盛り塩の作り方と注意点は? 正しい手順・処分方法
盛り塩の正しい作り方とコツを知っていますか?
盛り塩は、手軽に浄化&邪気払いができる開運アクション。しかし作り方の注意点を知らないと、かえって悪い気をためてしまう可能性もあるのです。
この記事では、盛り塩の作り方と置き場所、処分の方法について紹介します。
盛り塩とは
盛り塩とは、小皿に塩を盛って玄関などに置くこと。
元々は中国に伝わる風習で、平安時代には日本にも伝わっていたという説もあるようです。
塩にはお清めの効果があるとされ、盛り塩をすることで空間の浄化や邪気払いができると考えられています。
盛り塩の作り方とコツ
盛り塩の作り方は至ってシンプルです。まずは、塩と塩を固める容器、へら、塩を盛り付けるための小皿を用意しましょう。
手順は以下の通り。
(1)塩を容器に入れ、固めるように軽く押し込みます
(2)へらを使って、表面が平らになるように容器からすり切ります
(3)小皿を裏返し、塩を入れた容器にかぶせます
(4)ひっくり返して、そっと容器を抜き取ります
塩がさらさらで固まりづらい時は、霧吹きで適度に水分を与えてから容器に入れてみましょう。
なお、塩を固める容器は、八角錐形と円錐型が一般的。好みに合わせて選んでみてくださいね。
盛り塩を置く場所
盛り塩を置く場所として最適なのは玄関です。風水で玄関は「気を招き入れる場所」と考えられ、良い気も悪い気も入ってきます。玄関に盛り塩を置くことで、邪気が外から家の中に入ってくるのを防げるでしょう。
また、不浄の場であるトイレ、洗面所やキッチンなどの水回りは悪い気が溜まりやすい場所。ここにも盛り塩を置いておくと、場の浄化になっておすすめです。
盛り塩の注意点
最後は、盛り塩をする上での注意点を紹介します。
(1)天然の塩を使用する
使用する塩に「必ずこれ」という決まりはありませんが、できれば天然塩を使うのがおすすめ。
旨味を含む塩や精製された食塩よりも、粗塩や岩塩の方が悪い気を払ってくれる効果が高いと考えられます。
(2)置く場所は掃除して清潔に
汚い場所には悪い気がたまりやすいものです。盛り塩を置く場所やその周辺は、事前に掃除や整理整頓をしてきれいに整えておきましょう。
また、空気の入れ替えをすることもポイントです。
(3)定期的に取り換える
盛り塩は長期間放置せず、定期的に取り換えを行いましょう。放置すると、盛り塩がどんどん悪い気をため込んでしまいます。
交換時期の決まりはありませんが、数週間に1度程度を目安にしてみてください。「毎月1日と15日」など、交換のスケジュールを決めておくのも良いでしょう。
(4)終わった盛り塩はごみとして処分
役目を終えた盛り塩は、適切な方法で処分してください。
以前は川に流したり土に埋めたりする方法もあったようですが、環境破壊につながる可能性もあるため適切ではありません。塩を白い紙に包んで、生ごみとして処分するのが良いでしょう。
なお、もったいないからといって調理用として使うのは絶対にNGです。盛り塩が吸ってくれた悪い気を、体に取り込むことになってしまいます。
盛り塩で手軽に浄化しよう
盛り塩は、比較的手軽に始められる浄化方法です。正しい作り方とコツを知っておけば、そんなに時間もかかりません。
邪気を払って良い気を取り入れたい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
(LIB_zine)
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※この記事は2024年07月12日に公開されたものです