エレガンスの名品の一つ、カラー補正下地のモデリングシリーズから新作の「エレガンス モデリング カラーベース」が9月18日より発売します。これまでも肌悩みをカバーするだけでなく、なりたい肌印象をかなえてきたモデリングシリーズがどのように進化したのか、メディア向けに行われた新製品発表会でお話を聞いてきました。
■ブルーとイエローが加わり、7色展開になった新カラーコントロール下地
エレガンスの2025年秋コスメとして登場するのは、新作のカラーコントロール下地「エレガンス モデリング カラーベース」です。これまでもコントロールカラーのパイオニアとして、一人ひとりの肌悩みや理想の肌印象に寄り添い、なりたい印象をかなえる色提案を続けてきたエレガンスですが、その肌づくりがさらにパワーアップしました。
特徴は主に三つ。一つ目は抜群のコントロール効果で自在に肌色をチェンジすること。肌色そのものが変化したかのようなカラーコントロール効果で、色ムラを自然にカバーしながら、明るく澄んだトーンに導きます。自在に色を仕込み、肌色を補正して、なりたい肌印象をかなえてくれますよ。
二つ目はキメや毛穴をカバーして、つるんとなめらかな肌を演出すること。みずみずしいベースが肌の毛穴や凹凸を自然にカバーし、透明感のあるキメ細かくつるんとした肌に整えます。
三つ目は、うるおった艶やかな肌とそのラスティング力です。透明度の高いオイルやエモリメント成分を配合し、乾燥から肌を守りながら、しっとりうるおうツヤ肌へと導きます。さらに肌とベースメイクをつなぎとめるベース構造により、色くすみを防ぎながら美しい仕上がりが持続するのだそうです。
カラー展開は、これまでのピンク、オレンジ、グリーン、ラベンダー、ベージュの5色に、ブルーとイエローが加わった全7色展開に。全てのカラーを見直して、最適化されるように整えたといいます。
新たに加わったブルーは、肌になじみながらも透明感を演出。白浮きすることなく、明るさや透明感をプラスします。一方イエローは、色ムラやくすみをカバーし、いきいきとしたフレッシュな印象へと導きます。
全色を腕にのせてみると、これまでのモデリングシリーズよりも肌なじみが良くなった印象。浮くことなく、素の肌にカラーとツヤのヴェールをまとったような仕上がりで、軽やかさとうるおい感も体感できました。
<カラー展開>
PK100 やわらかさのあるフェミニンな印象へ(血色感、クマ)
OR200 温かさのあるヘルシーな印象へ(クマ、そばかす)
BU300 涼やかさのあるスタイリッシュな印象へ(透明感、赤み・黄みカバー)
GR400 清々しさのあるフレッシュな印象へ(赤みカバー、ニキビ跡)
YE401 すっきりとしたナチュラルな印象へ(色ムラ、くすみ)
LV600 透明感のあるエレガントな印象へ(透明感、黄みカバー)
BE902 艶やかさのあるノーブルな印象へ(ツヤ、くすみ)
カラーは、なりたい印象や肌悩みから選ぶことができますよ。使い方は、ファンデーションを使用する前に適量を指先にとり、顔全体にムラなくなじませるだけと、とても簡単。より高いカラーコントロール効果が欲しい時は、重ね使いが効果的だといいます。
さらに、二色を使ったおすすめの“透明美肌”の作り方も。自然で明るいナチュラル美肌を目指したい人は、「YE401」を顔全体に伸ばしてくすみをカバーし、「BU300」をTゾーン、上まぶた、頬など顔の中心にのせることで明るさがアップしますよ。
立体感のある艶めき美肌に使用するのは「BE902」と「BU300」。「BE902」を顔全体に伸ばしてツヤを仕込んだ上に、「BU300」をTゾーン、Cゾーン、あご先などハイライトゾーンにオンすることで立体感がアップします。
冴えわたる澄んだピュア美肌には、「GR400」をまぶた、頬、小鼻など赤みが気になる部分にのせ、「LV600」をTゾーン、あご先につけて透明感を仕込みます。さらに透明感をアップさせたい時には「LV600」を頬の高いところにプラスするのがおすすめです。
多幸感あふれる血色美肌を目指すときは、「OR200」を顔全体に伸ばし、色ムラを整えます。その後「PK100」を頬の中心につけることで血色感を加えることができます。
おすすめのW使いを聞いたら、なおさら全色欲しくなってしまいますよね。発表会では、新色の「BU300」のおすすめの使い方が披露されました。
■白浮きせずに透明感と輝きをまとうベースメイクの作り方
まずは「エレガンス モデリング カラーベース BU300」をパール2粒ほど手にとり、顔の中心部からのせていきます。「BU300」は明るさが出るので、顔の外側よりも中心にのせていくのがポイントなのだそう。また、頬の高いところは黄ぐすみしやすいことから、しっかりのせることで透明感が増した美しい仕上がりになるといいます。
顔の中心にのせ終わったら外側に向かって伸ばしていき、口の上の部分など黄ぐすみが気になる部分に重ねていくと、透明感と陰影のある肌が完成しました。
その上からツヤ仕上がりの「エレガンス スティーミング モイスト ファンデーション」を重ねていくと、「BU300」のツヤ感と透明感が生き、スタイリッシュな印象に。
さらに、ブルーベースで「BU300」との相性も良い「エレガンス ラ プードル オートニュアンス Ⅷ」を顔の中心の毛穴が気になるところやテカリが気になる部分にだけのせていきます。
仕上げに光輝肌をかなえるフェイスパウダー「エレガンス アティミエル ヴェール 001」を頬の上に重ね、透明感と輝きを感じるベースメイクが完成しました。
■新コントロールカラーでなりたい肌印象へ
肌悩みがあっても、コントロールカラーを使いこなすのは難しいと思っている人もいるはず。「エレガンス モデリング カラーベース」は、テクニックいらずで理想の肌印象へ導くので、初心者から玄人まで使いこなせるアイテムとなっていました。約30年前からコントロールカラーを展開してきたエレガンスの最新作をぜひ手に取ってその魅力を体感してみては?
エレガンス モデリング カラーベース
2025年9月18日発売
全7色、各5,500円
(取材・文:吉川夏澄)