ダウンベストは何度から着る? 着用時期の目安とメリットとデメリットを解説
ダウンベストは、着るだけでさまになるファッションアイテム。
しかし、持ってはいるものの「どの時期に着るのがちょうど良いのか分からない……」と悩んだことはありませんか?
今回は、ダウンベストを着る気温の目安を紹介します。また、着用のメリットとデメリットも解説するので、自分に合った着方を探してみてくださいね。
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ダウンベストを着るのは何度から? 気温の目安
ダウンベストを着る気温の目安は、一般的に10度〜15度といわれています。
平均気温で見てみると、東京であれば10月下旬から11月の秋、3月下旬から4月中旬くらいの春の時期に当たるでしょう。
ダウンベストは通常のダウンジャケットと違って袖がない分、最高気温が10度以下などの気温が低い日は寒さを感じやすくなります。そのため、あくまでも少し肌寒いくらいの日のアウターとして着用するのがおすすめです。
また、同じダウンベストでも、薄型タイプもあれば、厚手で防寒性を重視したタイプもあります。
特に、最高気温が10度くらいの日は薄手のものだと寒さを感じる可能性があるため、他の暖かいインナーを着用するなどして上手に体温調節をしましょう。
ダウンベストのメリット
ダウンベストにはいろいろな良いポイントがあります。ここからは、メリットをいくつか見ていきましょう。
(1)冬から春まで長期間身に着けられる
ダウンベストは、通常のダウンジャケットよりも長期間着用できます。
例えば、春になるとダウンジャケットでは暑苦しい印象になってしまいがち。しかし、袖がないすっきりとしたダウンベストなら、季節感のあるファッションを楽しめます。
また、薄手のものなら1月や2月といった1年の中で特に気温が低い時期でも、コートの下に重ね着をすることでより暖かく過ごすことができるでしょう。
(2)コーディネートの幅が広がる
ダウンベストはアウターとして着ることで、コーディネートの幅を広げられます。
袖の部分が見えるからこそ、重ね着すればダウンジャケットと違っていろいろなスタイルにアレンジが可能。
例えば、ダウンベストの中にパーカーを着る他、セーターにするだけでも見た目の印象を大きく変えられるでしょう。
トップスをチェンジすれば温度調節がしやすいだけでなく、その季節に合ったカラーやアイテムを取り入れられるのがうれしいポイントです。
(3)アクティブシーンでも活躍
ダウン系のアウターは伸縮性がなく、通常のダウンジャケットだと動きづらい場面がありますよね。
しかし、ダウンベストは袖がないからこそ、スポーツやキャンプといったアウトドアシーンでも大活躍。
薄手のものなら着脱もしやすく、軽量で持ち運びしやすいところもメリットといえるでしょう。
ダウンベストのデメリット
ダウンベストはコーディネートを楽しめるなどのメリットが多いですが、知っておきたいデメリットもあります。
ここからは、ダウンベストを着る際に注意したいポイントを見ていきましょう。
(1)ダウンジャケットよりも防寒性が低い
ダウンジャケットと比べて、袖がないダウンベストは防寒性が低いです。特に、風が強い日や雪が降る日などは心もとなく、防寒しきれないでしょう。
豪雪地帯や最高気温10度以下などの冷え込む日は、ダウンベストではなく通常のダウンジャケットがおすすめです。
(2)フォーマルなスタイルを演出しづらい
ダウンジャケットはきれいめシルエットのデザインもあり、最近ではスーツにもおしゃれに組み合わせられるアイテムが多くあります。
その一方で、ダウンベストはどうしてもカジュアルな印象が強くなりがち。フォーマルなスーツやドレスなどに合わせると、スタイルに違和感が出てしまいやすいため注意しましょう。
ダウンベストを上手に活用しておしゃれを楽しもう
ダウンベストは、平均気温10度〜15度くらいの時期におすすめのファッションアイテムです。
厚みなどで防寒性が変わる他、コートの下に重ね着するなどの工夫をすれば、最高気温が10度を下回る寒い時期でも活用できるでしょう。
ただし、積雪がある時期や冬の冷たい風が吹くような日の防寒アイテムとしては心もとないので注意が必要。
ぜひ本記事を参考にしながら、上手にダウンベストを使いこなしておしゃれを楽しみましょう。
(#Lily_magazin)
マフラーを着ける気温の目安や、選び方のポイントについて解説します。
※画像はイメージです
※この記事は2024年06月18日に公開されたものです