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おいしい女になるヒントがここに!? 映画「食べる女」の共感シーンを人気イラストレーターが描きおろし

豪華な女優陣の共演で話題をよんでいる映画「食べる女」(配給:東映)が、2018年9月21日に公開されます。一足先に、映画を鑑賞した女性イラストレーター3人が劇中シーンを描き下ろした特別イラストが、近日公式ホームページにて公開予定です。

山科ティナさんが描いた女たちが一同に集まり食事するシーン

映画「食べる女」は、筒井ともみさん著の『食べる女 決定版』の短編集を、筒井さん自らが脚本化した、年齢や職業、恋愛に対する考え方や、人生の価値観が異なる8人の女たちの物語で、彼女たちが“おいしいもの”を食べながら繰り広げる本音満載の宴を通して、それぞれが悩みを抱えながら生きていく女たちを描いています。

話題の女優陣は、小泉今日子さんをはじめ、沢尻エリカさん、前田敦子さん、広瀬アリスさん、山田優さん、壇蜜さん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、鈴木京香さんといった各世代の今を代表する女性が、幸せを模索する女たちを演じています。

このほど、映画を鑑賞した3人の人気女性イラストレーター、マキ ヒロチさん、進藤やす子さん、山科ティナさんが、それぞれ印象に残ったワンシーンをイラストに描き下ろし、コメントを寄せています。

マキ ヒロチさんが描いた食事シーン

実写ドラマ化された作品「いつかティファニーで朝食を」や「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」の原作者でもあり、幅広いジャンルで活躍中のマキ ヒロチさんが描いたのは、沢尻エリカさんが演じる恋愛から逃げ腰なのをごまかし、蓄財にはげむ女の通称ドドとユースケ・サンタマリアさん演じるオヤジサラリーマンのタナベが二人で食事をしているシーン。
強張っていたドドの表情が、食事とお酒とタナベの眼差しでだんだん優しい表情に変わっていくところが、かつてのマキさん自身とリンクして温かい気持ちになれたそうです。

進藤やす子さんが描いた印象的なシーン

ファッションイラストレーターとして、イラスト・コーディネート共に幅広い年代から支持されている進藤やす子さんが描いたのは、小泉今日子さんが演じる迷える女たちにおいしいごはんを食べさせて元気にする女、通称トン子が、シャーロット・ケイト・フォックスさん演じる、料理下手のために離婚危機に陥っている通称マチを激励しているシーン。
進藤さんは、ちょっとだけでも手をかけたごはんが、心を和らげることを気づかせてくれる映画だったと言い、自分に正直な「食べる女」でありたいとコメントしています。

企業のコラボマンガを担当し、媒体に限らず広く活動中の山科ティナさんが描いたのは、鈴木京香さんが演じる、聖母的な愛と料理でかわいい男をつまみ食いするのが趣味という美冬が女将を務めている、ごはんや“道草”に登場人物が一同に集まり、食事をするシーンです。
この映画で描かれた女たちは、年齢、性格、仕事、生い立ちや、抱えている孤独も、幸せを感じる事柄もすべて個性的でバラバラだけど、唯一共通する幸せがあるというメッセージを感じたという山科さん。観終わった頃には、私たちは自分の手で幸せになれると感じることができたそうです。

三者三様にそれぞれが共感できたという映画「食べる女」では、登場人物たちそれぞれが抱える悩みを、“食”を通して見つめなおし、一歩踏みだそうとします。トン子が言う「どんな時でもちゃんとおいしいごはんを食べれば、心も身体も元気になる。そしてもっともっとおいしい女になろう」という言葉には、現代を生きる女性を応援してくれるメッセージが込められていますね。

映画『食べる女』公式サイト

提供:東映株式会社

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