてみましょう。
■どうしても転職したかったので押し切った
・「転職を頭ごなしに否定された。黙らせた」(35歳/金融・証券/営業職)
・「転職しすぎ(と反対された)。(転職したのは)自分が決めたことだから」(33歳/情報・IT/技術職)
・「子どもができたので、反対された。どうしてもやめたかった」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
転職回数が多すぎる、子どもができたのに転職するのはタイミングが悪すぎるなどの理由で反対されたようですが、最終的にはどうしても今の会社を辞めたいということで押し切ったみたいですね。彼女や妻が反対する気持ちもわかるものの自分で決めたことはやり通すという男性も少なくはなさそうです。
<まとめ>
転職を考えるからにはそれ相応の理由があるのだろうとはわかっていても彼女や妻の立場としては不安も大きいもの。とはいえ、頭ごなしに否定するのは考えものです。彼の人生は彼のもので、決めるのは彼なのですから。どのようなビジョンをもって転職や企業を考えているのかという彼の姿勢が大事なのかもしれないですね。
(ファナティック)
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※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数118件(22歳~39歳の社会人男性)