秋田犬パケがかわいい! 「大館能代空港で買える」働く女子におすすめの秋田お土産5選
旅行に行った時、会社や友人へのお土産って悩みますよね。せっかく買うなら、「センスいい」って言われたいもの。47都道府県・海外30都市を旅行した旅ライターの小浜みゆが、働く女子におすすめのお土産を目利きします。
秋田犬、なまはげ、世界遺産の白神山地……1泊2日じゃ足りないほど魅力的な観光スポットがたくさんある「秋田県」。羽田空港から直行便で約1時間強なので、意外とすぐに行けちゃいます!
今回は北秋田市にある「大館能代空港」で買える、おすすめのお土産を5つご紹介。特に秋田の名物「米」や「いぶりがっこ」を使ったお菓子がたくさんありました。
1. パケ買いしたけど、激うまな「ハチ公おかき」
愛くるしい表情がたまらなくかわいい、忠犬ハチ公でおなじみの「秋田犬」。忠犬ハチ公は秋田県大館市生まれで、お土産店にもたくさんの秋田犬をモチーフにした商品が並んでいます。パッケージに秋田犬がデザインされたツバサ「ハチ公おかき(248円)」もその一つ。手のひらほどの大きさで、持って帰るのもちょうど良いサイズ感です。
おかきは燻製マヨ風いぶりがっこ味。袋を開けた瞬間に、食欲そそるいぶりがっこがふわりと香ります。そしてガリっと音が鳴るほどザクザクなおかきは、燻製マヨといぶりがっこがしっかり効いたパンチのある味わい! ビールと一緒に食べたくなるお酒にぴったりのお菓子で、手が止まらなくなるおいしさでした。
2. レンチンすると、驚きの柔らかさ……「金のバターもち」
川口屋の「金のバターもち(4個入り648円)」は大館能代空港のショップで人気のお土産。北秋田ではバターを練り込んだ「バター餅」が広く食べられていて、道の駅などでも販売しています。「金のバターもち」は秋田県産もち米を米粒の状態から蒸しているのがこだわり。そのため米の旨みやコシを感じられます。マーガリンではなく、バターを使用しているのもポイント!
なめらかな餅は噛めば噛むほど米の甘みであふれ、リッチなバターの風味が贅沢な味わい。10秒だけ電子レンジで温めると、よりバターの香りが芳醇に広がり、餅は溶けちゃいそうな柔らかさ! 私は温めたほうが好きでした。
・川口屋
3. 甘いきりたんぽ!? 「きりたんぽカップスープ おしるこ」
秋田の名物グルメといえば、「きりたんぽ」。ツバサ「きりたんぽカップスープ おしるこ(594円)」は、きりたんぽを甘いおしるこで食べるという、発想がユニークなスイーツです。作り方はきりたんぽを電子レンジで温め、カップにきりたんぽ、あんこ、熱湯を入れて3分で完成。カップ付きなので、会社でも簡単に作れます。
食べてみるとおしるこの甘さの中にきりたんぽの香ばしさが際立ち、ほっこりするおいしさ……! 焼き餅とはまた違った、米の粒を感じるきりたんぽならではの食感を楽しめます。きりたんぽはしょっぱい鍋のイメージしかなかったので、スイーツとして食べられるなんてびっくり。きりたんぽの幅の広さを満喫できました。
4. 空港のショップで大人気! いぶりがっこちーず「け」
大館能代空港で飛ぶように売れているという、大人気のお菓子が川口屋のいぶりがっこちーず「け(3個入り584円)」です。ひらがな一文字の謎なお菓子ですが、「け」とは秋田弁で「お食べください」「きてください」という意味!
柔らかなおまんじゅうの中身は、秋田名物のいぶりがっことクリームチーズ入りのしっとりとした餡。一口食べると、さりげなくではなく、確実に「これは、いぶりがっこだ」と認識できます。ちなみにいぶりがっことは、燻した大根のお漬物。甘みはあるもののしょっぱい系のおまんじゅうで、クセになる味わいでした!
・川口屋
5. 上司や取引先へのお土産に。手焼き煎餅「銀の鼎庵」
「上質な手土産」を探している人におすすめしたいのが、米菓匠 鼎庵(ていあん)の手焼き煎餅「銀の鼎庵(5枚入り 653円)」。真っ白な高級感あるパッケージに黒糖生醤油味の煎餅が個包装で入っていて、袋入りと、包装紙に包まれた箱入りも販売しています。
職人が1枚ずつ手で焼いている煎餅は「パリッ」「ザクッ」と最高の食感で、甘じょっぱい醤油砂糖が米の旨みを引き立てます。あおさ入りなので、磯の香りも加わっておいしい……。銀の鼎庵のほか、甘味噌味の「金の鼎庵(5枚入り 772円)」もありました。煎餅なのでとても軽く、持ち運びやすいのも嬉しかったです。
・米菓匠 鼎庵
大自然が広がる秋田ならではのお菓子がそろう、大館能代空港。紹介したお土産は、すべて「ANA FESTA 大館能代ロビー店」で購入しました。秋田は秋田犬と触れ合ったり、白神山地の美しい青池を見たりと、癒やされる観光スポットがたくさんあり、「行ったことがない」という人にもぜひ訪れてほしい県です。秋田旅行に行って、おいしい秋田ならではのお土産を手に入れてみてくださいね。
(撮影・取材・文:小浜みゆ)
※この記事は2024年07月13日に公開されたものです