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2018年10月16日 10:54 更新

カレンダーの読み方を幼児へ教えるには?日にち・曜日感覚の教え方

幼稚園や保育園に通うようになったり、習い事を始めると子供にもスケジュール管理が必要になってきます。カレンダーを使って、日にちや曜日の感覚を教えていきましょう。

幼児にカレンダーの読み方を教えたい!

Lazy dummy

言葉をだいぶ発するようになり、会話ができるようになった子供に「今日はどこにおでかけしよっか」「げつようびはスイミングだよ」など無意識のうちに日にちや曜日を会話のなかに入れていませんか。日にちや曜日の感覚がない子供ときちんと意思疎通をするためにも、カレンダーの読み方を教えると、もっと会話が弾み楽しくなりそうですね。

幼児は時間・日にちなど数の概念がない?

”今日は何日で、何曜日”や”朝→昼→夕方→夜→朝……”という概念なく過ごしている幼児も幼稚園や保育園に入ると、生活時間や行事を迎えるにあたり日にちや曜日にふれることになるでしょう。時間や日にちの概念がわかってくると、先生の話やおうちの人の話をさらに理解できるようになり、いろいろなものごとに興味がわき、知識が広がるようです。

抽象的な概念をわかりやすく教えるには

どのように教えればよいのでしょうか。まずは1日の流れから教えていくとすると、3歳未満でもわかりやすいように、絵本やイラストなどを見せながらの説明がおすすめです。描かれたものと現実が一致していることを確認しながら「お外が真っ暗だから、もう寝ようね」と声かけもしていくと認識していくでしょう。

曜日・日にち感覚を教えるには

Lazy dummy

平日と土日の法則を教える

曜日に関しては月曜日から金曜日までの平日を5本の指で伝えていく方法があります。親指から月曜日、人差し指が火曜日……小指が金曜日として感覚をつかませていく方法です。子供が少し理解してきたら「昨日は薬指で木曜日だったから、今日は小指だから何曜日かな?」とクイズ形式にすると「金曜日!」と嬉しそうに答えてくれるかもしれません。また、”日めくりカレンダー”を使って、平日は黒、土曜日は青、日曜日は赤の日と基本を教えていく方法もあります。土日がお休みのパパやママのご家庭であれば、「あといくつ寝ると青の日になるね」などカレンダーを1枚ずつめくりながら声かけしていくうちに、お休みの日がわかるようになったり、数の練習にもなるでしょう。

昨日・今日・明日を教える

何気に大人が使っている「昨日・今日・明日」も実は子供に通じていない言葉のひとつかもしれません。意思疎通をしっかり行うためにも教えておくとよいでしょう。次のような教え方はいかがでしょうか。

1.ホワイトボードに1ヶ月のカレンダーを貼ります。
2.マグネットを3つ用意しそれぞれに「きのう」「きょう」「あした」と書いたシールを貼ります。
3.カレンダー上で3つのマグネットを毎日ずらしていきます。

こちらを使いながら会話を意識するとより覚えやすくなるでしょう。例えば「きのうは雨が降っていたけれど、きょうは晴れだね」とカレンダーを差しながら話しかけたりしてみてはいかがでしょうか。様子を見ながら次のをステップとして「おととい~あさって」を加えてみるのもよいですね。

子供用カレンダーなら読み方もバッチリ

カレンダーには六曜や暦、イラストなどの情報が入ったものから数字だけのシンプルなデザインまでありますが、子供用のカレンダーもあるのでぜひ活用したいですね。曜日などすべてにふりがながふってあったり、ひらがなで表記されているものもあります。成長に応じて選ぶと読み方も覚えられるカレンダーを選ぶとよいでしょう。

おすすめ!子供カレンダー

Lazy dummy

ふりがな付き!ちびむすカレンダー

カレンダーが無料でダウンロードできる「ちびむすカレンダー」。様々な種類があります。

【ふりがなつき 干支カレンダー】
曜日にふりがなと干支のイラストが入った可愛いカレンダー。行事やイベントの解説付きだから興味や知識を広げてくれそう。

【ふりがなつき 六曜入りカレンダー】
シンプルな分、絵を描いたり、シールを貼ったり、色を塗ってオリジナルカレンダーにも。前の月と次の月のカレンダーもあり、翌月の予定なども確認ができて便利。

【生活表・季節のカレンダー】
予定が書き込めて”せいかつ うんどう てつだい”と毎日のめあてを守れたかチェックするスペースあり。○、△、×でチェックするほか、色を決めて塗ったり、シールを貼ったりして楽しみながら規則正しい生活が送れそう。なつやすみ編、ふゆやすみ編などもあり。

●ちびむすカレンダー 公式サイト
http://happylilac.net/calendar.html

カレンダーの読み方を学べる!ぷりんときっず

日にちや曜日の読み方は特殊なものもあります。たとえば8日は”ようか”、9日は”ここのか”。”月”を「1月(いちがつ)」とよんだり「月曜日(げつようび)」と読んだりこれだけでも幼児にとっては難しいですよね。どうやって教えたらよいかというのも悩みどころになりそうです。そんなややこしい読み方を学習できるぷりんとを無料でダウンロードできるのがこちらのぷりんときっず。簡単・普通・難しいのレベル分けされているから、日づけと曜日の読み方をきちんと覚えることができます。字が読めるようになったら、ぷりんときっずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

●ぷりんときっず 公式サイト「カレンダーの読み方」
https://print-kids.net/print/other/calendar-yomikata/

ひらがな&可愛い!シリピリカ

淡い色合いとやさしいタッチのイラストでとても可愛いらしいシリピリカの無料ダウンロードできるカレンダーです。日にちの読み方や曜日、行事やイベントなどすべてひらがなで表記されているから字を覚えたての子でも楽しめそう。曜日ごとに色分けされているので、色で曜日を覚えるのもよいですね。

●シリピリカ ひらがなこどもカレンダー
http://sirpirka.com/

まとめ

日にちや曜日の感覚がわかるようになると、予定が把握できたり数の概念も理解できて毎日の生活がもっと楽しくなりそうです。さりげなく会話の中に入れてみたり、クイズ形式にしてみたりとこどもカレンダーを利用しながら覚えていけるとよいですね。

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