韓国語で「いいね」は何と言う? 知っていると役立つフレーズを併せて解説
韓国語で「いいね」は何と言うのでしょうか? いくつかの表現を知っておくことで、楽しく会話ができるようになるでしょう。今回は、「いいね」を意味する韓国語について、韓国ライター兼ブロガーの斉藤健さんに教えてもらいました。
会話をする際、相手の話に対して「いいね」と言いながら、褒めたり、共感したりしてあげると相手も喜んでくれますし、会話が弾みますよね。それは韓国語でも同じです。
そこで、この記事では韓国語で「いいね」という時に使えるフレーズについて詳しく解説。また、「いいね」と一緒に使える言葉についてもたくさんご紹介していきます。
韓国語で「いいね」はチョンネヨ/チョアヨ
韓国語で「いいね」という場合、以下のような表現を使います。
チョンネヨ(좋네요)
チョアヨ(좋아요)
どちらのフレーズも元々は「良い」という意味の「チョタ(좋다)」からできた言葉です。
「チョンネヨ(좋네요)」は、語尾に「~ですね」という意味合いの「~ネヨ(네요)」が付いた表現なので、日本語の「いいね」により近いと言えるでしょう。
そして、「チョアヨ(좋아요)」は丁寧な語尾表現のヘヨ体なので、基本的には「良いです」と訳します。ただ「いいね」という意味で使うことも非常に多いです。
例えば、YouTubeなどのSNSには「いいね」ボタンがありますが、韓国語では「チョアヨ(좋아요)」になっているんですよね。韓国語のYouTubeを見ていると
구독과 좋아요 눌러주세요.(クドッグァ チョアヨ ヌルロジュセヨ)
訳:チャンネル登録と「いいね」を押してください。
という表現がよく使われています。
また、相手が親しい友達や目下の人である場合は、語尾のヨ(요)を取って
チョンネ(좋네)
チョア(좋아)
と言っても大丈夫です。
ちなみに、「いいね」をさらに強調したい時は、「ノム(너무)」をよく使います。
「ノム(너무)」は主に韓国語の会話の中で用いられる表現です。基本的には「すごく」とか「とても」という意味ですが、くだけたニュアンスで「めっちゃ」と訳す時もあります。
例えば、以下のように使ってみてください。
ノム チョアヨ(너무 좋아요):すごくいいね
ノム チョア(너무 좋아):めっちゃいいね
「いいね」と「好き」の違い
韓国語を少し学んでいる人の中には「いいね」という意味の「チョアヨ(좋아요)」と、「好き」という意味の「チョアヘヨ(좋아해요)」の違いが分からないという方が結構いらっしゃいます。
これは、人や物に対して好きだと言う時に、「チョアヨ(좋아요)」を使う時もあれば、「チョアヘヨ(좋아해요)」を使うこともあるからでしょう。
しかし、この2つの表現は以下のように品詞が違います。
チョアヨ(좋아요)は形容詞
チョアヘヨ(좋아해요)は動詞
そのため、「あなたが好きだ」という場合は、以下のように前の名詞に付く助詞が違ってくるんですね。
ネガ チョア(네가 좋아)
ノルル チョアヘ(너를 좋아해)
ここでの「ネガ チョア(네가 좋아)」は直訳すると「あなたが良い」という意味になりますが、自然な日本語に訳すと「あなたが好きだ」となります。
意味だけに着目すると、どちらも「好き」と訳すことができるため、混乱してしまうかもしれませんが、文法をしっかり押さえておけば、両者の違いを理解することができますよ。