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就活生のソーシャルメディア利用3割―利用しても「サブアカ取得」「見られたくない投稿は削除」

就職活動時に何を参考にしていましたか?

連合(日本労働組合総連合会)は、4月28日~5月7日にかけて、就職活動の経験がある大学生・院生を対象に「就職活動」について調査を実施した。

【居心地のよさ求める新入社員、安定重視の傾向続く ─ 日本能率協会調べ】

同調査は、20歳~25歳の男女で、就職活動の経験がある最終学年の大学生・院生(就活生)、または、2014年4月から就職した社会人1年生を対象に行った。有効サンプル数は1,000件(就活生:男性250名、女性250名、社会人1年生:男性250名、女性250名)。

就職活動時に何を参考にしているか(いたか)尋ねたところ、「就職活動情報サイト(リクナビやマイナビ、日経就職ナビなど)」が61.7%と最も高かった。以下、「友人の話」53.0%、「就活仲間の話」(43.9%)、「家族の話」(39.8%)、「大学等の先生・教授の話」(37.8%)と続く。また、「ソーシャルメディア(SNS)」は13.2%が参考にしてることがわかった。

ソーシャルメディアを就職活動に利用(ソー活)したか聞くと、31.5%が「活用した」と回答した。具体的な活用方法については、「企業の公式アカウントをフォローした」(11.8%)や、「就活仲間とつながりを持った」(10.8%)、「就活情報を発信するアカウントをフォローした」(8.3%)などが上位回答となった。

少数意見として「企業側にみられたくない投稿を削除した」(5.1%)や、「就活用のアカウントを作った」(2.9%)などの回答も見られた。投稿を削除したり、サブアカウント利用で本音を隠そうとする対策を行った就活生も一部いるようだ。

どのようにソーシャルメディアを就職活動に利用(ソー活)しましたか?

ソー活をしなかった就活生に、その理由を聞いたところ、「自分のプライベートな情報は知られたくない」が36.5%と最も高かった。男女別にみると、女性は男性より「プライベートな情報は知られたくない」「”ソーシャルメディアはプライベート”として区別したい」の回答率が高い。ソーシャルメディア上では仕事上の人間関係とつながりたくない意識がうかがえる。

ソー活をしなかった理由

(エボル)

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