入場無料！　猫のチャリティイベント「ちよだ猫まつり2016」が開催

作成: 2016.02.17

猫イヤーと呼ばれる2016年、全国各地で猫関連のイベントが開かれ、にぎわいを見せています。そんななか、全国初の試みとして、区役所を会場とするチャリティイベント「ちよだ猫まつり」が2月20日・21日の2日間にわたって、千代田区役所にて開催されます。音楽あり、アートあり、猫グッズの販売ありと、さまざまな企画が行われる同イベント。子どもから年配の方まで、世代を問わずに楽しめること間違いありません！　気温も春めいてくる来週末は、「ちよだ猫まつり」に出掛けてみませんか？

「ちよだ猫まつり」ってどんなイベント？

「ちよだ猫まつり」のテーマは“人と猫の共生”。会場となる千代田区は2011年、全国に先駆けて飼い主がいない猫の殺処分ゼロを実現し、現在まで4年間継続しているなど猫への取り組みが厚い地域です。同イベントの収益金は、飼い猫がいない猫のために活動するボランティアグループ「一般社団法人ちよだニャンとなる会」へ寄付され、保護活動や医療費に使用されるなど、猫のために生まれたチャリティイベントです。

ちよだ猫まつり

「お祭りとして楽しみながら、『人と動物の共生』について考えてほしいと感じたことが開催のきっかけ」と話す、イベント実行委員の古川さん。「同イベントを通して、動物愛護にあまりなじみのない人にも、猫の殺処分問題について知識を深めてほしいです」と思いを語ってくれました。

スタッフさん教えて！　おすすめイベントTOP3

ちよだ猫まつりの目玉は、2日間にわたって行われるイベントの数々。獣医師によるセミナーや猫グッズ販売、コンサートなど多彩な企画が予定されています。そのほかリアルな猫が目をひく「リアル猫ヘッドアートプロジェクト」など珍しいものも多く、どれに参加しようか迷ってしまう方も多いはず。そこで古川さんに、おすすめイベントを3つ教えてもらいました。

まずは、インパクト抜群の「リアル猫ヘッドアートプロジェクト（20日・21日）」。人形作家の佐藤法雪さんによる羊毛フェルト製“法雪リアル猫ヘッド”をかぶって、記念撮影をするイベントです。持参したカメラでの撮影も可能なので、思い思いのポーズで楽しんで。先着100名様限定のため、興味のある方は早めに会場に向かいましょう！

法雪リアル猫ヘッドをかぶって、パシャリ。

2つめは、ミュージシャンの近藤研二さんと山田稔明さんによるミニライブ（20日）。2人ともファンの間では、熱烈な愛猫家として知られている「猫男子」なのだとか。ももいろクローバーＺの編曲やバンド活動など、それぞれに実績を残している音楽家2人のセッションに大注目です◎

近藤研二（写真左）＆山田稔明（写真右）

3つめは、区内で保護された生後3ヶ月から10歳までの猫たちが、飼い主を求めて集まる「猫の譲渡会（21日）」です。獣医師の立ち会いのもと、猫との暮らし方についても指導してくれるので、これまで猫を飼ったことのない方でも気軽に参加が可能。新しい家族がほしい方は、ぜひ足を運んでみてください。

うちの猫が一番！　愛猫写真が大集合する写真コンテストも開催

さらに今回は、写真コンテストも同時開催！　家の中で撮影された「飼い猫」の写真を、公式HPにて募集。応募写真は会期中に会場へ貼りだされ、来場者投票が行われます。さまざまな賞と記念品が用意されており、受賞者は21日の17時頃より会場と公式facebookにて発表される予定なので、みんなの愛猫をおさめたベストショットの数々を、猫仲間とのぞきにいきましょう。

キュートな写真が大集合

キュートな猫グッズを手作りできる♪　注目のワークショップをご紹介

同イベントでは、アクティブに参加したい方にぴったりの体験型ワークショップも行われます。例えば、プロのカメラマンが猫を撮るコツや心得を伝授してくれる「八二一先生の猫の写真教室」には、元祖“ニャンドル　はっちゃん”を生み出した、八ニ一さんが講師として登場！　かわいい猫のベストショットをおさめたい方必見です。