K-POP沼にどっぷりの女性ライターが、『SBS人気歌謡』を日本最速で堪能した話
K-POPが大ブームの今だからこそ押さえておきたい、韓国で大人気の音楽番組『SBS人気歌謡』。
今回、その番組をK-POP沼にハマるライターが日本最速配信でチェック! 見どころをレポートしてもらいました。「K-POPにもっと入り浸りたい」「これからK-POPに詳しくなりたい」という人は、ぜひチェックしてみて。
韓国カルチャーへの愛が止まらないバリバリの関西人。会社員時代、キラキラしたものが好きすぎて勢いでオリジナルアクセサリーブランドを立ち上げる。現在ライターをしながらショップ運営に励む25歳。
K-POPとかいう激ヤバ底なし沼の住民になって、気づけば7年になる。大学時代は、授業に向けるべき熱量をオタク活動に全振りしていた。日本でライブやイベントがあろうものならいそいそと足を運び、それ以外の空いた時間にも、K-POPを存分に浴びまくった。
なんといってもこの界隈、現在ハマるには十分すぎる供給量のコンテンツで溢れかえっている。なかでも音楽番組は、K-POPにのめり込むにあたり、避けては通れないコンテンツだった。常に流行の一歩先を取り入れた曲調やダンス・衣装・メイクに加え、トンデモ歌唱力でファンの心を根っこからわし掴みにしてくる韓国歌手たちのステージは見応えしかない。
こんな調子でK-POP界隈に入り浸り続けた結果、番組の簡単なMCレベルなら難なく理解できるようになってしまった。どこで己のポテンシャル見出してんねん。
そして今日も、元気にK-POPを聴きながら自宅のフロアをブチ上げていたところ、運良くマイナビウーマンさんからお話があり、TELASA(テラサ)で『SBS人気歌謡』を見させてもらえることになった。
TELASA(テラサ)は、月額618円(税込)でドラマ・アニメ・バラエティなど幅広いジャンルが見放題の動画配信プラットフォーム。『SBS人気歌謡』の場合、本国の放送からわずか5日後に視聴が可能!字幕版はそこからさらに2週間後に配信とのことで、今回は無字幕で見ることに。さっそく、己のポテンシャルを発揮するときがきた。
そもそも『SBS人気歌謡』は、放送30年以上の歴史を誇りながらK-POP好きに愛され続けている老舗番組。しかも、韓国のウィークリーレギュラー音楽番組のうち、2020年第4半期の平均視聴率で堂々の1位を獲得している。
個人的には、最近の『SBS人気歌謡』は、MONSTA XのミニョクとAprilのナウンちゃん、NCTのジェヒョンのトリオMCが眩しい。
(左からジェヒョン・ナウンちゃん・ミニョク)
バランス良し、彩り良し。美人の幕の内弁当か?
ファンからは3人それぞれの名前をもじって、ミンナヒョンという呼び名まで付けられており、2019年の10月から2021年の2月まで、3人仲良くMCを務めていた。
新学期からMCが新しくなるということで、今回はこの3人がラストの第1082回(韓国2月28日放送・TELASA(テラサ)で3月5日より配信)をフルで視聴させてもらった。以下、久しぶりに音楽番組を真剣に視聴してみた、25歳関西人のレポをお送りします。
というか、ちょっと待って。カメラワーク改善してない?長年のK-POPファンは共感してくれると思うが、韓国の音楽番組といえば、謎タイミングで爆速でズームイン&アウトしていて、ひっきりなしに画面が暴れている、みたいな所があった。もうちょい落ち着きませんか?
あの時期は私が撮った方がマシだろうと、割と真剣に思っていた。撮影側が暴れているので、どこでスクショしても全部事故画になる。
話が逸れたが、そんなイメージがあったため、初っ端のカメラワークに、私の心も安定して観ることができた。
そんなことを考えていたら、幕の内弁当が出てきた(MCミンナヒョン)。この3人の何が可愛いって、毎回おそろコーデしてくる。今回は“土”がコンセプトなのか、みんな“土”みたいな色の服を着ている。なのにみんな顔が発光している。これが芸能人だよ。
次はWEiというグループが出てきた。ウェイとちゃう。ウィーアイと読むらしい。近頃のアイドルはグループ名を読むのも難しい。
1人肩幅ヤバい子おると思ったら、ヨハン様やった。2019年に放送された「PRODUCE X 101」というオーディション番組で、最終人気投票1位を勝ち取ったあの子です。彼はその番組から生まれたグループで活動をしていたが、大人の事情によりすぐに解散となってしまったため、現在こちらのグループで頑張っている。
髪をワイン色にしてキツめのメイクをしているが、彼はスッピンだと石原さとみになることを知っているので、何してもカワイイ以外の感情がない。ごめん。
油断してたら、いきなりのシャイニー先輩おる。見た目の若さが大学生で脳みそ追いつかないが、もうデビュー13年目の大御所だからMC特別枠があるんだな。今まで末っ子のテミン以外が兵役に行っていたため、2年半ぶりにグループ揃っての活動となる。
MCナウンちゃん「今この場でお互いに言っておきたい事ってありますか?」
オキイ※「僕とテミンが最近引っ越しをしたんですけど、自分は化粧台を買っといて、僕にはホームクリーニング機(調べたらバカ高い)を買ってくれっていうのは、ちょっとモラルが無さすぎるんじゃないかなと思ってます。」
※オキイ:SHINeeのメンバーKEY。日本のファンからはキーくん、私からはオキイの愛称で親しまれている
鬼の内輪ノリですき。どうせ買ってあげるんやろ。
同じ事務所の後輩であるMCジェヒョン、常に超笑顔でこちらも笑顔止まらん。安心感が違うんやろな。こういう絡みが見れるのも『SBS人気歌謡』ならでは。
次に目に留まったのはチョンハ。イントロのウォウウォ〜とイェイイェ〜からすでにオーラ全開。舞台でのチョンハプロ、目線のレパートリー豊富すぎでしょ。思わず、その眼差しに引きこまれる……。
チョンハプロに限らずいつも思うのが、こんなに激しいダンスを踊りつつずっと顔をキメ続けられるって、みんな一体どんな修行を積んでるんだ。サラッとこなしてるように見えるけど、自分なら終始半目で鼻の穴全開になるからアイドル舐めたらいかん。
番組もそろそろ終盤、ついに一番楽しみにしていたSHINeeのステージ。タイトル曲の「Don’t Call Me」に加えアルバム曲の「Heart Attack」も披露してくれた。大御所やからね。(2回目)
「Heart Attack」がオキイスタートだったのでニヤケすぎて口角裂けた。からのテミンとオニュの横顔アングルが彫刻で涙止まらん。チェミノの腰の位置、私の肩で爆笑止まらん。遠目で見たら全部足。
差し迫ってくるサビがクセになる「Don’t Call Me」、朝の目覚ましに設定すると切迫感に駆られて秒で起きられそう。誰か試して。(他力本願)
日本の音楽番組と違うのは、出演アーティスト全て、カットなしのフルコーラスで披露してくれるところ。特にタイトル曲以外を披露してくれた場合、その番組でしか見られない振付があったりするので、かなりレアでもある。
また、日本デビューもしているSHINeeだと、日本の音楽番組では日本語バージョンしか聴けないが、本国の音楽番組だとオリジナルの韓国語バージョンが聴ける。それを日本に居ながらフルで視聴できるのは、日本のK-POPファンにとって嬉しいポイント。
最後はソンミ姐の新曲「TAIL」。またもや彼女しか着こなせない衣装で登場。脂肪どこやねん。体脂肪率教えて。
今まであまり気にしてなかったけど、曲に合わせてコロコロ変わるセットが凝っていて、これまた見応えがある。ソンミ姐さんのステージはよく椅子が出てくるなあ。
彼女のメイクや表情が挑発的な歌詞にマッチしていて、グッと引き込まれるステージだった。
こんな見どころ満載の『SBS人気歌謡』。TELASA(テラサ)では、日本最速(現地放送から5日後※)でチェックすることができる。しかも配信開始から12ヶ月はいつでも視聴可能なので、お気に入りの回やアーティストを何度でも観ることができるのも、おすすめポイント。※字幕版はそこから2週間後に配信
外付けデバイスがあればテレビでも視聴できるので、お家ではぜひ大画面でK-POPアイドルの陶器肌を見てみて欲しい。スマホサイズでは味わえない感動がそこにある!
以上、超率直な視聴レポでした。K-POPアイドル、シンプルに肌もスタイルもマネキンなので、まずは生活習慣を改めようと思います。(そこから?)
「SBS人気歌謡」日本最速配信
無字幕版:毎週金曜日0:00配信(韓国放送の5日後)
字幕版:毎週金曜日0:00配信(無字幕版配信の2週間後)
※出演者・番組内容・
配信プラットフォーム:TELASA(テラサ)
提供:TELASA