12個連なった「子」の字、何のことかわかりますか? これは日本に昔から伝わる言葉遊びで、「ねこのこ、こねこ、ししのこ、こじし(猫の子子猫、獅子の子子獅子)」と読みます。嵯峨天皇が国を治めていた平安時代に、文人・小野篁に対して出した問題だとか。子という漢字には、「ね」(十二支ではネズミ)、「こ」(女性名に多い)、「し」「じ」(音読み)の4通りの読み方があります。これに気づいた小野篁は、正解を言い当てたそうです。
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(OFFICE-SANGA 山下まちか)
※この記事は2014年09月23日に公開されたものです