気温14度の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
14度というと、最高気温の場合は冬や春、最低気温の場合は秋や春に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温14度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
「気温14度の日ってどんな服装がいいの?」と、朝にコーディネートを決める際に悩んだことはありませんか?
気温14度と聞くと寒いのか暖かいのか、はっきり分からない人も多いと思います。
そこで今回は、気温14度の日におすすめのコーディネートを紹介します。季節に合ったコーディネートを、最高・最低気温別、そしてカジュアル・きれいめ・シンプルに分けてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
気温14度の基本情報と服装のポイント
気温14度は、最高気温と最低気温で季節が異なります。冬・春・秋の季節にあたる気温14度を記録する日は、ある程度過ごしやすい気温ではありますが、寒さを感じる時間帯もあります。
ここでは最高気温14度・最低気温14度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温14度の場合
最高気温14度は、季節でいうと冬と春で、月でいうと12月上旬や3月上旬にあたります。
12月上旬は、真冬ほど寒くないので比較的過ごしやすいですが、朝晩は冬の寒さを感じる日も。
真冬の厳しい寒さがやっと終わった3月上旬は、お出かけやおしゃれがより楽しめる季節ですが、まだ寒さが残る季節でもあります。季節外れの雪が降る日も。
服装のポイント
最高気温14度を観測する時期の服装は、日中は肌寒い気候ですが、朝晩はぐっと冷え込む日も多々あります。
そんな時期には、コートがあると便利です。ボリューミーな厚手のニットや保温性のあるインナーなら薄手のコートでもOK。雰囲気を変えたいときは、ニットコートやガウンなどもおすすめ。
12月上旬はファーやボア、ブーツなどの冬小物、3月上旬は春色ニットやシャツなどの春アイテムをプラスすると季節感を演出できます。
<POINT>
・裏地付きの薄手コートと厚手のコートを使い分け
・ニットコートやガウンでアウターのバリエーションを豊富に
・季節感を演出する小物やカラーを取り入れる
最低気温14度の場合
最低気温14度を観測する時期は、季節でいうと春と秋。5月上旬や10月中旬ごろのとても過ごしやすい時期です。
春の肌寒さから一変、5月上旬は最高気温25度前後となるため、アクティブに動きたくなる人も多いのでは。10月中旬も同じく過ごしやすく、残暑が過ぎて涼しく感じる季節です。秋のお出かけが楽しくなりますね。
服装のポイント
5月上旬は春の肌寒さがなくなって最高気温25度前後を観測する日が多く、トップス1枚で過ごせます。中には、ほんのり汗ばむ人も多く、ゴールデンウィークを過ぎれば半袖の人もちらほら。
ただ、朝晩は肌寒い日もあるので、カーディガンや長袖シャツなど薄手の羽織ものがあると便利です。小物は夏を感じるカゴバッグや透け感があるバッグなどで季節感をプラスしてください。
10月中旬は秋まっただ中。この時期もトップス1枚で快適に過ごせます。シンプルになりすぎないように、ファー小物やチェック柄など秋冬ならではのアイテムをプラスするのがコツ。
<POINT>
・トップス1枚で快適に過ごせる
・肌寒さ対策の薄手のカーデやシャツなどが便利
・季節感のある小物をプラスしてこなれ感アップ
【冬】最高気温14度のときにおすすめの服装は?
続いては、12月上旬ごろの冬におすすめしたい最高気温14度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
だんだんと寒くなる12月上旬ごろは、薄手のアウターからだんだん厚手のアウターに変わってくるとき。ニットガウンもこの時期活躍するアイテムです。膝上丈なら重たくならず、バランスが取りやすいのでオススメ。
フード付きのスウェットトップスなら、首回りにもボリュームを持たせつつ暖かさも動きやすさも実現します。
アウターとトップスにボリュームがある場合は、スリムなボトムスならメリハリがあって好バランス。ボリュームのあるスニーカーをセレクトして、ここでもボトムスとのメリハリを。
また、白黒のモノトーンの中に秋色や秋柄を入れることで、印象が温かくなりますよ。
きれいめコーデの場合
最高気温14度を観測する12月上旬の季節は、中にも着込めるゆったりしたアウターがオススメ。裏地なしのガウンコートは着心地も楽で、ちょっとしたお散歩時からお出かけ時まで使える万能アイテムです。
さらっと羽織れるゆったりアウターには、きれいめなパンツをイン。それだけで大人度がグンとアップしますよ。
秋冬はボリュームが出たり、ダークカラーで暗くなったりしがちなので、さわやかな白をチョイスしましょう。白は顔色も明るく見え、ロング丈アウターを軽く見せる効果もあります。
ゴールドやシルバーのシャイニー系シューズを合わせるとラグジュアリー感が増してコーディネートがいっそう華やかに見えます。
シンプルコーデの場合
シンプルなノーカラーコートは、ロング丈ならネイビーやブラックを選ぶとスマートに見えます。冬ならタートルネックニットやマフラーを合わせて、首周りにボリュームを持たせて。
アウターがロング丈なら細身のパンツが好バランス。ネイビーやブラックをセレクトするとデニムでもきれいめに着こなせます。
足元はロングブーツでボトムスをインすれば、上品で大人っぽくなりますよ。
【春】最高気温14度のときにおすすめの服装は?
続いては、3月上旬の春におすすめしたい最高気温14度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
3月上旬はまだまだアウターが必要です。ショート丈のブルゾンに春色満載のスカートなら、寒さ対策をしながら春らしさも演出できます。
メンズライクなブルゾンにはふんわりシルエットのスカートがおすすめ。体型カバーにもなりますし、厚手のタイツで防寒も◎。
さわやかな白スニーカーを選べば、足元が軽く動きやすさも抜群です。
きれいめコーデの場合
そろそろトレンチを羽織りたい3月上旬。肌寒い場合には、マフラーやニットをプラスすれば大丈夫。膝下のロング丈が大人カッコよく、縦長効果も発揮してスタイルアップが狙えます。
トップスは、春らしい白シャツがおすすめ。きれいめなシルエットのパンツと合わせるだけで、デイリーはもちろんオフィスカジュアルにもぴったりです。
シンプルコーデの場合
寒さが残る3月上旬には厚手のコートが必要になる日もあります。明るめのグレーのコートなら春色とも相性抜群なので、重たくなりすぎません。
トップスとパンツのシンプルなワンツーコーデも、淡い春カラーを1点入れるだけでこなれた雰囲気に。
シンプルなコーデには、アクセントのある小物がおすすめ。トラッドな靴やゴールドアクセサリーなどを合わせるとこなれ感が出ます。
【春】最低気温14度のときにおすすめの服装は?
続いては、春におすすめしたい最低気温14度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
最低気温14度の春は、朝晩は若干ひんやりしますが、日中は過ごしやすくなるため、トップス1枚でOK。その年のトレンドカラーのトップスは、1枚着るだけでシンプルなボトムスでもトレンド感あるスタイルに仕上がります。
なめらかで柔らかな素材のきれいめなボトムスを合わせることで、カジュアルなスウェットトップスもきれい見えします。
きれいめボトムスにはスニーカーでハズすのがポイント。クラシカルなスカーフも春コーデにはベストマッチ。首に巻いたり、バッグに巻いたりしてアレンジしてみてください。
きれいめコーデの場合
最低気温14度の暖かい日は、透け感がないボリュームブラウスもおすすめ。ふんわりしたやわらかい印象を与え、上半身の体型カバーにも役立ちます。
こなれ感たっぷりのビビッドカラーパンツなら、上下無地でもワンランク上の着こなしに導いてくれます。
コンパクトなバッグやパンプスを合わせたハズしなしの小物使いは、春デートや飲み会、オフィスカジュアルまで幅広いシーンにぴったりのコーデに仕上がりますよ。
シンプルコーデの場合
やっと1枚でワンピースが着られる季節になりました。ロング丈ワンピースなら、ミモレ丈や半袖もしくは5分袖のものをセレクトして、ほどよく肌見せしたデザインなら重たく見えません。
朝晩のひんやりする時間帯には、薄手のカーデを持っておくと便利です。
サンダルや素足にパンプスはまだちょっと早いので、ブーツで対応してもOK。厚底のカジュアルなブーツを合わせれば、ワンピース1枚でもデイリーに着やすくなります。
【秋】最低気温14度のときにおすすめの服装は?
続いては、秋におすすめしたい最低気温14度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
最低気温14度の涼しい秋の季節には、ミリタリーアイテムも人気の1つです。
ニット1枚でOKなこの時期には、デザインを強調するゆるっとリラクシーなニットを選んで。ボトムスと同じトーンにすることで大人っぽく仕上がりますよ。
ヒールパンプスを素足で履けるのもこの季節まで。カジュアルなパンツにはヒールパンプスが好相性です。
ヘアスタイルをアップにして、耳元や首元にゴールドアクセサリーをプラスすれば、秋色コーデも高見えしますよ。
きれいめコーデの場合
日中は少々汗ばむくらいまで気温が上がる最低気温14度の秋の季節には、気温によって自由に着脱できるベストをアウターに選んで。
ジレベストならきれいでカッコよく決まります。ロング丈のベストには細身のシルエットが好バランス。
デニムでも抜群に合いますが、セットアップのようにしてボトムスも同色にすればスタイリッシュな印象になります。足元は、ヒールでもフラットでもOK。
シンプルコーデの場合
最低気温14度の秋もワンピース1枚で過ごせます。基本的には1日を通して涼しい気候なので、長袖トップスとレイヤードしたり、アウター代わりになるカーディガンやシャツを羽織ったワンピーススタイルが楽しめます。
ロングワンピースなら布帛(ふはく)系の軽い素材のものを選ベば重たくなりません。秋の雰囲気を出すために足元はブーツを選んで。
季節の色を取り入れて全体的に重くならないスタイルを!
気温14度の日には、最高気温であれば薄手のアウターを、最低気温であれば1枚で華やぐトップスやワンピースがおすすめです。
肌寒さはあるものの基本的には日中は過ごしやすいので、全体的に重たくならないように仕上げるのがポイントです。積極的に春色や冬小物を先取りして、気温14度にぴったりのコーデを楽しんでみてくださいね。
(文:道面 梓 / イラスト:HotButteredRum)
※この記事は2023年09月01日に公開されたものです