お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

初七日まで「してはいけない」5つのこと

マイナビウーマン編集部

「初七日」とは、故人が亡くなった日から数えて七日目のことで、故人が三途の川に到着する日とされています。

そんな初七日までしてはいけないとされる事柄があることを知っていますか?

さまざまな事柄が挙げられますが、今回は年末が近づくこの時期だからこそ押さえておきたいポイントに絞って紹介します。

初七日までしてはいけないこと

地域によって数え方に違いはありますが、初七日は故人が亡くなった日から数えて七日目のことを指します。

初七日までしてはいけないことは、明確には設けられていません。

しかし、亡くなってから四十九日までの期間を指す「忌中」、もしくは1年までの期間を指す「喪中」にしてはいけないことは避けた方が良いとされています。

どんな事柄があるか、さっそく見ていきましょう。

(1)年賀状を出す

お祝い事を控えるということから、新年を迎えるにあたって「あけましておめでとうございます」の挨拶を交わしたり、年賀状を出したりするのは控えるのが基本とされています。

喪中はがきで、「今年もよろしくお願いいたします」と伝えるのは構いません。

例年新年の挨拶を交わしている人々に対しては、年賀状を準備する前のタイミングで喪中はがきを送っておき、こちらが喪に服していることを事前に知らせておくとスムーズでしょう。

(2)正月のお祝い

正月のお祝い事も、初七日までは控えたいことに該当します。

しめ縄や門松などの正月飾りは、喪中には避けるという家庭も少なくありません。

また、縁起の良い料理や食材が入るおせち料理も控えられることがあります。

ちなみに、親戚で集まる場合は、派手な振る舞いを避け、故人を偲ぶ目的であれば問題はなでしょう。

お年玉も控えられることではありますが、孫や親せきの子に渡したい場合は「お小遣い」など、差しさわりのない名目であげると良いでしょう。

(3)神社への初詣

神社への初詣も初七日までは控えたいことの1つです。

特に神道では、死を穢れとしているため、喪に服している人が神社に入ることはよしとされていません。ただし、四十九日を過ぎれば神社へ参拝しても良いという考えの地域もあります。

どうしても初詣に行きたい場合は、忌中・喪中であっても初詣に行って良いとされているお寺で参拝するか、事前に神社に問い合わせてから足を運ぶようにするといいかもしれません。

(4)紅白の水引の熨斗付きでお歳暮を贈る

お歳暮を贈ること自体は、初七日までしてはいけないことには含まれません。お世話になった方に贈るもので、お祝いの意味は込められていないためです。

一点、気を付けなければいけないことが、熨斗です。慶事用である紅白の水引が一般的なため、包んでもらう際に無地か白地の熨斗に変更してもらう必要があります。ネット注文する場合などは、特に注意しましょう。

ただし、初七日を控えた相手に贈る場合、相手方はまだ慌ただしかったり、故人を亡くした悲しみに暮れていたりすることもあるため、贈るタイミングは考えた方がいいでしょう。気になる場合は相手方にお歳暮を贈っても良いか確認すると無難です。

(5)旅行などの娯楽

旅行など、娯楽のイメージが強いことは初七日までは避けた方が無難とされています。

会社を忌引きで休んだ場合、喪中なのに遊んでいると良くない印象を持たれることも懸念されます。

ただ、娯楽が好ましくないとはいえ、ほどほどの息抜きは必要です。スポーツやコンサートに行くなど、リフレッシュになることは、家族との話し合いや自身の気持ちで決めるのもありでしょう。

初七日までしてはいけないことは「お祝い事」

いかがでしたか?

以下の記事では、初七日までの過ごし方を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

初七日までしてはいけないことはある? 初七日の意味・数え方・過ごし方

(マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年12月08日に公開されたものです

SHARE