2024年3月、はなさく生命保険では女性の健康課題に寄り添い、自分と向き合うきっかけを提供するための取り組みとして、「I'm OK? PROJECT」が発足。「出産」「産後」「生理痛」「更年期」など、女性のカラダとココロに関するさまざまな悩みに対して、コンテンツやセミナー・イベントを発信していくプロジェクトです。
1月からセッションなどを開催し、3回目の今回は国際女性デーに合わせてはなさく生命保険の社員に向けて、タレントのバービーさん、MCとして春風亭一花さんを迎え、トークショーが開催されました。
■実は私って、知ってる方かも? 女性同士でもしない“女の話”
最近では、オープンに話をする人も増えつつありますが、女性同士であっても生理や自分の体調、PMSなどの話はしにくいもの。
バービーさんがそれらについても発信していることについて聞かれると、「自分が詳しいという自覚は無かったけれど周りからは詳しいという評価。産婦人科や生理の話をすると意外と反応があるんです。じゃあ発信しよ! と思って」と回答。
また、自身がよく行っていたことからYouTubeなどでもクリニックへ定期的に行くことへの重要性を発信。
「よく産婦人科に検診に行きましょうねって発信してるんですけど、ハブとなる先生を見つけることが大事。大病院とかじゃなく個人経営のクリニックで、何を話しても良いぐらいお友だち感覚で話に行ける先生をつくりましょう。見つけ方は人相・HP、できればインスタまで飛んで、高級車とか写ってない人ね。フィーリングが大事。」と、笑いを交えつつ、「ハブとなる先生を一人見つけておくと、ピンポイントの紹介状を出してくれるので」とクリニックの見つけ方を伝授しました。
■吹っ切るためにやった卵子凍結「不安は私のストレスだった」
遺伝子検査や血液検査、サプリメントなど、さまざまな体に関する施術をご自身でまずやってみることを大切にしているバービーさん。
妊活は最初から不妊治療を結婚と同時にスタート、卵子凍結を経験したきっかけについては「私はもともと疾患を抱えていて、ある日はじめて妊娠について言及された診察があったんです。ブライダルチェックに行って、血液検査で卵子の質を年齢化したら、30代なのに“40歳ぐらい ”って言われたんです」と予想外の結果に愕然。
しかし「仕事も佳境……。ここでもうひと頑張りできるかどうか」とキャリアとの板挟みだったときに知ったのが、卵子保存のサービス。
「もちろん、卵子保存しておけば必ず子どもができる! ということではない。だけど卵子保存することで、不安を仮置きできたことが自分的には良かった。お子さんが必ず欲しいなら……みたいな感じではなく、今、キャリアか妊娠かを考えるのであればしておいてもいいかもしれない」と自身もキャリアと妊娠、かかる費用との板挟みだった過去を明かしました。
■一回投げ出したから分かった「どんなお葬式にしたいの?」
続けて、バービーさんはうまくいかない妊活に疲れた時期もあったといいます。何もかも投げ出した期間、さまざまなところへ旅行に行き、いろいろな体験をし、気持ちも軽くなり、最終的には保存していた卵子を「全部一気にいっちゃってください」と伝え、子宝に恵まれたと明かしたバービーさん。
事前質問の中から「最近気持ちが軽くなった考え方やマインド」を聞かれると「昔のマネージャーに言われた、“どんな葬式にしたいか逆算して”というのを考えるとすごく良かった。ちょっと滑ったくらいや、ちょっとした炎上くらいなら『まあこれは葬式には関係な〜い』って考えられます(笑)」それと同時に「悪いことできないなと。華やかな葬式にしたいし、笑って送ってもらいたいと思ったら、そういう仲間を増やしたいって思えたんですよね」と、さすがのトーク力。あっという間の1時間。大きく頷く観客や、笑いに包まれる暖かで朗らかな会場でした。
ついつい後回しにしてしまうことの多い「自分のこと」。ここ数年、ご自愛や、自分時間を大事にすることが大事とされていますが、なかなか一朝一夕でできるものではありません。キャリア、お金、パートナーとの価値観や、周りからの目線や周囲の理解……「女性」であるがゆえの悩みは後を絶たないでしょう。
自分の変化に気づくこと、そして怖いけれど向き合うことは何よりも自分を大事にすることに繋がるのかもしれませんね。
■女性の健康にフォーカス「I'm OK? PROJECT」とは
「自分の変化に向き合うきっかけを、すべての女性に届けたい。」という想いから、はなさく生命が立ち上げたプロジェクト。周囲の理解・年齢での変化、些細な不調、自分と向き合うことを後回しにしているひとも多くいますが、女性のからだとこころは、ずっと同じではありません。考えておきたい備えも、ひとつではなく、これからの自分のために、少しだけ立ち止まってみるきっかけになるコンテンツやセミナー・イベントを発信していくプロジェクトです。
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(取材・文:mayan)