8割以上が『カラダの曲がり角』を感じてる!? 教えて先生！ 今日から始めるべき健康習慣って？

ひょっとして……おばさん化してる!?
みんなが感じた『カラダの曲がり角』の瞬間

約200名中、なんと85%の人が『カラダの曲がり角』を感じていたことが判明！　なぜ多くの女性が、こんなにも変化を感じているのでしょうか？
「定期的な運動習慣がないこと、食生活の乱れによる栄養不足・偏りが、加齢によるカラダの変化を加速させているかもしれません」と杉島先生。やっぱり、運動や規則正しい食生活って大事なんですね……！
では、どんな時に『カラダの曲がり角』を感じたのでしょうか。アンケートでいただいた様々な意見の中から、私をはじめ編集スタッフが激しく共感した2つをご紹介します！

実は１番多かった意見がコレ。生活習慣は今までと殆ど変わっていないはずなのに、なぜ。。化粧品や美容アイテムを変えるしか、対策の余地はないのでしょうか……!?肌や髪質に変化を感じたら……プロが教える健康習慣をチェック＞＞

体型の変化は切実……！　洋服を選ぶ基準が「痩せて見える黒が基本」とか「体型カバー」になって、オシャレを楽しめないのは避けたいところです。体型の変化を感じたら……プロが教える健康習慣をチェック＞＞

他にも、私のように「ダイエットをしても、体重が減りにくくなった」という人や、「寝ても疲れがなかなかとれにくくなった」「健康診断の結果に変化が出始めた」という人も。思わず共感してしまうことばかり！

私たちの生活習慣、何を変えるべき……!?
プロから教わる「健康メソッド」

じわじわと訪れる『カラダの曲がり角』。でも、手遅れではないはず……！　年齢を重ねても、健康的でキレイなカラダを目指したいもの。そこで、健康的なカラダ作りに対して造詣が深い管理栄養士の杉島有希先生に生活習慣で見直すべきこと、意識すると良いことなどお話を伺いました。

やっぱりまずは食生活から。という訳で私、編集スタッフＫのとある日の食事をまとめてみました。先生、採点お願いします！

3食食べるようにしている点はいいことですね。でも、栄養バランスを意識した食事にすることが大切です。Kさんの食生活をみると、全体的に栄養が不足していますし、偏りも気になりますね。1番気になるのは、糖質を多く含むお菓子の摂取量が多すぎることです。

……ぐうの音も出ません。。でも、仕事やプライベートでなにかと慌ただしい毎日。栄養よりも「手軽に手に入り」「即食べられるもの」になりがちに。先生、どうすれば良いのでしょうか!?

健康的でキレイなカラダ作りの基本は「栄養バランス」！　さらに「糖質コントロール」も鍵に!?

やはり、栄養バランスのいい食事が健康的でキレイなカラダ作りの基本です。外食やコンビニ食が多いと、糖質や脂質、塩分の過剰摂取が多く、食物繊維やビタミン、ミネラルは不足しがち。特にKさんのように糖質が多いお菓子の摂取量が多いと、摂り過ぎた分の糖質が脂肪に変換され、体脂肪として蓄えられてしまうんです。また、血液中のブドウ糖の量（血糖値）も急激に上昇します。通常は2～3時間ほどで食事前の血糖値に戻りますが、糖質が多い食品ばかり食べ続けていると、血糖値がうまく下がらず、糖尿病をはじめとしたさまざまな健康トラブルに繋がる危険があるんです

なるほど！　だから糖質制限がダイエットや健康特集でも話題になっているんですね。糖質を極力少なくしつつ、糖質以外の栄養バランスを良くすれば、健康的でキレイなカラダが手に入れられると。

Kさん、それは誤解です！　大切なのは、適正な糖質量を摂ること、そして栄養バランスです。先ほどは糖質が多すぎるのは良くないとお話しましたが、少なすぎても良くありません。エネルギー源である糖質を極端に制限しすぎると、エネルギー不足になってしまいます。すると、糖質の不足分を補うためにタンパク質がエネルギー源として使われてしまい、結果、筋肉量が減少し、 かえって基礎代謝を低下させてしまう原因にもなりかねません。
また、ブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源。糖質が不足してブドウ糖が十分に届けられないと、集中力の低下など脳の働きを妨げてしまう可能性も。糖質の摂取量を意識し、バランスの良い食事を心がけてください

糖質って多くても少なすぎてもダメなんですね……！　普段の食生活で糖質の摂取量をコントロールするのは結構難しそう。。

そんなことはありません。『低GI食品』を取り入れてみると良いと思いますよ

『低GI食品』、ダイエットや健康特集などで耳にしたことはありますね。もう少し詳しく教えてください！

そもそもGIとは“グリセミックインデックス”の頭文字で、簡単に言うと、食品を食べた後の血糖値の上がるスピードを数値で表したものです。低GI食品は食後の血糖値の上昇がおだやかなので、糖を脂肪に変えるホルモン、インスリンの分泌を抑えることができます。さらに低GI食品は食物繊維が豊富な食品が多く、満腹感が保てるので、食べ過ぎを防ぐことにも繋がり、一石二鳥です！　その次にとる食事の血糖値を抑制する働きもあるんですよ。代表的な食品としては玄米や大豆、ヨーグルト、柑橘類のフルーツが挙げられますね。中でも、大豆は注目の低GI食品です

低GI食品すごいですね……！　大豆はカラダに良いとよく聞きますが、どうして注目されているのですか？

低GI食品でもある「大豆」は女性の強い味方！
意外と知らない、その魅力って？

大豆といえば低カロリーでカラダに嬉しい成分がたっぷり含まれている！　ということは、多くの人が知っている基本知識。さらに最近では“セカンドミール効果”でも注目されているのだとか。先生、詳しく教えてください！

最初にとる食品（ファーストミール）が、次にとった食品（セカンドミール）の後の血糖値にも影響を与えることを“セカンドミール効果”と定義されています。
繊維の多いマメ科植物（大豆など）を含む食事は、炭水化物の消化・吸収を遅らせ、食後の血糖の上昇を抑えることができること。さらに、次の食事による血糖コントロールを改善することも確認されているんです。※1
そして大豆には、女性ホルモンに似た成分といわれる「大豆イソフラボン」や、アミノ酸スコア100の良質な「大豆タンパク質」など、女性のキレイを支える成分が豊富。ひと言では大豆の栄養パワーを語りきれませんね

出典：
※1岩下　聡ほか、大豆配合焼き菓子の血糖応答とそのセカンドミール効果に関する検討
薬理と治療36（5）：417-27（2008）

大豆にそんなたくさんの魅力があったなんて……！　豆類をほとんど意識して食べていなかったので、もっと積極的に食べていかないと。

ぜひ！　ヘルシーな大豆タンパク質などの観点から、ソイプロテインや大豆ミート、大豆菓子など、大豆置き換え品にも注目が集まっているんです。豆腐や豆乳はもちろん、大豆置き換え品も上手に活用しながら、おいしく、たっぷり大豆を摂取してくださいね！

日々の食生活で手軽においしく大豆を食べたいなら、
まるごと大豆でできた低GI食品の『SOYJOY』がぴったり！

ドラッグストアはもちろん、コンビニや駅の売店にも売られている『ソイジョイ』。実は、小麦粉を一切使わずに作られているって知っていましたか？　大豆をまるごと粉にした大豆粉を使っているので、食物繊維も植物性タンパク質も含まれている低GI食品です。しかも、糖質量は1本10g程度！　片手で手軽に食べられる上、ボロボロとこぼれ落ちず、音やにおいも気にならないので、デスクや移動中などシーンも選びません！　仕事中の間食にも良さそうですね♪

他にもこだわりがいっぱい！　『ソイジョイ』をもっと詳しく