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高級リゾートホテルもお得! 約13万円で実現できる「直行便+プール付きヴィラ」のベトナム旅

#円安でもお得な「ダナン&ホイアン女子旅」

小浜みゆ

「海外行きたいけど、今は円安だからね〜」と、金銭面で海外旅行を諦めていた働く女子のみなさまへ。ベトナムのダナン&ホイアンで、お得に楽しむ女子旅へ旅立ちませんか? ベトナムは円安が進行してるものの、そもそも物価が安いので、旅費がとっても安く済むのです。ダナン&ホイアンがどれだけお得に旅ができるのか、おすすめホテルから大人女子向けの観光スポットやグルメまで、最新情報をお届けします。

お得に海外旅行を楽しめる、ダナン&ホイアン。「ホテルが1人約2,200円!? 円安でもお得な『ダナン&ホイアン女子旅』では超リーズナブルな旅を紹介しましたが、ラグジュアリーリゾートならどれくらいの値段で行けるのか、気になりませんか?

航空券・ホテルの旅行予約サイト「エクスペディア」協力のもと、ダナンから行ける「バンヤンツリー ランコー」を取材してきたので、詳細をレポート。この値段で、全室プール付き&ヴィラタイプのラグジュアリーホテルに泊まれるとは……! と、驚きを隠せませんでした。

シルバー会員以上ならスパ無料。バンヤンツリー ランコー

「バンヤンツリー ランコー」はタイをはじめとするアジアを中心にリゾートホテルを展開するバンヤン・グループの一つ。雄大なアンナン山脈とランコー湾の大自然に包まれ、ウェルビーイングな旅をすることができます。バンヤンツリーは以前より「スパが素晴らしい」と聞いていて、私もずっと行ってみたかったリゾートでした。今年の夏には、「バンヤンツリー・東山 京都」がオープンするので、聞いたことがあるという人もいるはず!

気になる料金をエクスペディアで検索してみると、価格は日々変動しますが、私が調べた時はバンヤンツリー ランコーは1泊2人1室6万円台〜で、1人あたり3万円台〜。「やっぱり高級リゾートだな」と思いつつ、飛行機+ホテルで合計料金を確認したら、ベトナム航空の直行便+バンヤンツリー ランコー2泊(朝食付き)の合計金額が1人あたり約13万円でした。「あれ、想像より安い?なんでだ?」と疑問に思いつつ、よく見てみるとエクスペディアの「セット割」で1人あたり44,566円も割り引かれていることが発覚。エクスペディアは飛行機+ホテルを別々で予約するより、一緒に予約した方が断然お得なんです!

そして私がこのホテルに魅力を感じた大きな理由は、エクスペディアのゲストから高い評価を得ている高クオリティの宿泊施設「VIP Access提携施設」で受けられる会員プログラムの特典。ホテルごとに特典は異なるのですが、バンヤンツリー ランコーではまさかの、シルバー会員もしくはゴールド会員なら「スパサービス1回無料2名分(1滞在あたり)」特典付きです!

無料で登録できる会員プログラムはまずブルー会員からスタートし、「旅行アイテム」を集めるとランクアップできます。旅行アイテムは航空券1枚、ホテル1室1泊、現地ツアーチケット1枚など、各2,500円以上の支払いで1個カウント。シルバー会員は旅行アイテム10個、ゴールド会員は旅行アイテムが25個必要で、海外だけではなく国内旅行もエクスペディアで予約すると、意外とすぐにシルバー会員になれちゃいます。

空港から無料送迎。海辺のラグジュアリーリゾートへ

アクセスはダナン国際空港より、車で約1時間強。街から離れた大自然の中にリゾートがあるため、少し時間はかかりますが無料送迎バスがあるので安心です。送迎バスは事前予約制で、ホテルから事前にもらえるメールに返信することで予約が可能。空港の到着ロビーでスタッフが出迎えてくれます。車に乗るとお手拭きや水のサービスがあり、早速、ラグジュアリーホテルならではのサービスを受けられました。

ダナンの街を抜けて海沿いを走り、山を貫くトンネルを抜けると「バンヤンツリー ランコー」がある一大リゾート「ラグーナ ランコー」に到着。280ヘクタール、つまり東京ドーム約60個分の敷地内にバンヤンツリー ランコーを含む2つのホテルやゴルフ施設、ビーチなどがあり、ホテルステイを満喫するだけではなくラグーナ ランコー内のレストランやアクティビティを楽しむこともできます。

送迎バスから降りたら、カートに乗り換えて客室でチェックイン。ベトナムの民族衣装「アオザイ」を着た素敵なスタッフが案内してくれました! ウェルカムティーやベトナムのお菓子でおもてなしもしてくださり、気持ちの良いサービスに心も安らぎます。

何より感動したのは、美しい客室。今回宿泊した「Lagoon Pool Villa」は大きな蓮の花が描かれた絵画が印象的なベッドルームを中心とした、約131平米のお部屋となっています。ベッドルームからウッドデッキのテラス、プール、リゾート内のラグーンまで一続きになっているのも特徴。室内から蓮の花が咲くラグーンを見ることができ、ベッドにゴロンと寝そべりながら見る景色は極楽浄土のようでした……。

バンヤンツリー ランコーは全室にプールがついていて、プライベートな空間で気兼ねなく泳ぐことができます。朝・夕、気温が落ち着く時間帯にパラソルの下でゆったりするのも極上の時間でした。

バスローブ、スリッパ、歯ブラシなどアメニティ類も充実。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・バスソルトはバンヤンツリーオリジナルで、穏やかな気持ちになれるアロマに包まれながらバスタイムを楽しめます。バスルームはバスタブ付きなので、海外でもゆっくりお風呂に浸かりたい派の人にもおすすめできます。

最高の癒やし……約1万5千円のスパが無料になる特典

バンヤンツリー ランコーに宿泊したら、スパは絶対に外せない体験。今回はエクスペディアのシルバー会員&ゴールド会員の特典「スパサービス1回無料2名分(1滞在あたり)」でトリートメントを受けました。

実はホテルに到着するまで、トリートメントの詳細が分からなかったのですが、なんと60分のしっかりとした施術を受けられることが発覚! メニューも「バリニーズ」「ディープティシュー」「タイクラシック」など好きなものを選べました。通常、60分のトリートメントは2,400,000 VND、およそ1万5千円なので「これはすごい特典だ……!」とテンションが上がりました。スパは自分の希望する時間帯で受けたい場合、事前に予約しておくことをおすすめします。

私はラベンダー、ゼラニウム、イランイランのオイルを使ってマッサージをする「バリニーズ」をチョイス。トリートメントヴィラは2台ベッドが設置され、友達や彼と一緒に受けることができます。施術はグリーンティー、ハニー、ドライフラワーのスクラブを使ったフットバスからスタート。はちみつの甘い香りがとても良く、トリートメント前に心を落ち着かせることができました。

トリートメントは事前に日本語のカウンセリングシートに回答し、その内容に沿ってセラピストが施術してくれます。私はこの日、肩・首がとても凝っていて、それを伝えるとまるでパズルを解くように、肩こりを一つずつ、丁寧にほぐしてくれました……。「バリニーズ」は手のひらと親指を使ってリズミカルに行うのも特徴で、その技術にも感動。バンヤンツリーのセラピストは全員インドネシアとタイにあるBanyan Spa & Wellbeing Academyで研修を受けていて、確かな腕を持ったセラピストが一人一人に合った癒やしを提供してくれます。無料の特典とは思えない、最高の体験ができました。

アクティビティも豊富。リゾート内を散策

バンヤンツリー ランコーは2泊、3泊と連泊し、リゾート内を散策するのがおすすめの過ごし方。リゾート内にはダナン周辺では珍しいプライベートビーチがあり、宿泊者だけの空間で泳ぐことができます。ビーチはランコー湾の一部で、雄大な海と白い砂浜は見ているだけでも癒やされます。バナナボートやカヤックなどのアクティビティは、コンプリメンタリー(無料)で楽しめますよ。

リゾート内の移動はカートで送迎してもらったり、自由に使える自転車でサイクリングをしたりと、思いのままに。リゾート内の運河を走るシャトルボートは、アクティビティ感覚で乗れるので一押しです。バンヤンツリー ランコーはベトナムの世界遺産「フエ」や「ホイアン」からインスパイアされたデザインとなっていて、ホイアンの観光地「来遠橋 (日本橋)」を彷彿とさせる美しい橋の下も、シャトルボートでくぐることができます。風を感じながら、船に乗っているだけで気分爽快!

ランコー湾産のシーフードを使ったタイ料理に舌鼓

ディナーはバンヤンツリー ランコーやリゾート内のもう一つのホテル「アンサナ ランコー」のレストランが利用できるので、連泊でも毎日違う料理を楽しめます。この日はバンヤンツリー ランコーのシグネチャーレストラン「SAFFRON」でタイ料理に舌鼓。タイ南部のスラーターニー出身の女性シェフ・Sivanart Wiphaphakananさんが料理長を務め、五感に働きかけるようなハーブとスパイスを用いた料理をコースもしくはアラカルトでオーダーできます。

SAFFRONではランコー湾周辺の食材を中心に使っていて、特にシーフードを使ったスープにご注目。「Tom Kha Hoi Shell(625 ,000 VND)」はランコー湾産のホタテをメインにしたココナッツスープで、魚介の旨味とココナッツのまろやかな風味が重なり合う、初めての味でした! 辛いものが好きな人には、ランコー湾産のエビを使った「Tom Yum Goong(545,000 VND)」もぜひ食べてほしい一品です。

絶品のタイ料理を満喫して外に出ると、広がっていたのは満天の星。そしてリゾート内はランタンが美しく灯り、とても幻想的な雰囲気でした・・・・・・!

世界遺産のホイアンと比べると観光客はおらず、宿泊者やレストラン利用者だけの空間なのでとっても静か。自然の音に耳を傾け、ただ歩くだけで心が満たされていきました。

朝食は南国フルーツ、ベトナム料理、スパークリングワインを好きなだけ

朝食はビュッフェレストラン「Water Court」へ。ベトナム料理、中華、洋食、韓国料理などその日の気分で好きなものを選べます。マンゴー、スイカ、パッションフルーツなどベトナムならではの南国フルーツが食べられるのもテンションが上がりました!

見たことがないようなベトナム料理に出会えるのも、朝食の楽しみの一つ。タピオカ粉で作ったもちもち麺の「バインカン」、透明なタピオカの皮でエビを包んだ「バイン・ボッ・ロック」、地元産のイカを使ったイカの炒め物など、目移りしてしまいそうなほどたくさんのベトナム料理を楽しめました。

飲み物もラグジュアリーホテルならではのラインナップで、TWGの紅茶やベトナムコーヒーも好きなだけ。朝から南国フルーツとともにスパークリングワインを味わうのも幸せです。時間を忘れて、ずっといたくなるようなレストランでした。

ワンランク上のベトナム旅行をかなえてくれる、「バンヤンツリー ランコー」。エクスペディアのセット割を活用すれば、お得にラグジュアリーステイを楽しむことができます。まずは飛行機+ホテルを検索して、今ならいくらで予約できるのか、チェックしてみてくださいね。

・バンヤンツリー ランコー

住所:Commune, Cu Du Village, Phú Lộc, Thừa Thiên Huế
URL:https://www.expedia.co.jp/Da-Nang-Hotels-Banyan-Tree-Lang-Co.h5241400.Hotel-Information

※1 VND=0.0063円(2024年6月26日現在)

・エクスペディア

HP:https://www.expedia.co.jp/
アプリ:https://www.expedia.co.jp/app

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2024年07月21日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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