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投資のキホンの「キ」がわかるセミナーレポート! 「証券投資のはじめの一歩」

はじめての資産運用講座

将来のことを考えると「投資をしたほうがいいんだろうなあ……」と漠然と思っている人は多いのでは? 家計管理もちゃんとできる、コツコツ預貯金もできているという方は、そろそろ投資に一歩踏み出してもいいのかもしれません。でも、“投資”と聞くと「難しそう」「怖いんじゃない?」と構えてしまいがち。そこで今回は、証券投資に興味はあるけれど、スタートできずに立ち止まっているあなたにぴったりの、オンラインセミナー「証券投資のはじめの一歩」を完全レポート! 主催は、金融機関が守るべきルールの制定や監査などを行う日本証券業協会なので、正しい知識が身につきますよ。

(1以降のパートはこちらの再生リストからご覧ください)

資産運用はなぜ必要?

みなさんは将来のこと、どんな風に考えていますか? 誰にでも、やりたいことや叶えたい夢ってありますよね。そして、安心して生きていくためには備えも大切です。つまり、生きていくには、何かとお金が必要。では、人生の充実と安心を両立させるためには、一体どれくらいかかるのでしょうか? 老後の生活費のような必ずかかるお金に加え、「マイホームがほしい!」「いつか独立したい!」という夢を叶えるためのお金も準備したいですよね。一般的にはこれくらい必要だと言われています。

ライフイベントに向けて自分で用意するお金の目安

いかがでしょうか? 想定内という方もいれば、「意外とかかるんだな……」とドキッとした方もいるかもしれませんね。もちろん、児童手当や年金、健康保険などの公的な助成金や扶助システムを利用することもできます。けれども、それだけでは足りないのも事実。人生の充実と安心の両方を手に入れるには、どうすればいいのでしょうか? 答えは、そう、預貯金や投資で補う! ということになります。

お金を準備する方法は、預貯金だけですか?

将来必要なお金を準備するために、家計を見直して先取りで貯金や投資の分を作り出していくことが必要です。日本では長くゼロ金利が続いており、ただ銀行口座に預け入れているだけでは、お金はふえていきません。そこで、お金を「貯める」だけではなく「ふやす」ための投資の重要性が高まっているのです。近年では、NISAやiDeCoといった投資を応援する制度もでき、証券投資で資産運用を始めやすい環境が整ってきています。でも、預貯金と投資って一体何が違うのでしょうか。まずは、その違いをチェックしてみましょう。

預貯金と投資の違い

資産運用は大きく「預貯金」と「投資」に分けられます。それぞれに特性があるため、「なぜ必要なのか」「いつ使うのか」という目的から「預貯金」と「投資」を上手に使い分けていくことが大切です。例えば、転職や病気など「いざという時の備え」なら、すぐに使えるよう預貯金で準備。「老後の生活費」や「まだ幼い子どもの大学資金」のようにかなり先に使うお金なら、投資で準備することを考えてもいいのかもしれません。また、安定志向なのか、リスクを許容してリターンを求めたいタイプなのかという「自分の性格」も資産運用をする際には念頭に置くことが必要です。

証券投資のメリット

では、投資にはどのようなものがあるのでしょうか? 証券投資の対象商品には主に「株式」「債券」「投資信託」があります。それぞれ、「安全性」「収益性」「流動性」という部分でメリット・デメリットがあるので、「使う目的」と「自分が許容できるリスクはどれくらいなのか」と照らし合わせながら、どのような商品を選んでいけば良いのか考えていきましょう。

投資でリスクを抑えるポイント3つ「長期」「積立」「分散」

資産運用を考える際には、まずは目的に合わせた適切な金融商品を選ぶことが大事だということがわかりました。そして、実際に運用をしていく時には、各金融商品が持つリスクをコントロールしていくことが大切になります。

金融商品のリスク

一般的に「リスクがある」と聞くと「危険性がある」という意味のように思われますが、投資の「リスク」とは「リターンの振れ幅」のこと。「リスクが大きい」というのは、「大きな損失を被るかもしれない」というだけでなく、「大きな利益があるかもしれないし、大きな損失を被るかもしれない」という状態のことなのです。つまり、リターンの大きさはリスクの大きさに比例し、リスクが低い金融商品は自ずとリターンも低くなり、ローリスク・ハイリターンという商品は存在しません。では、どうしたら自分が許容できるリスクで、ある程度のリターンを得ていくことができるのでしょうか。それには3つのカギがあります。「長期」「積立」「分散」というキーワードにヒントが隠されています。一体、どういう運用方法なのでしょうか。チェックしていきましょう。

長期投資ってなに?

長期投資とは、ズバリ「長期間投資すること」です。な〜んだ、そんな単純なこと!? と思った方もいるかもしれませんね。相場は良い時もあれば、悪い時もあるもの。つまり、売り時、買い時があるということになりますが、なかなか見極めが難しいですよね。一時的とはいえ、リターンがマイナスになると焦ってしまいますが、その後長い目で投資を続けていれば、いずれプラスになるチャンスが回ってくる可能性があります。そのため、マイナスになった時に待てる余裕を持つために、なるべく若いうちから始められるとより安心して投資ができるでしょう。

長期投資

そのほか、金融商品によっては複利効果が得られるものがあるなど、長期投資を味方につけられるものもあります。加えて、積立投資との相性が良いことも長期投資の特徴の1つです。

分散投資ってなに?

分散投資

ひとつの金融商品を一度にたくさん買うと、リスクはどうしても高くなってしまいます。そのため「資産(金融商品)の分散」「地域の分散」「時間の分散」をしてリスクを分散するという考え方を用いたのが分散投資です。この中で、長期積立投資をする上で理解しておきたいのが「時間の分散」です。積立投資について簡単に説明した後で、この2つの効果について説明していきましょう。

積立投資ってなに?

積立投資の仕組み

積立投資とは、定期的に金融商品を購入し、その資産を増やしていくことです。毎日、毎月、毎年というように決まったタイミングで購入します。自動的に購入できるため手間がかからない、少額から始められるなどのメリットがあります。また、積立投資には、「定額」と「定量」の2つの方法があります。

定額=毎月1万円ずつ投資信託Aを購入する。
定量=毎月1000口ずつ投資信託Aを購入する。

長期積立投資をする上では「定額」を選ぶことがポイントです。この、決まったタイミングで決まった額だけの金融商品を購入し、積立ていくことを「ドル・コスト平均法」と言います。

長期積立投資のやり方とメリット

長期積立投資の仕組み

一括購入する際に、その購入したタイミングが価格の安い時ならいいのですが、高い時に購入してしまうと利益を出すのが大変だ! ということは理解しやすいと思います。つまり、「将来、値上がりするか、値下がりするかわからない。だから今の価格が安いのか、高いのかわからない」ため、「定期的に定額で購入し、積立ていくことでリスクを抑えよう」というのが長期積立投資の基本的な考え方です。また、毎月定額で積立てるため家計管理がしやすいというメリットもあります。

さあ、まとめてみましょう。「長期」「積立」「分散」投資が、資産形成の味方となってくれるポイントは次の3つです。

「長期」「積立」「分散」

  • ① 「積立(ドル・コスト平均法)」→株や投資信託など金融商品の値段が安い時にたくさん購入できる。
  • ② 「長期」→市場は長い目で見ると上がったり、下がったりしているので、一時的にマイナスが出てもプラスになるチャンスを待つことができる。
  • ③ 「分散」→時間だけでなく、金融商品や地域も分散することで、さらにリスクを下げられる。

頑張って働いて得たお金です。ぜひ、正しい知識を身につけて、大事に大きく育ててくださいね! 実際に投資を始める前に、日本証券業協会のホームページでは過去(2000年〜)に戻って「もし自分が資産運用していたら?」という投資結果をシミュレーションできます。最低5年、最長20年で資産運用した場合の結果を見ることができるのですが、リーマンショックやコロナショックなど相場に大きな影響を与えるできごともシミュレーションの結果に反映されていますので、「もし自分が投資をしていたら?」と考えながら運用成績を見ていくと、自分がどの程度リスクを引き受けられるのかを把握できるはずです。

「証券投資のはじめの一歩」おさらい

「つみたてNISA」について学べる!! オンラインセミナーは10月開催!

最近「つみたてNISA」という言葉を、よく耳にしませんか? どんな制度なのか? それを使うことでどんないいことがあるのだろう? そして、どうやったら「つみたてNISA」ができるのか……? そんな「つみたてNISA」のキホンのキを、わかりやすく、でもしっかりと学べるセミナーです。この記事を読んで「投資に興味が出てきたけど、何から始めたらよいかわからない」と思っている方は、少額の積立投資を後押ししてくれる「つみたてNISA」から学んでみると、投資への第一歩が踏み出せるかもしれません。

タイトル

はじめての資産運用講座 つみたてNISAと投資信託

概要

知識ゼロの方でも、安心して資産形成を始められる キホンのキをやさしく解説するオンラインセミナー

開催日時

2022年10月4日(火)20:00~21:30

プログラム

講義 約70分(途中休憩5分含む、2部構成)

  • 投資の必要性
  • 投資信託ってなに?
  • つみたてNISAってなに?
  • つみたてNISAのはじめ方
  • 資産形成のポイント

質疑応答 約20分(講義中にチャットにて寄せられた質問に口頭で回答)

講師

金融・証券インストラクター(日本証券業協会の登録講師)

受講方法

  • 原則申込制
  • 「はじめての資産運用講座」YouTubeチャンネルのLive配信ページから当日参加も可能 ※この場合チャットによる質問や投票への参加はできません。
  • 申込した場合は事前送信されたメールに記載のURL、申込していない場合はYouTube Live配信ページより参加

お金の勉強というと、「なんだか難しそう!」と感じてしまって、躊躇してしまう人もいるかもしれません。でも、自分の状況に合わせてセミナーを選べば大丈夫。お金についてきちんと学んだプロが正しく解説してくれるセミナーは、想像しているよりもずっと分かりやすく、親しみやすいもの。ちょっと興味があるという方は、誰でも無料で参加できる中立・公正な日本証券業協会のセミナーに参加してみませんか?

セミナーの申し込みはこちらから!

提供:日本証券業協会

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