「トイレに盛り塩はダメ」といわれる理由は? 盛り塩のNG例とおすすめの置き場所を解説
他にもある! 盛り塩のNG例
トイレに盛り塩を置く以外にも、NGとされる盛り塩の置き方や扱い方があります。盛り塩を置く前にチェックしておきましょう。
(1)鬼門と裏鬼門の両方に置く
鬼門とは北東のことで、鬼が出入りする方向といわれています。その反対の南西が裏鬼門で、鬼門と同じく不吉な方角とされています。
不吉な方角と聞くと盛り塩を置きたくなるかもしれませんが、鬼門と裏鬼門に盛り塩を置くと、鬼が出られなくなってかえって悪い気がたまると考えられているため要注意です。
ただし、「不吉な方位だからこそ悪い気が入ってこないように盛り塩を置くべきだ」という説もあります。
そのため、一概に「鬼門と裏鬼門に盛り塩を置くのはNG」とはいえないものの、気になる人はやめておいたほうが良いでしょう。
(2)寝室の枕元に置く
先ほども述べたように、盛り塩は置きっぱなしにすると邪気の温床になりかねません。
寝室の枕元に盛り塩を置いておくと、いつのまにか邪気がたまって寝ている人に影響を及ぼすという説もあります。特に寝ている間は無防備なので、邪気に抵抗できず危険といわれています。
もし気になるなら、寝室の枕元に盛り塩を置くのはやめておきましょう。寝室に盛り塩を置きたいなら、部屋の隅か神棚に置くことをおすすめします。
(3)置いた盛り塩を食用に使う
使用済みの盛り塩には邪気がたまっているとされているため、「もったいないから」といっても食用にするのはNGです。体内に悪い気を取り込んでしまうかもしれません。
使い終わった古い盛り塩は、生ごみに捨てるか水道に流すかして処分しましょう。