人のあたたかさが身に沁みる……!! 「OMO7高知」でアラサー女子が1泊2日で高知を大満喫した話
チェックアウト寸前まで楽しめる! 「OMO7高知」で過ごす2日目
グルメにお酒、よさこいと大満喫の1日目を過ごした結果、ぐっすり眠ることができました。2日目の朝も、高知ならではの食事をいただきます!
OMOダイニングの朝食では、カツオの漬け丼や高知の郷土料理である「田舎ずし」のほか、ゆずが香る甘酸っぱいフレンチトーストや、日曜市名物「いも天」のできたてを食べることができます。
こんにゃくやみょうが、たけのこといった山の幸を使った田舎ずしは、高知の特産であるゆずを使った「柚子酢(ゆのす)」で酢飯を作っているので、さっぱりとした味で朝食にぴったり! 300年以上の歴史を持つ日曜市で有名な「いも天」も、揚げたてをいただくことができるのは嬉しいですね!
朝ご飯を食べて満足したところで、次はちょっとディープな高知を見るべく街へ出かけることに。高知市には全国でも珍しい曜日ごとに開催される街路市があり、現在は火・木・金・日曜日にそれぞれ異なる場所に露店が並びます。
OMO7高知では街の魅力をディープに体験できる「ご近所アクティビティ」として、「酢がきいちゅう、日本一の日曜市ツアー」を実施しているのですが、11月7日からは「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー」もスタートします。
木曜市は日曜市に比べると小規模ながら、その分ゆっくりと店主と交流できることが魅力なんだとか。そこで今回はOMOレンジャー案内のもと、木曜市へ行ってきました!
まずは高知の路面電車「とさでん」に乗って、木曜市が開催される「県庁前」へ。移動中はOMOレンジャーが路面電車にまつわるクイズを出してくれるので、楽しく移動できました!

日本で最古、かつ最長。さらに停留所間の距離が日本一最短の駅がある「とさでん」(参照:https://tosabushi.com/2021/12/13364/)
「県庁前」はその名の通り近くに高知県庁があるほか、市役所やオフィスビルが立ち並んでいるため日曜市に次いで人気が高く、お昼ご飯を買いに来る人や夜ご飯の食材を求めて訪れる地元の方もいるんだとか。
OMOレンジャーに導かれ、さっそくお店へ。「どこからいらしたんですか?」と話しかけてくれる気さくなお店の方とOMOレンジャーのアシストもあり、おすすめのくだものやその食べ方を教えてもらうことができました!
実際に野菜やくだものを育てている生産者さんに会えるのも、東京ではなかなかできない体験ですよね。この時はオクラがお店に並んでいたのですが、小さくてかわいいオクラを初めて見てテンションが上がっていたら「これ、私が1つ1つハサミで切ったんですよ」とお店に立たれていた女性が教えてくれました。目の前でお話ししている方が実際に育てた野菜だと思うと、とても感慨深かったです……!
野菜やくだもののほか、街路市ではお惣菜や和菓子も売っています。私が気になったのは、日曜市でも有名だという「しば餅」。定番の白いお餅のほか、きび粉や蕎麦粉を使ったしば餅は、全てつき立てのお餅でつくられています。
1個からでも買える手軽さと、お店の方の優しい人柄に惹かれて購入した私。羽田空港に着いてから食べたのですが、まだ柔らかくふわふわのお餅でとてもおいしかったです……!
飛行機の時間まで高知を楽しみつくす! お得なバス乗車券も
高知に行ったからには見ておきたくなったのが、太平洋に面している「桂浜(かつらはま)」。高知市内の観光スポットを回ることができる「MY遊バス」ならバス1本でお得に行くことができると知り、行ってみることにしました!
MY遊バスの乗車券は、高知駅バスターミナルやみどりの窓口をはじめとする高知市街地で購入可能です。行き先によってチケットが異なるので、桂浜に行く場合は「桂浜券」を買ってくださいね。
また、MY遊バス乗車券を持っていると、路面電車(市内均一区間)の運賃が無料になったり、特典協賛施設の入場割引が受けられたりと、便利なだけでなくお得に観光ができるのでおすすめです!
ホテル近くの停留所から40分ほどバスに揺られていくと、視界が一気に広がり海が見えてきました! 乗り換えがなくまっすぐ到着するのがありがたいですね!
「桂浜公園」には有名な坂本龍馬像をはじめ、「桂浜水族館」や「坂本龍馬記念館」などの施設が並んでいます。また、2023年にオープンした「海のテラス」では、レストランやカフェ、お土産屋さんのほか、桂浜の歴史や高知の文化を学ぶことができる「桂浜ミュージアム」などが軒を連ねています。
ちょっとひと休みしようと向かったのが、海のテラス内にある「スイーツ食堂 マンテンノホシ」。お店の名物「満天の星 大福ソフト」(660円)は、龍馬の形をしたスプーンでほうじ茶のソフトクリームをすくっていただきます!
ただ観光するだけじゃない、街の魅力を知ることができる「OMO7高知」
最後まで高知を満喫し、無事に空港に到着することができた私。今回の旅を思い返してみると、1人旅にも関わらず、どの場面でも高知のみなさんの笑顔が浮かびました。
その理由は、OMOレンジャーをはじめとするOMO7高知のスタッフの方とたくさん交流できたのはもちろんのこと、木曜市で地元の方々とお話しすることができ、いつもの旅行では味わえない、その土地の雰囲気や地元の方々の人柄を感じることができたからだと思います。
東京のスーパーでサクッと買い物を済ませる日常に慣れていて、人との関わりが希薄になっているアラサー女子のみなさん。ぜひOMO7高知を訪れて、人のあたたかさに触れてみてはいかがでしょうか?
施設概要
OMO7高知 by 星野リゾート
高知県高知市九反田9-15
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/
(取材・文:松岡紘子/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2024年10月18日に公開されたものです