「これはないワ~」と思った男子の財布【イラストコラム】
陽気もあたたかくなってきて、いよいよ春到来というこのごろ。
春はいろんなことが一段落ついて、新しいことがはじまるときでもありますが、お財布は春に使いはじめるのがいいと聞きますね。「春=張る」で、「お金がたくさん入ってくるお財布になるから」ということらしい。
風水的なことは気にし出したらキリがありませんので、ちょっと気に留めておくくらいでいいとは思いますが、お財布は生活していくためのお金を出し入れするものですから、高価でなくともそれなりのものを持っていたいですよね。
女性たちが「これはないワ~」と思った男子のお財布としてよく耳にするのは「マジックテープ」のお財布。
さすがにアラサーの今、まわりで使っている人を目にする機会は減りましたが、学生時代は「彼氏が学年誌の付録みたいなマジックテープのお財布を使っていて、本当にもう捨ててほしい……」なんて話を聞いたりすることもありました。
大人の男性がマジックテープを使っているとおもしろく感じてしまうのはなぜでしょうね。やはりあの「ベッ」という音のせいかしら。
「ボロボロ」「大量のポイントカードでぎゅうぎゅう」のような乱雑な扱いを受けているお財布にも、厳しい女子の視線が向けられます。
擦り切れたお財布を手に「形見だから……」なんて言われたら泣いてしまうけど、特に思い入れもなくただ買い替え時を失っているだけのようなら、「次の誕生日にはお財布を贈ってあげよう」と考えるのもいいかもしれません。
「ポリ袋」は言語道断。「節子、それ財布やない……ポリ袋や……!」
ポリ袋を使うくらいなら、いっそポケットに紙幣や硬貨をねじ込むだけの西欧スタイル(イメージ)のほうがいいですね。
そのほか、かわいすぎたりゴツすぎたりするお財布に対しても微妙な反応が。
「中身が入ってれば外身はどうだっていいだろう!」という声も聞こえてきそうですが、女子の本音は「でもねぇ……」。
「ださいよ」「それやめて」と伝えるのは気が引けますので、うまく買い替える方向に誘導できるといいかもしれませんね。
「春財布」の話ができる今の時期はチャンスです。
文・イラスト MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)/OFFICE-SANGA
※この記事は『お金がないからポリ袋で代用!? 「これはナイわ~」と思った男子の財布・6選』を再構成しています。