会社の歓送迎会や友人の結婚式の余興、飲み会などで、その場を盛り上げるための宴会芸や出し物を依頼されることもありますよね。とはいえ「宴会芸」と聞くとハードルが高く、何をすればいいのか悩んでしまう方も多いはず。
そこで今回は、おすすめのアイデアを紹介します。何をするか考える時や、披露する際の注意点についても解説します。
■【宴会芸・出し物】1人でできるアイデア5選
宴会芸や出し物と聞くと、ダンスなど複数人で行うパフォーマンスを想像する方も多いかもしれませんが、実は1人でできるものもあります。ここでは、単独でできるアイデアを5つ紹介しますね。
◇(1)テーブルクロス引き
イベント会場など広い場所なのであれば、動きが大きくて華やかに見えるテーブルクロス引きがおすすめ。
やり方はテーブルクロスを敷いた机の上にコップやお皿を置き、それを倒したり落としたりしないように、テーブルクロスを引き抜くだけ。動画サイトなどにも詳しいコツがまとめられたコンテンツがあるので、事前に確認し、家で練習してみましょう。
^成功したら盛り上がることはもちろん、失敗しても、さも成功したかのように堂々とドヤ顔を見せれば、会場全体が笑いに包まれるはず。^
なお皿を割ったり飲み物をこぼしたりすると、会場側に迷惑が掛かるので、事前にプラスチック製の食器を持参する、または蓋の閉まるペットボトルや缶の飲料を用意するといいでしょう。
◇(2)ダイススタッキング
バラバラに置かれたダイスをコップの中で縦に積み上げるパフォーマンスです。一見、難しそうですが、コツをつかめば成功率もぐっと上がります。また、道具自体も数千円程度で購入できるため、コスパよく宴会芸を行いたい時にもおすすめ。
^一瞬で行える芸なので、たとえ失敗しても「もう一度挑戦させて!」と言いやすいのがポイント。^また、他の参加者が「私もやってみたい」と名乗り出る可能性もあるので、宴会芸を披露した後は、みんなで楽しめるといったメリットもあります。
◇(3)マジック
大きいイベント会場から少人数の宴会まで、どこでも盛り上がりが期待できるのがマジック。難易度もさまざまなので、簡単なものを選べば初心者でも行いやすいのでおすすめです。不安な場合は、マジック専用のグッズを購入してもいいかもしれませんね。
^コインが消えたり、トランプの数字を当てたりなどの定番ネタも、実際に目の前で披露されると盛り上がるものです。^
ただし、1つのネタだけだと少し物足りなさを感じる可能性もあるため、練習時間に余裕がある場合は、3つ程度のマジックを習得しておくといいでしょう。
◇(4)ヒューマン・ビートボックス
マイクが設置されている会場であれば、口だけでさまざまな音を奏でるヒューマン・ビートボックスもおすすめです。^事前に練習は必要になりますが、特別な持ち物が必要ないため、どのような状況でもすぐに披露することが可能です。^
ヒューマン・ビートボックスだけを披露するのが不安な場合は、曲を流しながら、そのBGMに合わせてパフォーマンスするのもおすすめですよ。
◇(5)おしぼりアート
少人数の場で披露するなら、思わず笑みがこぼれるようなぬくもりがあって、みんなですぐにまねして楽しめるものもおすすめ。中でも、簡単にできるのがおしぼりアートです。
^ウサギやヒヨコなどの定番から、有名キャラクターまで、おしぼりを折るだけでさまざまなものを作ることが可能です。^一度やり方を覚えれば、折り紙のように繰り返し披露できるので、急きょネタをする場合に備えた保険にもなりますよ。
■【宴会芸・出し物】複数人でできるアイデア4選
会社の歓送迎会や結婚式の余興などでは、部署のメンバーや同級生同士でまとめて芸を頼まれ、複数人でパフォーマンスをする場合もあるかもしれません。そんな時に役立つアイデアを4つ紹介しますね。
◇(1)二人羽織
羽織物を肩に掛ける形で着ている人の後ろから、もう1人が羽織の中に入って袖に腕を通し、前の人に食べ物を食べさせたり、メイクをしたりする定番の宴会芸です。^事前に必要な道具だけをそろえれば、練習なしでも披露できるメリットがあります。^
古典的な芸でありながらも、本番まで何が起こるか分からないので、安定した盛り上がりが期待できます。なお、食べ物を使用する場合は、会場を汚したり、前の人にやけどをさせたりしないように注意が必要です。汁物やおでんなどは、極力避けるようにしましょう。
◇(2)ダンス
ありとあらゆる場で盛り上がるダンスも、定番の宴会芸の1つです。複数人で行えば迫力が出るだけでなく、披露する側の恥ずかしさやプレッシャーを軽減できるでしょう。
曲も流行の歌からアイドルソングまで、さまざまなジャンルから選べるので、宴会のシーンに合わせて内容を選びやすいのもポイントです。
^入念な事前練習は必要になりますが、成功すれば大盛り上がり間違いなしでしょう。^踊るスペースやBGM用の音響設備が必要なので、事前に会場側や幹事と打ち合わせをしておくと、当日慌てる心配がないでしょう。
◇(3)替え歌
カラオケの設備が整っている会場であれば、替え歌を披露してみてはどうでしょうか。
特に歓送迎会や結婚式などのお祝いの場では、ただ宴会芸を行うだけでなく、主役に感謝や祝福の気持ちを伝えたいところ。^思いを歌にして届けるのも、すてきかもしれませんね。^複数人で歌えば、照れくささも紛れるはずです。
替え歌を披露する場合は、老若男女、誰もが知っているような曲を選ぶと、その場も盛り上がりやすいはず。また、歌詞を書く時は、あくまでもハッピーな内容にしてください。誰かを傷つける内容は入れないようにしましょう。
◇(4)マシュマロキャッチ
それなりのスペースが取れる会場であれば、1人が投げたマシュマロをもう1人が口でキャッチする、マシュマロキャッチもおすすめ。用意するのはマシュマロのみ。^事前に練習しなくても披露できるため、忙しいけれど宴会芸を頼まれた時にもぴったりのネタです。^
うまく口に入れば大盛り上がり。たとえ失敗してもとぼけた表情でごまかせば、笑いを誘うこともできるはずです。
なおマシュマロをキャッチする側の人がぶつかって周りの物を壊さないように、十分なスペースを確保するようにしてくださいね。また、むやみに投げて食べ物を無駄にしないように注意しましょう。
■【宴会芸・出し物】練習不要で簡単にできるアイデア3選
突然、宴会芸や出し物を頼まれたものの、事前に練習する暇がなくて困ってしまうケースもあるかと思います。そんな時におすすめの、簡単に披露できるアイデアを3つ紹介します。
◇(1)ものまね
ものまねと聞くと、事前に特訓が必要だと感じる人もいるはず。しかし実は、意外とぶっつけ本番でもできるものまねは多いのです。
例えばアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけの声まねや、ゲーム『スーパーマリオ』のジャンプ音などは、^練習なしでもとにかくやってみれば、意外とそれっぽく聞こえるものです。^
最近であれば、元・自衛官芸人のやす子さんの「はいー」なども、まねしやすいかもしれません。
ものまねは似ていても似ていなくても、勢いさえあれば盛り上がりやすい宴会芸。ただし披露する側が極度に恥ずかしがると、見ている方も気を使ってしまうので、思い切って行うことを意識しましょう。
◇(2)10秒お絵かき
^紙とペンさえあればできる10秒お絵かきも、盛り上がりが期待できる宴会芸の1つ。^まずは、参加者からランダムに1人を選び、適当なお題をもらいましょう。そのお題を10秒以内に絵として仕上げて、披露するだけです。
お題にもよりますが、10秒で絵を仕上げるのはなかなか困難なもの。そのため、完成度が高ければ高いほど、場も盛り上がるはず。反対に何を描いているか分からない絵が完成すれば、笑いを取ることができるかもしれません。
観客にお題が分からないようにして、クイズ形式にするのも面白いでしょう。
◇(3)「箱の中身は何だろな」ゲーム
^「箱の中身は何だろな」ゲームも、道具の用意は必要ですが、特別な練習は不要です。^事前に両手が入る箱と、中に入れる物をいくつか用意し、他のメンバーに当ててもらいます。
回答者に目隠しをつけ、箱を透明なものにするなど、観客には中身が見えるようにしておくと、さらに盛り上がりも高まるでしょう。観客から回答者を募るのもいいですね。
ただし、箱の中身を選ぶ時は慎重に。触った人がけがをする可能性があるものや、会場を汚す恐れがあるもの、また見ている側がドン引きしてしまうようなものは避けるようにしましょう。
■宴会芸や出し物をやる時のコツ・注意点
少人数の飲み会から、大きな会場まで、さまざまな場面を華やげる宴会芸や出し物ですが、実際に行う際にはコツや注意点もあります。
まず、やるネタを決める際は、^どんな人にも分かりやすい内容を心掛けましょう。^特に会社の歓送迎会や友人の結婚式など、年齢層がバラバラな人たちが集まる場では、老若男女が理解しやすい内容にすると、盛り上がりやすくなります。
また、たとえその場が盛り上がったとしても、^1人でも傷ついたり、困ったりする人がいるのであれば、それはすてきなパフォーマンスとはいえません。^例えば特定の誰かをイジったり、お店や他のお客さんに迷惑を掛けたりする内容は避けましょう。
その他にも、^ハラスメントにならないよう注意したいところ。^服を脱ぐ・下ネタを使うなどのセクハラはもちろん、嫌がる人に芸をやるよう強制するのもNGです。なお、もしあなたが宴会芸を頼まれて、やりたくないと感じた場合は、はっきりと断りましょう。
■全ての参加者が笑顔になる宴会芸や出し物を
楽しい場を、さらに盛り上げてくれる宴会芸や出し物。笑いや感動に包まれる芸が披露できれば、きっとその場の空気も温かいものになるはず。
パフォーマンスを行う際は、注意点にも気を付けつつ、参加者全員が心から楽しめる内容を意識してみてくださいね。
(すずや鈴音)
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