アメジストが「怖い」といわれるのはなぜ？　スピリチュアルな意味・効果も紹介

アメジストは恐ろしい存在で、所持してはいけないといううわさがあります。そこには昔からの言い伝えや、アメジストが持つとされる強力なエネルギーが深く関わっているといわれています。

この記事では、アメジストとは何か、そしてスピリチュアルな効果や怖いといわれている理由について紹介します。アメジストに興味があるものの、怖いイメージがある人はぜひ参考にしてみてください。

アメジストとは

「アメジスト」は「紫水晶」とも呼ばれ、名前の通り紫色が美しい水晶です。

その高貴な印象もあり、昔から身分が高い人が所有する宝石として、世界的に好まれてきました。

アメジストの名前の由来はギリシャ語で「酔わない」を意味する「amethystos」で、当時はアメジストを着用すれば悪酔いしないと信じられていたそうです。

アメジストの特徴

アメジストの特徴は、透明度が高いパープルカラーの見た目。

アメジストの紫の色合いは、薄い紫や灰色がかった紫などさまざまですが、中でも深く濃い紫色をしていて透明度が高く、色むらのないアメジストほど希少価値があるといわれています。

アメジストのスピリチュアルな意味と効果

ここからは、アメジストが持つとされるスピリチュアルな意味と効果について、代表的なものを紹介していきます。

（1）ネガティブなエネルギーを排出する

アメジストは優れた浄化作用を持っているといわれています。

持ち主が持っているネガティブなエネルギーを排出し、遠くへと追いやってくれる上に、ポジティブなパワーに変えてくれる役割があると考えられているのです。

（2）魔よけ

アメジストは、悪い存在から身を守ってくれる効果も強いといわれています。

古代エジプトでは魔よけのアクセサリーとして重宝され、キリスト教でもその神秘性の高さから「司教の石」と呼ばれて、多くの人が身に着けていたそうです。

（3）心を落ち着けて癒やしをもたらす

アメジストは心を落ち着ける、癒やしの波動を持ったパワーストーンだといわれています。

ストレスがたまっている時や、高ぶった感情を落ち着けたい際は、アメジストを見つめたり手に持ったりすると深く安らぎ、邪念を払ってくれると考えられています。

（4）恋愛成就のお守り

アメジストは誠実さや真実の愛を象徴するといわれています。そのため、恋愛成就のお守りとしても人々から愛されてきました。

また、恋人や夫婦と一緒にペアジュエリーとして身に着けたり、2人の寝室に飾ったりすると、仲が深まるという言い伝えもあります。

アメジストが「怖い」といわれる理由

ここからは、なぜアメジストが「怖い」といわれるのか、考えられる代表的な理由について解説します。

（1）アメジストは人を選ぶとされているため

アメジストには強力なエネルギーがあり、持ち主を石の方から選ぶとされています。具体的には、石の波長が持ち主と合わない場合、その人は体調不良や、何となく違和感を抱くといった「石酔い」を起こすといわれているのです。

体が慣れてくると収まることもあるようですが、こういった言い伝えから、アメジストを畏怖する人もいると考えられます。

（2）インドのアメジストにまつわる伝承の存在

1,800年代、インドにある寺院からアメジストが盗まれ、それを所有した人が次々と不幸に見舞われたという逸話があります。このアメジストは「デリーの紫のサファイア」と呼ばれているそうです。

あくまでも言い伝えであり、本当にそのようなことがあったのか真相は闇の中ですが、まるで呪いを彷彿とさせるストーリーから、アメジストに恐怖を抱く人もいるようです。

アメジストは神秘的なパワーがあるといわれる石

アメジストは古くから、世界中の人たちにパワーストーンとして愛されてきた宝石です。

魔よけや浄化などに関する強力な力を持つとされることや、呪いをイメージさせる言い伝えから、畏怖の対象として捉えたり、「怖い」というイメージを持ったりする人もいるのかもしれません。

一方でアメジストには、癒やしや物事をポジティブに変換する力、恋愛成就といった効果もあるといわれています。

アメジストを大切にして、努力を続ければ、やがて良い運気がやって来るかもしれません。プラスのパワーを信じ、毎日をより輝くものにできるかどうかは、その人次第といえるでしょう。

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※画像はイメージです

※この記事は2024年09月11日に公開されたものです