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【医師監修】子供がスイミングに通う、8個のプラス効果とは?

【医師監修】子供がスイミングに通う、8個のプラス効果とは?

スイミングは筋肉を鍛えるだけではなく、他にも様々な効果があることをご存知ですか? じつは今、子供の習い事で人気があるのがスイミングなのです。小さいときから始めることができ、大人も一緒に楽しむことができるのも魅力です。今回は子供がスイミングスクールに通う魅力についてご紹介していきます。


この記事の監修ドクター
北浜こどもクリニック 北浜 直 先生
聖マリアンナ医科大学卒業、山王病院新生児科医長を経て、北浜こどもクリニックを設立。
医療機関併設型の病児保育やインフルエンザ等の予防接種、育児相談などお気軽にご相談下さい。
http://www.kitahama-kidsclinic.jp/

どんなことをするの? 幼児向けスイミングスクールの内容

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ベビースイミングと違い、幼児のスイミングスクールは子供たちと指導者で行われます。子供と一緒にプールには入れませんが、たいてい大人が子供の様子を見学する場所があるので安心です。スクールによってクラスや階級の分け方は違いますが、下記の流れでステップアップしていきます。また、はじめは子供用のアーム浮輪をつけておこないます。

まずは水慣れするコース

幼児のスイミングでは、スイミングを好きになってもらうために、まずは水を好きになってもらう遊びをするところが多いです。例えば、水中でのおもちゃ遊びやまねごと遊び、水中歩行等です。ゆっくり楽しみながら、遊びながら水に慣れていきます。

水慣れから楽しく水泳に移行するコース

水に慣れしてきたら、ゲーム的要素を取り入れつつ、少しずつスイミングの基本である顔つけやバタ足、浮身等を身につけていきます。水中のおもちゃを取ったり、皆で水中を歩いて流れるプールを作ったり、水中に飛び込んだり、プールがどんどん楽しくなります。

水泳を学ぶコース

まずは、水中での呼吸法や浮く、進む等、水泳での基本動作を見につけます。そして段階的にクロールや背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライなど泳ぎ方も教わっていきます。年齢や子供の成長にもよりますが、年長くらいから正しい泳ぎ方を教わっていきます。

どんな習い事が人気? 

水泳は子供から大人まで幅広い年代から愛されるスポーツの一つです。特に、数ある子供の習い事の中でも上位にあるのが、スイミングです。

厚生労働省の、男女別にみた習い事の種類のアンケートでも、男子の1位と女子の2位が水泳になっており人気の習い事であることがわかります[1]。

また東大生の65%はスイミングに通っていた経験があるという結果も出ていて、体力づくりに加え、それ以外の効果も期待できるのが人気の理由でしょう[2]。

次に、人気のスイミングの効果について見ていきましょう。

スイミングスクールで得られる8個のメリット

(1)バランスのとれた体作りができる

水中では浮力がはたらくので、関節や骨に負担をかけずに全身運動ができます。体の成長が著しい幼児期に、負担をかけずに体作りができるのはスイミングのメリットです。また全身を使うので、バランスのよい筋力と体力を作ることができます。

(2)基礎体力がつく

スイミングは水の中で身体全体を使って運動しますし、呼吸も制限されます。丈夫な身体になるのと同時に、体力も自然に身についていきます。はじめはグッタリと疲れてしまうかもしれませんが、次第に基礎体力がついてくるのが分かるでしょう。基礎体力がつくと体も丈夫になります。

(3)いざという時に役にたつ

プールや海、川等、子供が水に溺れる事故はゼロではありません。そして自分の子供はそんなことにならないとは言い切れません。子供が水に落ちて緊急事態の時、泳げるかどうかが命を左右するかもしれません。浮くことやパニックにならないようにするだけでも、いざという時には役に立つことでしょう。

(4)お風呂が怖くなくなる

顔に水がかかるのを嫌う子供は結構いて、そのような場合、お風呂が億劫になりますね。それがスイミングスクールに通うと、子供は水に慣れてくれるので、お風呂でも余裕を見せるでしょう。頭の上からシャワーで流しても泣かなくなるとママも楽になり、子供もお風呂が楽しくなりますね。

(5)精神的にも強くなる

スイミングスクールに通えばすぐに泳げるというわけではありません。すぐに泳げるというわけではなく、何回も練習して泳げるようになりますよね? その努力する力や、できない時どうすればいいのか考えること、もどかしさと折り合いをつける経験を得て、精神的にも強くなっていくことでしょう。

(6)達成感を味わえる

泳げなかった子供が泳げるようになると達成感が味わえます。どんな事でもそうですが、子供はできない事を克服し、いろいろな事ができるようになっていきます。その「できた」時の喜びは何物にも変えられない貴重な体験で、子供をぐんと成長させてくれます。子供の自信にもつながり、自己肯定感も満たされ、新しい事に挑戦する心が育ちます。そんな「できた」を味わえるように、スイミングスクールでは目標を設定し、階級制やスタンプを用いているところもあります。

(7)仲間ができる

目標の為に、一人でストイックに泳ぎの練習する小さい子供はほとんどいません。どんな子供でも友だちがいるから、一緒に楽しみ、一緒に頑張ることができます。スイミングスクールに通うことによって、一緒の目標に向かっている仲間ができます。時にはできた事を一緒に喜び、時にはライバルとして意識し、自分も頑張ろうと思うでしょう。ママや先生以外にも、できた喜びを分かち合える仲間の存在は、子供を大きく成長させてくれます。

(8)泳げるようになる

はじめは楽しく水に慣れるところから入りますが、スイミングスクールの最終目標は上手に泳げるようになることです。つまりスイミングスクールを続けていれば、泳げるようになります。幼児期からスイミングスクールに通っていれば、小学校での水泳の授業で足踏みしなくてすみますね。上手に泳ぐことができれば、授業で子供も活躍できるかもしれませんよ。

なぜスイミングが人気なの? 心身の効果以外の魅力も

スイミングは心身に与える素晴らしい効果が色々ありますが、習い事としても考えた時もメリットがたくさんあります。

怪我をしにくい

スポーツの習い事には怪我がつきもので、捻挫や打撲、すり傷、切り傷、刺し傷、骨折等ほんとうに色々な箇所をたくさん怪我します。その点、スイミングは運動量が多いけれど、他のスポーツに比べて怪我をしにくいというメリットがあります。子供は怪我をするものと言いますが、それでも子供の怪我を見ると心苦しいですよね。スイミングスクールは怪我をしにくいので、親にとっても安心して通わせることができるでしょう。

通いやすい

スイミングスクールは室内プールにあることが多く、天候に左右されないので突然のキャンセルはありません。スイミングは人気もあるので、全国的にスクールが多いのも魅力です。またスクールによっては、バスで送り迎えをしてくれるところもあります。これらに加え、小さい子供でもはじめやすいので人気があります。

狙う効果は? スイミングスクール選びのコツ

子供をスイミングスクールに通わせる時は、どんな効果を狙うのか、目的によってもスクールの選び方が異なります。

指導方針が合っているかを確かめる

子供のスイミングスクールですと、たいていは「楽しく泳ぐこと」を目的にしていますが、たまに「競技で勝つこと」を目的にしているところもあります。そのようなところだと、指導もスパルタになってきます。幼児の時期はまだ楽しく遊びの中でいろいろ吸収しています。指導方針が親の教育方針と合っていれば良いのですが、子供の成長も考え、親と子供に合ったスイミングスクールを見つけましょう。

費用や送迎など細かい所もチェック

指導方針がピッタリなスイミングスクールでも、費用や時間が合わないと通うことができません。お休みをした場合は振替があるか、バスによる送迎があるかなど、長く続けることを考えて細かいところもチェックしておきましょう。

体験教室で効果を確認

指導方針や費用等はホームページや電話で調べることができますが、気になるスイミングスクールがあるならば一度足を運んでみましょう。最近では一日無料体験をしているところも多いので、是非参加してみて下さいね。見ているのとやるのでは違いがあるので、実際の雰囲気を知るのは大切です。狙う効果が得られそうだな、と感じたら、申し込み手続きを済ませましょう。

まとめ

スイミングによる効果やスクールの選び方についてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか? 

子供の成長は早く、特に幼児期の心身の発達は驚くことが多いでしょう。また小さいときに努力したことや、心から楽しかった経験は、大きくなっても、その子供の糧になってくれます。

そんな貴重な幼児期だからこそ、習い事も慎重に選びたいですね。そして、習い事をするならば続けられるものや、子供がやりたいもの、子供のためになるものがいいですよね? もしどれがいいか悩んでいるならば、心身ともに良い効果があるスイミングスクールもぜひ候補に入れてみて下さい。

■参考資料

[1]厚生労働省ホームページ「2 子供の生活の状況」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/06/kekka2.html

[2]東大新聞オンライン 「LATEST NEWS 東大生の65%が習っていた習い事とは?」
http://www.todaishimbun.org/swimming0219/

※この記事は 医療校閲・医師の再監修を経た上で、マイナビウーマン子育て編集部が加筆・修正し掲載しました(2018.05.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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