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「充電器が違うから充電無理」とはもうすぐおさらば?EU、全メーカ共通の携帯充電器導入に向け前進

欧州連合(EU)では、13日に全携帯・スマホメーカー共通の充電器の導入義務化に向けた法案が通過。2017年からの義務付け実施に向け、法整理に急ぐ旨を発表しました。

【落ちた!!スマホがトイレに落ちた!!どうしたら良い?】

これから3年以内にノキア、ソニー、アップル、モートローラ、サムソンといったメーカは、携帯、スマホ、タブレットすべてに共通で使え、しかも全メーカー共通の充電器の市場化が求められます。

これまでも充電器の仕様の共通化についてはいくつかの試みがありましたが、アップルは自社のみの仕様を選択するなど足並みは揃わず。今回、賛成多数で採択された法案は、事前にEU全28カ国から非公式な支持を得ていることから、今後は充電器の技術的な取り決めがメーカーと共に話し合われていく予定です。

消費者にとっては、新しい機種に替えるごとに新しいケーブルを買う必要もないため、経済的、かつ合理的です。さらに、環境面からみたメリットは大きいもの。欧州議会のプレス発表によると、この統一化で毎年5万1000トンものごみを解消することができるといいます。

消費者の目からすれば、意味のないムダが1つ減ることになります。

欧州の消費者にとっては、ただ面倒、不便、非経済的でしかない互換性のなさが統一されるとあってうれしい知らせでしょう。

参考:Einheitliche Elektronik: EU-Parlament will Standard fr Handy-Ladegerte durchsetzen
http://www.spiegel.de/netzwelt/gadgets/handy-ladegeraete-eu-parlament-legt-einheitlichen-standard-fest-a-958491.html

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