多忙な働く女子におすすめ。1人暮らしで最低限持っておきたい“うつわ”
毎日忙しい日々を過ごすアラサー女子のみなさんは、おうちでどんな食器を使っていますか? 1人暮らしの場合、用途に合わせて買うと収納スペースがなくなってしまうし、慎重に買いそろえたいですよね。そこで今回は、うつわを使用した生活空間のビジュアルを得意とするスタイリスト・二本柳志津香さんに「アラサー1人暮らしで最低限持っておきたいうつわ」を教えていただきました!
あなたはいま、お家にどのくらいの数の食器、うつわを持っていますか。「ひとり暮らし 食器」と検索すると「何枚」「何が必要」「最低いくつ」といった言葉が検索ワードとして多く挙がってきます。
ひとり暮らしをする際に実家から持ってきたもの、結婚式の引き出物でいただいたもの、ぶらりと入った雑貨店で一目ぼれして買ったものなど。意外とたくさんあるのではないでしょうか。でも、毎日仕事終わりで疲れて帰って来たときに手に取るうつわは、意外と同じものばかりだったりしませんか。
私は広告やCM、雑誌やカタログなどの撮影を手がけるスタイリストで、うつわを使用したビジュアルをホテルや様々な業種の店舗、イベント会場の空間デザイン、装飾を含めてスタイリングしています。
テーブルスタイリングの場面では、どのようなうつわを選ぶのかがとても重要です。
今回は、忙しい毎日を送る方に向けて、汎用性があり、これだけ持っていると使い勝手がいいおすすめのうつわをご紹介します。
一枚で様々な料理を盛り付けられる万能うつわ
「ミート皿」と呼ばれる、一般的に直径23~25cmほどの丸皿は、一枚持っておくととても重宝します。
ミート皿と聞くと、お肉用のお皿? と思われるかもしれませんが、お肉だけでなく、お魚でもパンやパスタなどでも盛りつけられ、汎用性が高いので、所有するお皿の数や種類を増やしたくない方などにはおすすめです。
例えば、写真のトースト。厚切りの食パンを焼いて、バナナとブルーベリー、ナッツといっしょに盛り付けました。炭水化物とビタミンが1皿で採れるメニューです。
食パンを1~2枚程度を置くのに丁度良い大きさですし、サラダを盛りつけたりカレーライスやお好み焼き、焼きそばを盛ったりケーキをのせたりと、メインディッシュからスイーツまで万能に対応できるうつわなのです。
単品料理のために使ってほしいうつわ
1人暮らしだとよく登場するメニューが「ごはんもの」なのではないでしょうか。
写真にある親子丼は麺つゆを活用してつくった一品。タンパク質と炭水化物がいっしょに摂れるし、フライパンひとつで簡単にできるレシピなら、手軽に作れますよね。
シリアルで簡単な朝食を済ませたいとき、リモートワーク中にさっと作るインスタントラーメンも、こうしたうつわに盛るだけで、なんとなくきちんとした食事を摂っているいるイメージになりませんか。
単品で満足度が高い丼料理や麺料理、シリアルなどのすべてをカバーできるうつわとは?
それは「高台(こうだい)」がついたボウルです。
高台とはうつわの下にある支えのことで、太さは様々、熱いものを入れた時に手で持ち上げやすくするための台として機能します。
この高台があることで麺料理や熱々の丼料理も安心して食べることができ、シリアルなど熱くない食べものもボウルとして使用することができます。
1人暮らしの“おうちご飯”の楽しみ方
忙しいあなたへおすすめしたいうつわを2つご紹介しました。どちらも100円ショップや雑貨店など、身近なお店に置いてあるものばかりです。ひょっとしたらすでにお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
1人暮らしの食事は、手元にある食器でやり過ごしてしまうことも多いと思いますが、汎用性の高いお気に入りの一皿を持っているだけで、いつものおうちご飯がちょっと特別なものになるかもしれません。
家にあるたくさんのその他のうつわをもっと活用したいと思う方はぜひ、うつわについて勉強してみてはいかがでしょうか。
Information
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うつわの種類の歴史や特徴、うつわを楽しく選べるようになるヒントやポイントを学んで、ライフスタイルに合わせたうつわ選びや、取り扱い方、楽しみ方が修得できます。
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うつわ検定URL:https://www.utsuwakentei.com/
書籍情報
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※この記事は2023年07月13日に公開されたものです