【気温5度の服装】最高気温・最低気温別のおすすめコーデを紹介
気温5度は最高気温の場合は冬、最低気温は冬や春のはじめに観測されます。最高気温・最低気温別のおすすめレディースコーディネートをチェックしましょう。
気温5度は、最高気温だと冬、最低気温だと冬や春のはじめに観測される気温です。
同じ気温でも季節が違うと適した服装も変わるので、何を着ていいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、気温5度の日におすすめのコーディネートを、最高・最低気温別に紹介します。
5度の基本情報と服装のポイント
最高気温が5度なのか、最低気温が5度なのかで気候が異なります。
ここからは、最高気温と最低気温別に基本的な情報と服装選びのポイントを紹介します。
最高気温5度の場合
最高気温が5度になるのは、寒さが本格的になる冬です。
地域によってその時期はさまざまですが、12月中旬や1〜2月頃に観測される場合が多いでしょう。
服装のポイント
最高気温が5度だと意外と寒くないのでは? と思ってしまうかもしれません。しかし、季節が冬なので、曇っていたり雨や雪が降っていたりして、気温よりも寒く感じる日が多いです。
また、朝晩はかなり冷えるので、出かける時間に合わせて暖かい服装で出かけましょう。
そのため、厚手のアウターやセーターなど真冬の装いが適しています。特に、ダウンジャケットやざっくりとした厚手のニット、ロングブーツなど、冬向けの服装がちょうどいい時期といえます。
また、足元や首元、袖口から冷気が入り込むと体が冷えるので、タイツやストール、手袋もしっかり活用しましょう。
POINT
・天気によっては5度より寒く感じるのでしっかり防寒を
・朝晩の冷え込みに合わせた服装を
・真冬のアウターの出番
・タイツやストール、手袋も忘れずに
最低気温5度の場合
最低気温が5度になるのは、冬と春先です。
冬らしい気候になる12月上旬や、寒さのピークが過ぎて春がやってくる3月上旬頃に最低気温5度を観測します。
服装のポイント
日中は気温が10度を超えることが多いですが、コートやブルゾンなどのアウターは必要です。
冬は日没も早く寒い時間が長いので、インナーにはセーターや裏起毛素材の服など暖かいものを選びましょう。
また、イベントシーズンでもあるので、冬らしい温かみのある色や素材の服を使った華やかさを感じる着こなしもぜひ取り入れたい時期です。
3月は、まだ寒いですが季節は春なので、真冬とは違う服装が活躍。明るい春らしい色のアイテムも取り入れて、新しい季節を感じる着こなしが楽しめる時期です。
ロング丈のダウンコートやモコモコのボアブルゾンの出番は終わり。スプリングコートやトレンチコートを使った着こなしがメインに。
ただし、インナーコーデが軽めの場合はウールコートがまだ活躍するので、片付けるのは早いでしょう。
POINT
・朝晩の寒さを防ぐアウターが必須
・冬は寒い時間が長いので、しっかり防寒
・温かみのある色や素材の服を使って冬らしく
・春先はスプリングコートなど春アウターを活用
・新しい季節を感じる服装でおしゃれを楽しむ
【冬】最高気温5度の時におすすめの服装は?
ではここからは、最高・最低気温5度の時におすすめの服装を季節別に見ていきましょう。
気温と季節感に合わせた、カジュアルコーデ・きれいめコーデ・シンプルコーデの3パターンを紹介します。ぜひ服装選びの参考にしてみてくださいね。
カジュアルコーデの場合
冬のカジュアルコーデはやはりダウンが主役! 腰をしっかりカバーするくらいの長さがあるダウンなら、真冬でも暖かく着られます。
インナーはセーターやスウェット、パーカーなどカジュアルなトップスをチョイス。ゆったりとしたシルエットのトップスだと、アウターが着にくくなってしまうので注意しましょう。
裏起毛やシャギー生地など冬仕様のボトムも取り入れて、寒さに負けないコーデで出かけましょう。
きれいめコーデの場合
防寒を一番に考えるとダウンを選びたくなるところですが、きれいめなコーデでのお出かけならウール系のコートがおすすめです。
あれこれ重ねるとカジュアルになってしまいがちなので、あったかインナーやタイツなどを活用して、すっきりと着こなすのがポイント。
ニットとスカートのきれいめコーディネートで、コートを脱いでもきちんと見える着こなしを目指しましょう。
シンプルコーデの場合
風が冷たい冬は、ハイネックやタートルネックセーターとパンツで寒さを防いで。ストールやマフラーをぐるっと巻いて、顔まわりを暖かくするといいですね。
コートの中がセーター1枚だと、コートを脱いだ時に寒い場合があります。なので、インナーTシャツなどをプラスするのがおすすめです。
【冬の初め】最低気温5度の時におすすめの服装は?
では、冬の最低気温5度の時はどんな服装が合うのでしょうか。冬の初めの時期にちょうどいいコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
ダウンにはまだ早い初冬の時期には、ボアブルゾンやミリタリーコートなどのカジュアルアウターが活躍します。
寒くなると敬遠してしまうジーンズやチノパンなど綿素材のボトムも、最低気温が5度の時期ならば大丈夫。ニットやスウェット、パーカーなどを合わせて、冬らしく着こなしましょう。
きれいめコーデの場合
最低気温5度の時期にふんわりフェミニンなスカートを履くなら、トップスはセーターで暖かくしましょう。
ざっくり感のあるニットセーターだとカジュアルっぽくなってしまうので、シンプルなきれいめニットプルオーバーやカーディガンを選ぶといいですね。
足元はパンプスだと寒いので、ブーツを合わせましょう。肌の露出が少なくなり、スカートでも暖かく過ごせます。
シンプルコーデの場合
分厚いセーターはまだ早いこの時期、アウターで冬らしさを出すのがおすすめです。
シンプルな無地コーデにツイードやコーデュロイ、メルトンなど温かみのある生地を使ったアウターを羽織ったら、冬の空気感にマッチするシンプルな着こなしが完成します。
【春先】最低気温5度の時におすすめの服装は?
最後に、春先の最低気温5度の時期におすすめの服装を見ていきます。
カジュアルコーデの場合
春がもう目の前まで来ているけれど、まだ風が冷たい3月の初め。春っぽいカラーや柄を取り入れたコーデで季節を先取りしてみましょう。
きれい色のシューズやボーダーカットソーなど、春を感じるアイテムを散りばめて。インナーが薄手の時はウールコートなど保温性の高いアウターを選ぶのがおすすめです。
きれいめコーデの場合
薄手の中綿アウターは、冬と春の初めに活躍するアイテムです。春らしいスカートに羽織って、きちんと感のある着こなしに。
無理をして薄着で出かけると、体調を崩してしまいますので、ストッキングやタイツ、あったかインナーでさりげなく防寒するのも大切です。
その代わりバッグや靴などの小物は春っぽい明るめカラーを選んで、冬との違いを演出しましょう。
シンプルコーデの場合
トレンチコートを羽織ったシンプルコーデは、セーターとパンツですっきりと。
コートの中に着るセーターをタートルネックからVネックにチェンジするだけで、着こなしに春っぽさが出ます。
ストールを持っておくと、肩にかけたり首に巻いたり、コートを脱いだ時に羽織ったりできるので便利です。
季節に合わせて気温5度の日のおしゃれを
冬や春先など、肌寒さのある気温5度の時期。
秋から冬へ、冬から春へと季節が移る時期には、これからやってくる季節を感じるおしゃれを取り入れたいですね。
防寒とおしゃれの両方が叶う着こなしを楽しみましょう。
(文/ななこ、絵/HotButteredRum)
※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ(2013~2022年)から算出
※この記事は2023年09月04日に公開されたものです