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不幸体質とは? 生まれつきのものなのか、特徴や直し方も解説

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不幸体質とは一般的に、自分の周りで何かと悪いことばかりが起こる人を指します。この不幸体質は、生まれつきのもので変えられないのでしょうか? 本記事では不幸体質の人にありがちな特徴やそうなってしまう理由、改善法を紹介します。不幸体質から脱却したい人はぜひ読んでみてください。

世の中には「不幸体質」と呼ばれる人が存在するといわれています。

不幸体質の人は「なぜ自分だけがこんな思いをするのか」と考えがちですが、これはスピリチュアルな事象というだけでなく、実は自らの行動や環境によって、不幸がつくり出されているだけなのかもしれません。

この記事では、不幸体質と呼ばれる人の特徴やそうなる理由を解説。改善方法も紹介しますので、ハッピーに生きたい人はぜひ参考にしてくださいね。

不幸体質とは

「不幸体質」の定義は、科学的な根拠に基づいて決まっているわけではありません。

ただ一般的には、周りと比べて悪いことに遭遇しやすかったり、何かと災難に巻き込まれやすかったりする人を指すといわれています。

運は生まれつきのもの?

それでは不幸体質の人は、本当に生まれつき運が悪いのでしょうか?

運に関してはさまざまな説がありますが、いわゆる不幸体質な人は、同じ物事を目の前にしても、他の人と捉え方が異なるという考え方があります。

つまり不幸体質な人は「幸せだ」と感じる基準が高すぎて、たとえ一般的に「うれしい」「ラッキーだ」と感じられることでも、十分に喜べないというものです。逆に物事の悪い側面については大きく捉えて、ネガティブに考えがちだといいます。

つまり、他人からはそこまで不幸に見えなくても、常に「自分はかわいそう」「なぜ自分ばかりこんな目に遭うんだ」と考えていて、人生を楽しく生きることができていない人といえるでしょう。

また、不幸体質な人は「自分のもとにチャンスなんて来るわけがない」と最初から諦めていることが多く、周囲に目が向きづらく、好機を逃しがちだともいわれています。

不幸体質な人の特徴

ここからは、不幸体質の人によく見られる特徴を解説します。思い当たる方は、物事の捉え方を考え直してみるといいかもしれません。

(1)自分に自信がない

不幸体質の人は、基本的に自分に自信が持てない人が多いでしょう。だからこそ、「僕なんか幸せになれるはずがない」「私なんかが成功するわけがない」といった考え方をしてしまいがちです。

そのため、近くにある小さな幸せを見つけるのが難しくなったり、最初から諦め癖がついてしまってチャレンジをしなくなったりするのです。

(2)他人と比較癖がある

不幸体質の人は、常に他人と自分を比較しては、自らを卑下する傾向にあります。加えて、どうしても相手に対して嫉妬心を持ちやすいのも特徴。

自分の幸せな部分や誇るべき点が見えなくなっていて、相手より劣っている箇所を見つけては「自分はどうしてこんなにだめなのだろう」と思い込むのです。そして「あの人は運が良くてずるい」「恵まれていて不公平だ」という感情を抱いてしまいがちです。

(3)悪口や愚痴が多い

悪口や愚痴を多く言うのは、不幸体質の人にありがちな特徴の1つ。

しかし、口を開けばマイナス感情のこもった言葉ばかり言う人のことを信頼したり、ずっと一緒にいたいと考えたりする人は少ないはず。自らの行いによって、運や縁を手放しているといえそうです。

またスピリチュアルな観点でも、古くから「言霊」という概念があり、発した言葉が心や考え方に影響を与えるケースがあると考えられてきました。そのためネガティブな発言は、不幸を引き寄せてしまうといわれるのです。

(4)コミュニケーションが苦手

他人とのコミュニケーションがうまく取れないのも、不幸体質な人にありがちな特徴です。

しっかりとした意思疎通ができないと、それが相手からの誤解やすれ違いにつながる場合も。そして結果的に、人間関係のトラブルになり得ます。

「いつも嫌な人ばかりに囲まれてしまう」「人間関係に恵まれない」と感じていたとしたら、それは実は自分が招いたものだったという可能性もあるのです。

(5)不幸自慢をする

不幸体質な人には、自分の話をする時につい「私はあなたよりもこんなに大変だ」「こんなにつらいんだ」という話し方をしてしまうタイプもいます。

これには「不幸な自分を見てほしい」といった思いが隠れていて、周りから同情されることで、いわゆる悲劇のヒロイン気分を味わっていると考えられます。

しかし、毎回不幸な話ばかりを聞かされると、周りの人は疲れて、離れていってしまう恐れがあります。

なぜ? 不幸体質になる理由

同じ出来事でも、不幸と感じてしまうのはどうしてなのでしょうか? ここでは不幸体質になってしまう理由を解説します。

(1)基準が高すぎる

人によって幸せの物差しは違うもの。理想や、幸せだと感じられる基準がとても高いと、不幸体質になってしまうでしょう。

例えばテストの時に80点でも大喜びができる人がいる一方、不幸体質の人は99点でも落ち込んでしまうといった具合です。

このように基準が高いと、周りから見て喜ぶべき状況でも、なかなか自分の「幸福のポイント」に達することはできません。そのため「自分はずっと不幸だ」という感覚になってしまうと考えられます。

(2)過去に執着している

過去と比べて「今」をマイナスに見積もってしまうのも、不幸体質につながる可能性があります。「あの頃は良かった」とかつての日々を過剰に美化していると、現状がそれを超えることはないため、苦しくなってしまいます。

また「あの時こうしていれば、今幸せだったのに」と、過去にとらわれすぎている場合も、存在することのない架空の現在や未来に心を奪われ、リアルな状況に希望を持てない事態に陥ってしまいます。

過去を振り返って得た学びを現状に生かすならいいですが、ただ執着しているだけでは、どんどん不幸になってしまうでしょう。

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