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【ズボラ女子の片づけ術】行動パターンに合わせた片づけ収納術で、すっきり&使いやすい空間づくり

古堅純子

仕事や遊び、デートに自分磨き……毎日とにかく忙しい! 貴重な時間をもっと有効に使いたい働く女子のために、整理収納のプロ、幸せ住空間セラピストの古堅純子先生が教える「時短につながる片づけ術」をご紹介します。モノを置く場所を少し工夫するだけだから、ズボラな人もラクに実践できます。先生のご自宅の実例を参考に、ラクしてすっきり空間をキープする方法を見直してみましょう。

■「グルーピング」で快適キッチンに!

キッチンのモノの配置はどのように決めていますか? 家電も棚の中身も、サイズや種類別に配置している人が多いのではないでしょうか。時短をかなえるなら、種類ではなくあなたの「行動パターン」にもとづいた配置をしてみましょう。

古堅先生が自宅のキッチンで実践しているすっきり空間キープ術は、行動パターンに合わせた「グルーピング」。たとえばご飯を用意するときには、まず米びつから米を取り出し、シンクで研いで、炊飯器に入れてスイッチをON。炊き上がったら、茶碗によそってお盆に乗せ、食卓まで運ぶ、という行動をとりますよね。この一連の流れで使うモノを、一つのエリアにまとめて配置しておくだけ。炊飯器を中心にして、下の棚に米びつを、引き出しにしゃもじやお箸を収納。上の食器棚によく使う茶碗を、横にはお盆を……という具合。シンクは、このエリアの真後ろにあります。ほかにも、コーヒーカップとドリップパックを同じ場所に、といったように、一つの作業で使うモノをグルーピングして置いておくことで準備がスムーズにでき、時短につなげることができるのです。

■出かける前の準備も時短!

ばたばたするお出かけ前は、洗面所の収納を工夫して時短をはかりましょう。キッチンと同じく、行動パターンにもとづいたグルーピングがオススメです。古堅先生が行っているのは、洗面台の下の引き出しの一つをヘアセット専用のスペースにしてしまう方法。ドライヤーやブラシ、カーラーなどをまとめています。さらに、落ちた髪の毛を掃除するためのティッシュとゴミ箱もいっしょに。いろいろな場所から道具を出して、またそれぞれしまって……というのは面倒ですよね。この方法を使えば、一つの引き出しだけで完結することができるうえに、すっきりとした空間をキープすることができるのです。

 

グルーピングを使った収納は、いろいろな場所に応用できます。自分の行動パターンに合わせて工夫してみましょう。時短をはかれば、時間をもっと有効に使えます!

(平林理奈/Playce)

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