「老後資金2,000万円不足」問題、不安? いくら必要だと思う? 調査を発表
「マネックス証券」は、2019年6月21日~25日にかけて、顧客にアンケート調査を行いました。
「マネックス証券」は、 金融庁の有識者会議が6月3日に公表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」に関する「老後資金2,000万円不足」問題について、顧客にアンケート調査を行いました。(有効回答数:9,618件)
自分には老後資金がいくら必要だと思うか
今回の有効回答数のうち、 約85%が老後に必要な資産は2,000万円では足りない、約40%が5,000万円以上必要だと考えていることがわかりました。一方で「老後資金2,000万円不足」問題の報告書を受けて、セカンドライフに対する不安が増したのは約20%にとどまる結果に。
積立投資をしている人の毎月の積立額
現在の資産の運用と貯蓄(銀行預金)の配分
積立投資についての質問には、約44%が積立投資額は毎月1万円以下~5万円でスタートしたと回答。 現在の積立投資額との比率変化は、積立開始後、 ライフステージによって金額を見直しながら継続していると考えられます。
運用している金融商品や利用している投資制度(複数回答)
また、約50%が「老後資金」や「将来の資産形成」を目的に積立投資を始めており、 「老後2,000万円不足」問題が出る前から、 老後資金への対策をしていることがうかがえます。つまり、資産形成の有効な手段として、少額の積立投資を実行している人が、一定数いることがわかります。
すすめても良いと思える金融商品または投資制度(複数回答)
さらに、「人にすすめても良いと思える、金融商品または投資制度(複数回答)」について聞いたところ、 約50%が「NISA」、 約36%が「iDeCo」と回答。 投資のリスクを抱えながらも、 国の非課税制度等を学びながら、 利用しているようです。
「老後2000万円問題」に関するアンケート
調査期間:2019年6月21日~25日
調査方法:マネックス証券の顧客を対象にインターネット調査
有効回答数:9,618件
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2019年07月02日に公開されたものです