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世界で20秒に1人の子どもが命を落としているリアル。いま、私たちにできること。

20秒に1人。
これは、世界でワクチンがないために命を落とす子どもの数。1日にしてなんと4,000人です。日本ではごく当たり前になっている予防接種ですが、開発途上国の現状はそうではありません。自力で調達できないために、実はワクチン不足がとても深刻な問題となっています。

自分には全く関係ない、世界のどこか遠いところで起きているできごと……と思わずに、まずは知ってほしいのです。目を背けずに、私たちにできることを考えてみませんか?

ワクチン不足は深刻な問題
それがあれば、救える命があります

ワクチンは、いわば体の防災訓練で、ウイルスに負けない体を作るために大切なもの。子どもたちの命を脅かす六大感染症と言われているのが、ポリオ、はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風です。感染症は、一人の感染者が発生すると多くの人に広がる危険性があり、特に抵抗力の弱い子どもにとっては大きな脅威です。その対策には、ワクチンを接種して「予防」することが何より大事ですが、国が貧しく、肝心のワクチンを購入できない国が世界にはまだまだあります。

しかし、実際ワクチンの価格は、三種混合DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)で25円、ポリオで20円、BCG(結核)では19円と、私たちからするとそう高くはありません。コンビニで買うコーヒー代の100円で5人の子ども、お出かけ帰りのタクシー代1,000円で50人の子どものワクチン代になります。ワクチンさえあれば救える命が、たくさんあるのです。

そんな、世界の子どもたちの未来を守る活動を行っているのが『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』。1994年の設立以来、開発途上国にワクチン支援を行っている民間の国際支援団体です。サポーターたちからの支援により集めた寄付金を、口から誰でも接種させることができる「生ワクチン」や注射型のワクチンに。そしてこうしたワクチンを冷蔵・冷凍保存するためのインフラ(コールド・チェーン)などに換え、子どもたちに届けてきました。この20年で開発途上国の子どもたちの死亡率は半減したものの、それでもまだ1日4,000人がワクチンで予防できる感染症で亡くなっているのが現実。もっともっと、ワクチンで助かる命を救うために活動を続けています。

世界の子どもにワクチンを

Special Interviewスペシャルサポーター 鏡リュウジさんの想いとは

マイナビウーマンの星占いでもおなじみの鏡リュウジさんは、『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』のスペシャルサポーターのひとり。サポーターになったきっかけやチャリティ活動の意義などを語っていただきました。

Profile鏡リュウジさん
心理占星術研究家・翻訳家。心理学的アプローチの占いで圧倒的な支持を得ている。ポピュラーなものからアカデミックなものまでジャンルを縦断した著述活動を展開中で、著訳書は80冊を超える。テレビ、雑誌など幅広いメディアで活躍中。2008年から認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会のスペシャルサポーターを務める。

スペシャルサポーターになって約10年
実情を知って思ったことは……

「スペシャルサポーターになったのは、大学時代の同級生のお母さまが、『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』の理事を務めていて、お話をいただいたのがきっかけでした。深刻なワクチン不足は、スペシャルサポーターになる前から知っていたのですが、改めて団体の方から、今もなお多くの子どもたちがワクチンさえあれば助かる感染症で亡くなっていることを聞いて。ワクチン接種がいかに重要か気付かされました。

またワクチンの寄付先を決めるために、団体の方たち自ら現地に何度も足を運んで、どのような道筋を通って子どもたちの元にワクチンが届くかをしっかりと確認していることを知ったんです。とても信頼できる団体だと感銘を受けました。だから私にもお手伝いができることがあればと、活動をしてます」

日本にもっとチャリティや寄付文化を根付かせたい

「ワクチンで救える命があることを広めると同時に、もっと日本にチャリティ文化が普及したらと切実に願っています。昔から私はイギリスを頻繁に訪れていたので、チャリティに対しての欧米と日本の意識の差をずっと感じていたんです。私が大学生の頃にはすでにイギリスでは『ビッグイシュー』の試みが始まっていたし、どんな街にもチャリティショップがありました。

もちろん最近は、少しずつ変わってきたように思います。それは東日本大震災で、世界中から多くの義援金が集まったことも大きかったと。私たちももっと世界に目を向け、支援を必要とする国や地域がたくさんあることを知り、できることから始めるべきだと思っています」

開発途上国へ、こんな支援をしています

1日100円で変えられる未来がある
私たちにできることを考えてみませんか?

世界の実情は分かっても、実際何から始めたら良いか分からないという人も多いのではないでしょうか。ですが決して、一度に多額のお金を寄付しなくても良いのです。そこで、比較的負担のない額から寄付できるのが「子どもワクチンサポーター」。月々1,000円から定額を銀行口座やクレジットカードから自動的に寄付するシステムです。

たとえば1日100円(月3,000円)。普段コンビニでお菓子やコーヒーを買うこのお金で、毎年1,800人の子どもたちにポリオワクチンをプレゼントできます。1日200円(月6,000円)なら、1年間でラオス少数民族の村の子ども全員にワクチンを届けられます。1日100~200円程度なら私たちにも無理なく寄付できるはず。この「子どもワクチンサポーター」の毎月募金による寄付は全体の約15%を占め、安定的な支援国へのワクチン供給を支えています。

こんな風にワクチンをプレゼントできます
例えば1年間の支援で

1日33円で(月1,000円)

120人の子どもに、はしかワクチンをプレゼントすることができます。

1日100円で(月3,000円)

1,800人の子どもに、ポリオワクチンをプレゼントすることができます。

1日200円で(月6,000円)

ラオス少数民族の村の子ども全員に、ワクチンをプレゼントすることができます。

「子どもワクチンサポーター」についてもっと詳しく

衣替え時期の“断捨離”でも社会貢献!
古着deワクチン

募金以外にもできることもあります。それが「古着deワクチン」。不要になった衣類などを送るだけで、世界の子どもたちへワクチンを届けることができるサービスです。

インターネットで注文をすると専用キットが届き、段ボールへ不要になったバッグや靴、服、服飾雑貨を詰めて送り返すだけ。たったこれだけで、捨てるはずだった服をアフリカやカンボジアなどの開発途上国で再利用することができると同時に、1口につき5人の子どもへワクチンを届けることができるのです。お部屋もスッキリするので、衣替えの時期の断捨離にもぴったり。捨てようと思っていたものが、誰かの役に立つなんて素敵ですよね。

「古着deワクチン」をもっと詳しく

お申込みはこちらから

子どもたちの未来を守る
『認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会』

ワクチンを贈る国際協力を目的とした『認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)』。ミャンマーを皮切りに、ラオス、ブータンそして南太平洋上の国バヌアツなどへワクチンと関連機器を贈る活動を20年以上続けています。現地の政府やUNICEF(国連児童基金)などと協力しながら、子どもたちを感染症から守る活動です。ワクチンを届けるだけでなく、感染症やボランティアへの理解を深める講師派遣やイベントなど、ワクチン接種の重要性を伝える啓発活動も行っています。

寄付は「子どもワクチンサポーター」をはじめ、古本、書き損じハガキ、古着deワクチンなど使わなくなったものでの協力、さらに「いいね!」1つで1人分のワクチンが寄付されるFacebookでのキャンペーンも。身近なことから始められる支援で、救える命がたくさんあります。さあ、今できることから始めてみませんか?

私たちにできることをチェック

Facebookの「いいね!」でも応援できます

提供:認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会

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