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すぐ怒る人の心理や特徴とは? 上手に付き合うための5つの対処法

神戸梛来

あなたの身の回りにすぐ怒る人はいますか? いつも不機嫌な彼らに苦手意識を持っている人も多いかもしれませんね。本記事では、すぐ怒る人の心理や共通する特徴、彼らとの上手な接し方について解説します。

職場や学校など、あなたの身の回りにすぐ怒る人はいますか? もしくは、自分が怒りっぽい性格だなと思うことはありますか?

そこには意外な心理が隠されているかもしれません。

今回は、すぐ怒る人の心理と特徴を紹介。また、彼らと上手に付き合っていくための方法についても解説します。

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すぐ怒る人の心理

なぜ彼らはすぐにイライラしてしまうのでしょうか? ここでは、怒りっぽい人の心理を4つ紹介します。

(1)不満をため込んでいる

普段からストレスを解消できずにいると、イライラしやすくなるもの。

すぐ怒る人は日々の生活の中で不満を感じやすく、それらをうまく発散できていないのかもしれません。

モヤモヤをため込みすぎた結果、ちょっとしたことでも不機嫌になりやすくなってしまうのでしょう。

(2)ナメられたくない

すぐ怒るのは、周囲からナメられたくないというプライドが関係している可能性も。

彼らは怒鳴ることで、自分自身を強く見せることができると思っているのでしょう。

(3)自分の考え以外受け入れられない

中には、自分の思い通りに物事を進めたいがために、怒りをあらわにする人も。

自身のやり方や考え方と違うことがあると、それを認めることができず、排除しようとしてしまうのです。

このタイプは、常に自分が正しいと思っており、周囲の意見に耳を貸さない人が多いでしょう。

(4)傷つきたくない

すぐ怒る人には、「傷つきたくない」という心理が隠れている場合もあります。

このタイプは負けず嫌いな性格の人に多く、自分の弱さを不機嫌な態度でごまかそうとしているのかもしれません。

また、常に他者より優位に立ちたいという思いから、怒ることで周囲をけん制しようとしている可能性もあるでしょう。

すぐ怒る人の性格や行動の特徴

次に、すぐ怒る人の性格や行動の特徴を紹介します。

(1)気が短い

せっかちだったり、気が短かかったりする人は、イライラしやすいでしょう。「早くして」と怒るのは、このタイプの人に多いようです。

(2)感情の起伏が激しい

中には、さっきまで激怒していたのに、すぐにケロッとしている人もいるのではないでしょうか。

このような感情の起伏が激しい人も、ちょっと気に入らないことがあるとすぐに怒ってしまいがちです。

彼らは自分の気持ちに素直なので、うれしいことがあればよく笑い、悲しいことがあれば涙するでしょう。

(3)コンプレックスを抱えている

劣等感やコンプレックスを抱えている人も、怒りっぽい傾向があります

自身のネガティブな一面を周囲に知られたくないのかもしれません。自身の弱さを隠すために、怒りやすくなっていることが考えられます。

(4)プライドが高い

プライドが高く、周囲からの評価を気にしがちなのも、すぐ怒る人の特徴です。

自分が弱く見られるのが嫌で、立場の低い人を怒鳴ることで自分自身を強く見せようとしていると考えられます。

このタイプは、自信のない人が多く、自分より強いと判断した人には低姿勢になる傾向があるでしょう。

(5)気持ちの切り替えが苦手

すぐ怒る人の中には、気持ちの切り替えが苦手な性格故に過去を引きずりやすいという人も

彼らは、ちょっとしたきっかけで「あの時……」と思い出してイライラしてしまいがち。他者に対して怒ることもあれば、自分の不甲斐なさにモヤモヤすることもあるようです。

このタイプは、過去に対する後悔が多ければ多いほど、いろいろなタイミングで負の感情が芽生えるため、不機嫌になることも増えてしまうのでしょう。

(6)神経質

神経質な性格の人は、ちょっとしたことが気になってしまいがち

他者の何気ない発言や行動にストレスがたまりやすく、怒りっぽくなってしまうことが考えられます。

すぐ怒る人との上手な付き合い方

身近にすぐ怒る人がいると、かかわりを持つのがおっくうになることもあるでしょう。どうしたら彼らと上手に付き合うことができるのでしょうか?

ここでは、5つの対処法を紹介します。悩んでいる人は、ぜひ実践してみてくださいね。

(1)いったん受け入れる

怒りの感情をぶつけられると、否定したり反論したりしたくなるものですよね。

しかし、これは逆効果。彼らは否定されると自分を守るためにますます攻撃してくる可能性があります

そのため、まずは相手の怒りの感情を受け入れてあげる方が効果的でしょう。

(2)軽く受け流す

相手の怒りを受け入れる際には、真剣に受け止めすぎないことが大切

真に受けすぎると、こちらがひどく疲れてしまうかもしれません。そのため、ほどほどに受け流すようにしましょう。

ただし、適当にあしらいすぎると怒りが増長する場合があるので、程よいバランスを意識することがポイントです。

(3)怒りのツボを把握する

相手の怒りのツボを把握しておくのもおすすめの方法といえます。

どんな時に不機嫌になるのか、イライラしている時の癖はあるかなどを分析するのも良いでしょう。

相手が怒るポイントを押さえておけば、事前に対処できるようになるかもしれません。

(4)やんわりと指摘する

すぐ怒る人が親しい友人だったり、気兼ねしない関係だったりするのであれば、やんわりと指摘してみるのが相手のためともいえます。

頭ごなしに否定するのではなく、不機嫌な態度をあからさまに出すことによって印象が悪くなってしまうといったことを話してみてはいかがでしょうか。

この場合は、相手の気持ちに寄り添いながら、オブラートに包んで伝えるのが重要です。

(5)距離を置く

いつ怒り出すんじゃないかとびくびくしたり、怒りのスイッチを押さないように気を使ったりするのも疲れますよね。

そんな時は、可能な範囲で彼らとの距離を置きましょう。自分の心を犠牲にしてまで、付き合う必要はありません。

また、職場の関係者など1人で対処するのが難しい場合は、周囲の信頼できる人に相談するのも良いでしょう。

すぐ怒る人とは適切な距離感で接しましょう

すぐ怒る人の心理や特徴を理解し、彼らが不機嫌になる原因が明らかになれば、怒り出す前に対処することができるかもしれません。

とはいえ、相手に気を使いすぎて疲れてしまうこともあるでしょう。そんな時は、自分の心を守ることを最優先し、相手とは適度な距離感でほどほどに接するのがおすすめです。

少し引いたところから相手を見てみると、彼らの意外な一面にも気づけるかもしれませんよ。

(神戸 梛来)

※画像はイメージです

※この記事は2024年02月07日に公開されたものです

神戸梛来

20代は恋愛と遊びに、そして仕事に明け暮れた、自称・愛情深い系ライター。現在は推し(アイドル)への愛、仕事への愛、読者への愛と多方面に広く深く持て余すことなく愛を注いでいる。愛犬(モップ)と2人暮らしだが、やや片想い気味。

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