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お地蔵さんがある場所の意味は? お地蔵さんの由来についても解説

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お地蔵さんがある場所の意味とは

お地蔵さんはさまざまな場所に設置されており、それぞれの場所によって込められた意味や願いが異なるといわれています。ここでは、代表的な設置場所とその意味について紹介します。

(1)お寺

お寺に祭られているお地蔵さんには、「六地蔵」や「子安地蔵」など、特定の役割やご利益を持つものがよく見られます。

六地蔵は、6体並ぶお地蔵さんのそれぞれが仏教で説かれる六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)に対応し、どの世界に生まれ変わった魂も救済するという意味が込められているとされています。

一方、子安地蔵は安産や子どもの健やかな成長を願って祭られており、妊婦さんやその家族が参拝に訪れることも多いようです。

(2)墓地

墓地にあるお地蔵さんは、水子地蔵である可能性が考えられます。

水子とは、流産や中絶によってこの世に生を受けることができなかった胎児や幼くして命を落とした子どもを指す言葉です。

地蔵菩薩は古くから子どもと深い縁を持つ存在として信仰されてきました。「賽の河原」の言い伝えでは、幼くして亡くなった子どもたちは三途の川を渡ることができず、河原で石を積み上げますが、鬼に崩されてしまうという終わりのない苦しみを味わうとされています。お地蔵さんはそうした子どもたちを救い、守ってくれる存在だと考えられてきました。

こうした背景から、水子供養のためにお地蔵さんが建てられるようになったといわれています。

(3)道路脇など

道路脇や村の入り口などに佇むお地蔵さんは、道祖神やその土地を守る神様と結びついて信仰されてきました。このように、仏教の仏と日本古来の神が一体化する現象を「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」と呼びます。

道祖神として祭られるお地蔵さんには、旅人の道中安全を見守ったり、疫病などの災いが集落に侵入するのを防いだりする魔除けの役割があるとされています。

お地蔵さんのある場所によって意味・役目が異なる

お地蔵さんは単なる石像ではなく、人々の祈りや願いが込められた信仰の対象として、長い歴史の中で日本の風景に溶け込んできました。

設置されている場所や状況によって、安産祈願や水子の供養など、さまざまな意味や役割を持っているとされています。

普段何気なく通り過ぎているお地蔵さんも、その場所に建てられた理由や込められた思いを知ることで、違った見え方がしてくるかもしれません。

街を歩く際にはお地蔵さんに目を向けて、その場所にある意味や先人たちの祈りに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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※画像はイメージです

※この記事は2025年11月27日に公開されたものです

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