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過去の恋愛のことは話さない方がいい? 聞いてくる心理や危険な伝え方とは

ラブホの上野さん

相手との未来を真剣に思うからこそ、過去の恋愛について話した方がいいのか、話さない方がいいのか悩むもの。今回は恋人や好きな人に対し、昔の恋愛話をしてもいいのかについて、多くの男女の恋路を見守ってきた恋愛コラムニスト・ラブホの上野さんに解説してもらいます。

人生で初めての恋人……であればいいのですが、20代以上にもなれば今の恋人が2人目、3人目などという方も多いでしょう。

そこで問題になってくるのが「過去の恋愛話」で御座います。

「前の彼女はこうだった」とか「前の彼氏はこうしてくれた」とか、一緒に過ごしている中でそんな話をついついしてしまうこともあるかもしれません。

また自分からは口にしなくても「前の恋人ってどんな人だった?」と相手に聞かれることもあるでしょう。

それでは「昔の恋人」について話すのは果たして良いことなのでしょうか。今回はそんな「昔の恋人の話」について解説させていただきます。

本来、過去の恋愛のことは話さない方がいい!

昔の恋人について”話しても良い場面”があることは否定は致しません。

しかし”話しても良い場面”はあっても”話した方が良い場面”は無いと言っていいでしょう。ですので、昔の恋人について話すのは”ハイリスク・ローリターン”の危険な行動で御座います。できる限り、話さない方がいいでしょう。

過去の恋愛について話すことの危険度をシーン別に解説

それでは具体的にどんな場面が特に危険で、どういったリスクを伴うのかを、デートでの会話文と共に解説させていただきます。

(1)元恋人と比較して、相手を褒める【危険度★★】

例えば、下記のような発言が当てはまります。

「すごい! こんなことまでしてくれるの!? これまでの彼氏は、誰もこんなことしてくれなかった」

昔の恋人と比較して今の恋人を褒めるのは、一見すると良い方法に思えるかもしれません。言った本人からすれば「あなたはこれまでで最高の恋人」というような意味を伝えたいことは分かります。

しかしそんな場合でもやはりこれは危険。「俺って最高なんだ」と喜びつつも、同時に「そう言えば元彼がいるんだよな……」という現実に直面してしまいます。

その瞬間はうれしくとも、後々になってそれが足を引っ張ってしまうので、褒める場合でも過去の恋人のことは言わない方がいいでしょう。

(2)過去の恋愛について自分から話し始める【危険度★★★】

下記のような発言も要注意です。

「そういえばこの水族館、高校の頃に付き合ってた彼女とも来たな」

相手に聞かれてもいないのに、自分から昔の恋人に関して話すのは、あらゆる状況においてNGな行為で御座います。

どのような意図で言ったにせよ、相手に「この人はまだ昔の恋人のことを引きずっているんだ」という印象を与えてしまうことでしょう。

(3)相手を非難しながら話す【危険度★★★★★】

危険を通り越して即死レベルに危険なのが「相手を非難しながら話す」で御座います。例えばこんな発言が当てはまります。

「なんでこんなこともしてくれないの!? 前の彼氏はしてくれたよ!?」

相手の言動に対して非難している時点で険悪な状況なわけですが、そこに昔の恋人の話をしたら「じゃあ俺と別れて、そいつともう一度付き合えば?」となるのは避けられません。

数あるシチュエーションの中でも、これほど最悪な状況は他にないでしょう。逆にいえば「このけんかで相手と別れよう」と思っているような状況では、有効に働くかも(?)しれません。

(4)相手に質問されて答える【危険度★〜★★★★】

最後に、最も問題になるのが「相手から聞かれた場合」でしょう。例えば相手から、下記のように投げ掛けられることがあります。

「前の彼氏はどうだった? 気にしないから教えて」

後ほど詳しく説明しますが、この「気にしないから」は嘘で御座います。100%気にしていますので、この場合でも気軽に話すのは危険でしょう。

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