お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

人見知りでも大丈夫。新しい環境で疲れない“心の持ち方”

春。新しい出会いや環境に、少し胸が高鳴る季節。でも、同時に「ちゃんとやらなきゃ」「早く馴染まなきゃ」と、どこか肩に力が入ってしまう人も多いのではないでしょうか。私もそのひとりでした。

春。新しい出会いや環境に、少し胸が高鳴る季節。 でも、同時に「ちゃんとやらなきゃ」「早く馴染まなきゃ」と、どこか肩に力が入ってしまう人も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりでした。

新しい場所が苦手で、誰かに声をかけられるたびに緊張してしまったり、ちょっとした言葉を深読みして落ち込んだり。周りの人がうまく順応しているように見えて、「どうして私だけ……」と、自己嫌悪に陥ることもありました。

“話しかけるタイミングを間違えたかもしれない”
“浮いて見えたらどうしよう”
そんな不安ばかりが頭をめぐって、家に帰ってひとり反省会を開く夜も多かったんです。

でも、そんな私でも、「心の持ち方」を少し変えてみることで、新しい環境に疲れすぎず、少しずつ自分らしく過ごせるようになっていったのです。

今回は、そんな私の体験をもとに、「新しい出会いや環境を楽しむためのメンタル術」を4つご紹介します。

①「完璧な自分」でいようとしない

新しい環境に飛び込むとき、つい「いい人だと思われたい」「ちゃんとしてると思われたい」と、無意識のうちに背伸びをしてしまうことがあります。

私自身も、最初の印象をよくしたくて笑顔を作りすぎたり、自分の気持ちを後回しにして相手に合わせたりしていました。でも、そうやって“がんばって演じた自分”で築いた関係は、どこか苦しくなってしまうことに気づいたんです。

それよりも、少しずつでも「素の自分」を出していくことのほうが、安心できるつながりが生まれやすくなりました。

たとえば運営したイベントでも、最初は緊張していたけれど、ちょっとした悩みを素直に口にしてみたら、意外にも「わかる!」「私もそうだったよ」と共感の輪が広がったんです。

一度、勇気を出して「私、実はけっこう緊張してて…」とつぶやいてみたら、「私も!」と返ってきたそのやさしさに、心がほどけたのを覚えています。無理に完璧を目指さなくても大丈夫。まずは「少しずつ素直になる」ことから始めてみませんか?

② “人と比べるクセ”をやめてみる

新しい環境に飛び込むと、どうしても目につくのが「周りの人のすごさ」。
気づけば、隣の誰かと自分を比べて落ち込んでいたり、「私もあの人みたいにならなきゃ」と焦っていたり。

でもあるとき、「他の誰かになろうとするほど、自分の良さがぼやけていく気がする」と感じたんです。本当は、比べるためじゃなくて、喜んだり励まし合ったりするために、周りの人と出会ったはずなのに。

それからは、比べるのではなく、「わたしにはどんな良さがあるかな?」と目を向けるようにしました。周りとちがう視点を持っていること、人の話を丁寧に聴けること、慎重だけど一度決めたらコツコツ努力できること。たとえ小さなことでも、自分なりの強みに気づけると、少しずつ自信が湧いてきました。

新しくスキルを学んでいるときも、スキルの差に落ち込むことは何度もありましたが、そのたびに「自分にしかない視点がある」と言ってもらえたことで、前を向けた気がします。

比べて落ち込んでしまうときは、「わたしは、わたしの道でいい」と小さく唱えてみてください。それだけでも心がふっと軽くなります。

③ あえて「ゆるいつながり」をつくってみる

新しい場所に行くとき、「早く仲良くならなきゃ」「気まずくならないようにしなきゃ」とがんばってしまいませんか?私も以前は、“ちゃんと人間関係を築かなきゃ”と肩に力が入っていました。

でも、あるときSHElikesのコミュニティで、「お互いの距離感を大切にしながら、ちょうどいい関係を築いている人たち」に出会って、考え方が変わったんです。

SHElikesは、女性向けのオンラインキャリアスクールで、WebデザインやWebライター、マーケティングなど45種類以上のコースから自分に合ったスキルを自由に学ぶことができます。レッスンだけでなく、コミュニティやイベントが充実していて、“ひとりじゃない挑戦”ができる場でもあるんです。

「今日の投稿すてきだな」って思ったらいいねだけしてみる。イベントで同じテーマに関心を持っていた人に「よかったらまたお話ししましょう」とメッセージしてみる。それだけでも、安心できるつながりがじんわり広がっていきました。

私自身、「話しかけられない日」もたくさんありました。そんなときでも、Slackで誰かの投稿に共感するだけで「ここにいていいんだ」と思えたんです。“ゆるくてあたたかい関係”が、自分の居場所になることもあるんです。

④ 落ち込んだときは「ひとり反省会」より「ひとり称賛会」

新しい環境では、うまくいかないことも、予期せぬミスも、つきもの。そして真面目な人ほど、「なんであんなこと言っちゃったんだろう」「もっとできたはずなのに」と自分を責めてしまいがちです。

私も何度も、夜にひとり反省会を開いては落ち込んでいました。でも、あるとき「自分の“よかったところ”を3つ書いて寝る」と決めてみたんです。

「緊張しながらも最後まで参加できた」
「ちゃんと笑顔であいさつした」
「人の話を最後まで聞けた」

そんな些細なことでも、「できたこと」に目を向けると、次の日の朝が少し明るくなる気がしました。完璧じゃなくていい。がんばった自分を、まずは自分で認めてあげましょう。私は、そうやって“ひとり称賛会”を続けることで、少しずつ自己肯定感が回復していきました。

新しい環境が、少しだけ楽しみになるように

「ちゃんとしなきゃ」と思えば思うほど、新しい出会いや環境は息苦しくなってしまうもの。でも、自分のペースで、自分の感情を大事にしながら過ごしていけたら、それだけで十分なんだと思います。

私はSHElikesというコミュニティに出会ったことで、そうした“心のゆとり”を持てるようになりました。新しい挑戦を応援してくれる仲間や、安心して学べる場所があること。それが、何よりのメンタル術かもしれません。

今でも、環境が変わるたびに不安はゼロにはなりません。でも、そんなときこそSHElikesのコミュニティやレッスンが、私にとっての「戻ってこられる場所」になっています。

自分の気持ちを言葉にしてもいいし、そっと見守るだけでもいい。大事なのは「どんな自分でも大丈夫」と思える心の余白を持っておくこと。そのためのヒントが、きっとあなたの中にもすでにあるはずです。

「新しい環境に飛び込むのがこわい」そんな気持ちを抱えたままでも大丈夫。一歩ずつ、自分のペースで、自分らしく挑戦していきましょう。

本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 あおいさん)

SHElikesについて
https://cutt.ly/cwv7g0aJ

自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちらhttps://shares.shelikes.jp/

※この記事は2025年05月28日に公開されたものです

続きを読む

SHARE