初めてでも安心! シンガポールの贅沢グルメとアクティビティを巡る2日間
08:30 Day2/「YY Kafei Dian」でローカルな朝食を堪能
シンガポール旅行2日目の朝はローカル感を味わうのはいかが? ラッフルズホテル正面玄関の道をブギス方面に歩くと出てくるレストラン「YY Kafei Dian」では、海南チキンライスビーフンなどのローカルフードを楽しめます。
なかでも有名なメニューが「カヤトースト」。カヤトーストとは、シンガポールやマレーシアで親しまれている伝統的な朝食メニューのこと。
薄くカリッと焼き上げたトーストに、「カヤジャム」と呼ばれるココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフ(東南アジア特有のハーブ)で作られた甘いジャムをたっぷり塗り、薄くスライスしたバターを挟んで仕上げます。
ココナッツの風味豊かな甘さとバターの塩味が絶妙に調和し、サクサクとした食感が楽しめるのが何よりの魅力。シンガポールでは、カヤトーストを醤油をたらしてかきまぜた半熟卵の中にディップして食べるのが一般的なスタイルなんだそうです。
このカヤトースト、軽い食感でどんどん食べ進められてしまうので、1セットはあっという間に完食しちゃいます。ピーナッツバターのような風味が忘れられず、何度持ち帰りたいと思ったことか……。
09:30~ サイドカーでシンガポールの街を滑走!
ローカルフードをたっぷり楽しんだあとは、ちょっと贅沢に「サイドカーで巡るヘリテージツアー」に出かけてみませんか?
クラシックなベスパのサイドカーに乗って、風を感じながらシンガポールの街並みを巡る“遺産ツアー”は、まさにシンガポールの魅力を全身で感じられるアトラクションです!
ツアーはプランやルートによって異なりますが、1回の料金は2~3万円ほど。少し贅沢なお値段に思えるかもしれませんが、異国情緒あふれる街を駆け抜ける爽快感と、ガイドによる解説でシンガポールの歴史や文化を深く知ることができる充実感は、お値段以上の価値がありますよ。
シンガポールが初めての方にも、何度も訪れている方にも、忘れられない特別な体験になること間違いなしです。
11:30 海鮮料理を存分に楽しめる「Keng Eng Kee Seafood」へ
ランチタイムには、地元で大人気のズーチャー料理(煮炒料理)店「Keng Eng Kee Seafood」へ。大きな円卓を囲んで、看板メニューの「チリクラブ」や「珈琲ポークリブ」、黒コショウが効いた蟹料理など、贅沢な海鮮料理をリーズナブルに楽しめるお店です。
こちらのお料理はほとんどがシェアスタイルの大皿料理なので、3~4人で訪れるのがベスト。でも、お腹が空いているなら2人でもぺろりと完食できちゃうかも! 特にチリクラブは、身をほぐした状態で提供してくれるので、面倒な殻むき作業を省いて、食べることと会話に集中できるのがうれしいポイントです◎
そのほかの料理も甘辛い味付けが多く、日本人にも親しみやすい味わい。コクのあるソースが絡んだ「珈琲ポークリブ」や、スパイシーな黒コショウの香りが食欲をそそる蟹料理は、どれを選んでもハズレなしです。
滞在中においしいズーチャー料理(煮炒料理)を気軽に楽しみたい方には、ぜひ足を運んでほしい一軒です!
13:30 セントーサ島へ。ケーブルカーから見える絶景が最高◎
午後からは、セントーサ島へお出かけ! シンガポール本島の南に位置するこのリゾートアイランドは、エンターテインメントの宝庫。観光客にも地元の人にも愛されるスポットです。
本島からセントーサ島に向かう際は、ぜひケーブルカーをチョイスしてみて。空中をゆったり進むゴンドラからは、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールや、どこまでも広がる海の絶景を360°楽しむことができます。
風を感じながら眺めるパノラマビューは、思わず写真を撮りたくなる美しさ! 移動時間もアトラクションの一部として楽しめちゃいます。
15:00 「The Palawan」でアクティビティを満喫!
セントーサ島を訪れたら、ぜひ話題の「The Palawan(ザ・パラワン)」でアクティビティを満喫してみて! パラワンビーチに新しくオープンしたこの施設は、プールやゴルフから本格的なゴーカートサーキットまで、幅広いアクティビティが楽しめる贅沢なスポットです。
今回私が挑戦したのは、注目のゴーカートサーキット「HyperDrive(ハイパードライブ)」。なんと、こちらはアジア初で唯一の屋内サーキットなんです!
見た目も本格的なコースにちょっとドキドキしましたが、初心者から上級者まで楽しめる3種類のレベルが用意されているので、安心してチャレンジできますよ。私はついついアクセル全開で追い抜きまくってしまいましたが(笑)、のんびり楽しむことももちろんOK!
「HyperDrive」の最大の魅力は、バーチャル要素が取り入れられているところ。「武器」を集めて他のレーサーを妨害したり、「ブースト」で一気に加速したりと、ゲーム感覚で白熱するレースが楽しめます。
友達や家族と一緒に挑戦すれば、きっと盛り上がること間違いなし! セントーサ島でアクティブに過ごしたい方におすすめの体験です◎
「SkyHelix Sentosa」もぜひ体験してみて!
セントーサ島に行ったら、「SkyHelix Sentosa(スカイヘリック セントーサ)」を体験するのもお忘れなく! 海抜79mというシンガポールで最も高い場所にある野外パノラマライドで、特徴的な二重螺旋のデザインが目を引くアトラクションです。
下から見ると「それほど高くなさそう……?」なんて思うかもしれませんが、いざ乗ってみると予想以上の高さにびっくり!
ゆっくりと上昇するたびに、シンガポールの美しい景色が360°広がります。特に夕方や夜は、絶景ときらめく夜景を堪能できるので、とってもロマンチックな時間が過ごせますよ。
ただし、高いところが苦手な方はちょっと注意が必要です。私も高所恐怖症なので、頂上では少し固まってしまいました(笑)。でも、それでも見る価値のある景色が広がっているので、勇気を出して挑戦するのはアリかも!
19:00「RAFFLES HOTEL」で本格的なインドカレーを
2日目の夜は、シンガポールの名門「RAFFLES HOTEL」内にあるレストラン「TIFFIN ROOM(ティフィンルーム)」で贅沢なディナーを楽しむことに。
「TIFFIN ROOM」は、伝統的な王室料理にインスパイアされたインド料理を提供する格式あるレストラン。挽きたてのスパイスを贅沢に使ったカレーは、香りからして特別感が違います。ひと口食べると、その奥深い味わいに感動すること間違いなし!
中でもおすすめなのが、バターチキンカレーとマトンカレー。バターのリッチなコクが広がるバターチキンカレーと、ピリッとスパイシーなマトンカレーはどちらも絶品で、「次はこっち、やっぱりあっち……」と、つい行き来してしまう美味しさ。
ナンやライスとの相性も抜群で、最後まで夢中で楽しめますよ。
「LONG BAR」にもぜひ立ち寄って!
「RAFFLES HOTEL」を訪れたら、ぜひ「LONG BAR(ロングバー)」にも立ち寄ってみて。
「LONG BAR」は、シンガポールを代表するカクテル「シンガポール スリング」が1915年に初めて生まれた、由緒あるバー。2階建てのシンプルな内装ですが、歴史の重みを感じる空間で、多くの人々が集う賑やかな雰囲気が魅力です。
このバーならではのユニークなルールとして、テーブルやバーカウンターで提供されるピーナッツを食べた後の殻を、なんとそのまま床に捨てるのが伝統的なスタイル! おそらくシンガポールで唯一「ポイ捨て」が許される場所かもしれません(笑)。
シンガポールの歴史と文化に触れながら、ぜひ本場の「シンガポール スリング」を味わってみてくださいね。きっと忘れられない一杯になるはずです。
20:30 シンガポールお土産の殿堂「Mustafa Centre」で爆買い!
バーでお酒を楽しんだあとは、シンガポールのリトルインディア地区北東にある「Mustafa Centre(ムスタファセンター)」へ! ここは、シンガポールで大人気のショッピングモールで、なんと24時間営業なんです。観光客にも地元の人々にも愛されていて、どんな時間でもショッピングを楽しめるのが魅力的。
ムスタファセンターでは、食品、衣類、家電、ジュエリー、香水、医薬品、家具、そしてもちろんお土産まで、あらゆるものが揃っています! なかでもチェック必須なのが、シンガポール発祥の外用薬「Tiger Balm(タイガーバーム)」。
タイガーバームは、筋肉のこりや痛みを和らげることで有名で、アジア圏では家庭の常備薬として広く親しまれているアイテム。なんと、レッドとホワイトの2種類があり、それぞれ効果が違うんです。
レッドタイガーバームは、より強い温感効果があり、筋肉の深部に働きかけるもの。痛みが強い部位に使用されることが多いんだそうです。一方ホワイトタイガーバームは、冷感効果が強く、軽い痛みや疲れを感じた部位に使うことが多いとのこと。虫刺されやかゆみにも効果があるんだそうです。
今回は、このタイガーバームを始め、ヘアマスクやシートマスク、リップクリームなど、気になるアイテムを約2万円分も購入しちゃいました! ムスタファセンターでは、ばらまき用のお土産も豊富に揃っているので、シンガポールを訪れた際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
DAY1・2まとめ
シンガポールで過ごした2日間は、ローカルフードをたっぷり堪能し、セントーサ島で思い切り遊び、RAFFLES HOTELでは贅沢なひとときを満喫……と、気づけばあっという間に過ぎてしまいました。この記事を読んで「シンガポールに行ってみたい!」と感じていただけたらうれしいです。
でも、この旅はまだ終わりません! 3日目には、さらなるシンガポールの新たな魅力に出会ってきました。
次回の記事では、最終日の楽しみ方をご紹介しますので、ぜひお楽しみにしてくださいね!
(michika)
取材協力:スクート、
※この記事は2024年12月27日に公開されたものです