働く女子に聞き込み! スケジュール管理はアナログ派? デジタル派? それぞれのメリット
近年はスマホの普及で、外出先でもアプリなどに保存しておけば手帳がなくてもスケジュールを確認することができるようになりました。ですが、従来のアナログ式の方が何かと便利な場合もあります。スケジュール管理の方法について、社会人の女性に聞いてみました。
Q.スケジュール管理は、次のどちらでおこなっていますか?
アナログ派(手帳やノートに書き込み)……48.7%
デジタル派(スマホやPCに打ち込み)……32.6%
管理していない……18.7%
半数近くの人が、手帳やノートを利用してスケジュールを管理していると回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。
【「アナログ派」と回答した女性の意見】
安心感がある
・「データが消える心配がないので。見やすいので」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「データは電池がないと見られない」(28歳/電機/営業職)
後に残すということを考えれば、断然アナログの方がいいという意見です。デジタルの問題点は何かのトラブルが起きたときに一瞬にしてすべてのデータが消える可能性があること。手帳はなくさない限りそのような心配はありません。
利用価値が高い
・「思いついたときに書き込めるし、ペンの色を変えたりシールを貼ったり、いくらでもカスタマイズできるから」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「書くことで記憶に刻まれやすくなるから」(28歳/学校・教育関連/専門職)
ペンを使って書くことに価値を見いだす人もいます。特に女性は自分らしい手帳を一年かけて作り上げることに楽しさを感じる人も多く、自分で書いた方が忘れにくいというメリットもあるようです。
【「デジタル派」と回答した女性の意見】
荷物が少なくて済む
・「スマホに入れておけば、わざわざ手帳を持ち歩かなくてもどこでも確認できるから」(25歳/その他/その他)
・「荷物が減るし、手帳代がかからないから」(33歳/情報・IT/技術職)
スマホ一つで手帳の役割までこなしてくれるため、手帳とペンを持ち歩く必要がなく、荷物が少なくて済むというメリットがあります。毎年気に入った手帳を買うにもそれなりにお金がかかるもの。スマホなら気に入ったアプリを無料で手に入れることもできます。
デジタルならではの機能性
・「思い立ったらその場で更新できるから」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「デジタルでアラーム通知をしておくと忘れにくいので」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
期限間近のアラームやイレーサーなしでも簡単に書き換えできることに便利さを感じるという意見も。何度も書き換えて見た目がごちゃごちゃにならないのもいいところです。メモなど書き留めておくことが少なく、時間ベースで動いている人にはデジタルでのスケジュール管理は向いているかもしれません。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、スケジュール管理は確実性が第一です。どちらの管理方法が適しているかは、仕事内容やスケジュール確認の頻度によって変わってきます。自分のライフスタイルに合わせて、もっとも適した方法で管理しましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数295件(22歳~34歳の働く女性)