恋愛をしていると、お互いに好きだけれど、事情があって別れを選ぶというカップルもいます。この場合、その後の関係や気持ちはどう変化していくのでしょう。ここでは、好きだけど別れる理由や、破局後の関係の築き方、復縁方法について解説していきます。
■お互い好きなのに別れた、その後の男女の心理
お互い好きなのに別れた場合、その後の心は揺れることが多いです。男女共に陥りがちな心理状態を、まずは解説していきます。
◇(1)これで正解だったのか迷う
相手を嫌いになって破局するのであれば清々するかもしれませんが、^お互い好きで別れた場合は、常に「正解はなんだったのか」と迷う気持ちが芽生えがちです。^
「もっと話し合うべきことがあったのではないか」「もう少し時間を掛けて結論を出せばよかったかも」「相手はこの答えについて、どう思っているのか」など、ぐるぐると迷いの思考が頭から離れなくなるでしょう。
◇(2)楽しかった頃を思い出して苦しい
人間は誰しも、過去を美化する傾向があると心理学ではいわれています。つまり^時間がたつと、交際時の嫌だった記憶や感情は薄れ、「あの頃は良かった」といった感覚になります。^
当時を思い出しては、別れを選んだ現実が苦しくなり、今の自分はどうしたら良いのかが分からなくなることもあるでしょう。
◇(3)別れの原因を探って自分を責める
別れを選ぶということは、そこには何かしらの原因があると思います。^その原因が自分にあれば、破局後は常に自責する人もいます。^
「私があの時ああ言わなければ」「私がもっとこうしていたら」など、自分責めは止まらないだけでなく、時間を掛けるほど壮大になって、タラレバが尽きなくなるでしょう。
◇(4)別れ以外の選択を考えて後悔する
お互い好きで別れた場合、付き合いながら問題解決に向き合う選択もあったはずです。そのため、^離れた後も好きという感情があると、大きな後悔を抱くことにつながります。^
先ほど「過去は美化されがち」とお伝えしましたが、美化された過去の情報も相まって、悔やむ気持ちは日々募るかもしれません。
■お互いに好きなのに別れる理由とは?
お互い好きなのに別れを選ぶ理由は、いくつかパターンがあります。ここではよくあるものとして、5つ紹介します。
◇(1)この先も一緒にいる未来が明るいと思えない
倦怠期になっていたり、ちょっと腐れ縁に近い状態になっていたりすると、^楽しい未来が思い描けず、好きという感情はあっても別れを選ぶことがあります。^
例えば長年付き合ったカップルとか、友達期間が長い状態から交際した場合に、積み上げた関係の長さが、なれ合いなどの良くない影響を及ぼしてしまうといった話は耳にします。
◇(2)物理的な障害がある
物理的な障害とは、例えば「これから遠距離恋愛になる」「結婚を考えた時に親が反対している」「相手に借金があり、結婚後は金銭的な苦労が見えている」などです。こうした^明確な障害が見えていると、好きだったとしても破局を選択するカップルは多いです。^
この場合、原因は具体的ですから、別れた後でもその問題が解決すれば、復縁の可能性はグッと高まるでしょう。
◇(3)将来の考えが合わない
^どんなに相手のことが好きでも、この先の考えが大きくずれていると、別れを選ぶしかないケースは多いです。^
よくあるのは、一方は結婚したいけれど、もう一方は結婚したくないというパターンです。また結婚後に子どもを持つかどうかについても、意見が割れて、違う道を歩むことを選ぶカップルをしばしば見掛けます。
他にも、住みたい場所が合わない、仕事に対するスタンスが違いすぎるなどの場合も、好きだったとしても別れを選ぶことがままあります。
◇(4)とにかく疲れた
^好きではあるけど、それ以上に負担となる出来事があると、耐えきれずに別れを選ぶ人は一定数存在します。^
例えば過去に聞いた話では、彼女のメンタルのアップダウンが激しいため、彼氏側が心身共に疲れて別れを切り出したという話がありました。私が話を聞いたのは男性の方でしたが、彼も好きな感情がまだあったため、後悔を語っていました。
このケースの場合、彼は後悔しつつも、付き合い続けたら自分が倒れると分かっていたので、結論は変わらず、復縁することもありませんでした。
◇(5)許せない出来事や原因がある
許せない出来事や原因があって破局するパターンで特に多いのが、浮気です。^浮気をされた側は、好きな気持ちがあるものの、自分を裏切った相手のことが許せず、別れを選択する^というわけです。
このケースでは消すことのできない事実がある以上、被害に遭った側の考えが変わらない限り、復縁の可能性はないでしょう。浮気してしまった側が復縁を望むなら、誠心誠意謝ったり、改善できることに全力で取り組んだりして、相手の判断を待つしかありません。
■お互い好きだけど別れたらその後の関係はどうなる?
好きだけど別れた場合、お互い気持ちが残っているからこそ、ズルズルとつながりを持ち続けてしまうことも少なくありません。そういったケースを含め、代表的な関係を3つ紹介します。
◇(1)友達に戻る
特にもともと友達付き合いから始まった恋愛ならば、別れた後に友達関係に戻ることも多いです。
この場合、共通の知人もいるでしょうから、無難な選択といえますが、注意点もあります。それは「友達」のスタンスが両者一致していることです。
例えば、^自分は「友達以上恋人未満」的な位置づけで相手を見ているけれど、相手がこちらより温度が低いと、どうしても苦しくなります。^友達に戻るなら、こうしたスタンスの違いが起き得る点も想定し、交流を持ちましょう。
◇(2)セフレになる
相手への未練が強すぎると、どんな形でも関係を継続したいと思って、相手にとって都合のいい相手になってしまうことがあります。
セフレが代表的ですが、体の関係がなくても、一方的にお願いされる関係や、相手の都合で食事や遊びに連れ出される関係などは、同じようなスタンスといっていいでしょう。
^受け入れることで交友関係は続きますが、合わせる側に負荷が掛かり、いずれは関係が破綻します^ので気を付けてください。
◇(3)縁が切れる
好きだから別れるカップルの中には、好きな気持ちがあるからこそ、中途半端に関係を持たないでおこうと考える人も多いです。
ただ、^両者が「縁を切る」という選択を取れればいいのですが、片方だけがそのスタンスだと、その後の関係がさらにこじれることがあります。^
例えば、彼氏側は絶縁したいと思っていても、彼女側は少しでもつながっていたいと思うケースです。この場合、女性は定期的に話題を見つけて連絡をすると思います。
しかし縁を切りたい男性としては、自分の選択が尊重されていないと感じたり、女性から未練のニオイを感じたりして、どんどん冷める可能性があります。
■お互い好きだけれど別れた場合の復縁方法
お互い好きで別れた場合、やっぱり復縁を意識する人が多いでしょう。ここでは復縁を考えたら、やってほしいことを3つ紹介します。
◇(1)原因を解消する
^破局の原因に明確な理由がある時に限り、別れた後にその原因を全力で解消すること^で、復縁につながりやすくなります。
例えば、自分のわがままで相手を疲れさせてしまった場合は、なぜ彼にわがままを言ってしまうのかなど、自らを深く振り返り、考え方を変えていくことで、接し方を改善できます。
離れている間にこうした取り組みをすると、相手にも「変わった」という印象を伝え、再会後は復縁がしやすくなります。
◇(2)冷却期間を設ける
先ほども触れたように、物理的に離れている間に過去の記憶は美化され、「あの頃は良かった」といった心理状態を引き起こします。^冷却期間を設けることは、それだけで相手のポジティブな感情を引き出す作用があり、^復縁するステップとして有効です。
ちなみに冷却期間の目安は、最低3カ月です。1カ月程度ではまだまだ感情の整理がついていないことが多いので、焦らず構えましょう。
◇(3)再会に備えて自分を磨く
復縁をしたいと思うなら、^別れている間は負の感情に飲まれるのではなく、再会に備えて自分を磨きましょう。^再会した時、あなたから明らかに良い変化を感じると、元恋人も「変わった相手ともう1回付き合ってみたい」と思う可能性があります。
「自分を磨く」と表現しましたが、磨き方は見た目だけにとどまらず、考え方や感情の表現の仕方、振る舞いなど多岐にわたります。ご自身にとって1番効果的な自分磨きは何か、考えてみましょう。
■お互い好きだけれど別れた場合の「やってはいけないこと」
好きなのに別れた場合、感情が追いつかず、つい衝動的な行動を取ってしまうことがあります。しかし、良い関係や幸せな未来を得たいなら、やってはいけないことがいくつかあります。
◇(1)恋人のノリを引きずる
好きだから別れた場合、破局後も前と変わらないやり取りをするカップルがいます。しかし^恋人のノリを引きずると、相手からウザがられたり、スタンスの違いから冷められてしまったりすることがあります。^
やり取りを続けるならば、あくまでも「1人の知人」くらいのスタンスで、人間関係を築きましょう。
◇(2)すぐに復縁を迫る
すぐに復縁を迫ることもNGです。^別れて間もないのに復縁を求めると、相手からしたら勢いで行動している印象になりますし、2人で出した結論をないがしろにされたように感じるでしょう。^
またこの時は自分も冷静でなく、まだ気持ちが揺らいでいるタイミングです。一定の期間を置いて、それでもやはりヨリを戻したいと思ったなら、そこで改めて行動することをおすすめします。
◇(3)共通の友人に間を取り持ってもらう
2人に共通の友人が居た場合、その人に間を取り持ってもらったり、相手の状態を探ってもらったりしようとする人がいます。
^これは別れた後にすぐ行う場合、元恋人に自分の真剣さが伝わらず失敗するリスクが高いため、おすすめできません。^最悪の場合、復縁ができないだけでなく、間に入るよう依頼した友人にも面倒臭がられ、疎遠になることもあります。
ただし例外もあります。例えば破局後にある程度時間を掛け、自分の気持ちや破局の原因を整理し、それでも復縁を考えて行動したいと思った時はOKです。
つまり、自らの本気度や取り組みがしっかりとベースにあることが、人を頼っても良い前提条件です。
■まだ好きなのに離れたのなら時間を掛けて別れの原因と向き合おう
お互い好きだけど別れた場合について、その後の心理や関係性の選択肢、復縁の可能性などについて解説しました。
もし今も相手が好きだなと思っているなら、まずは原因としっかり向き合い、できることから前に進んでいきましょう。
(おおしまりえ)
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