友達と距離を置く方法とは? メリット・デメリット・注意点を解説
友達と距離を置くことにはメリットとデメリットがあります。距離を置きたい時には、よく考えて慎重に行動しましょう。今回は、職場や学校の友達と距離を置く時のポイントを詳しく解説していきます。
「苦手な友達と距離を置きたい」「あの子とはしばらく関わりたくない」。
このような心理になったことがある人は意外と多いのではないでしょうか。友達との関係性があまり良くない状態になれば、誰だってしばらく関わらないようにして、気持ちを落ち着けたいものです。
また、「この子とは距離を置くべき?」と会社や学校の友達との関わり方について迷っている人もいるでしょう。
そこで今回は、友達と上手に距離を置く方法や、メリット・デメリットを解説。併せて、距離を置くべき友達を見極めるポイントを紹介します。
友達と距離を置くメリット
友達と距離を置くことに対しては、どうしてもネガティブなイメージが先行してしまうかもしれません。しかし、苦手に感じる友達とは、適度に距離を置くと精神的に楽だと言えます。
まずは、こうしたメリットをいくつか見ていきましょう。
(1)ストレスが減る
友達と距離を置けば、相手に対して感じていたストレスが自然と減っていきます。例えば「この子はなんで周りに迷惑ばかりかけるんだろう」「どうしていつも見下してくるんだろう」とイライラすることはなくなるでしょう。
日常的なストレスがなくなれば、日々を明るく過ごしやすくなるはず。自分の心にとって良くないと感じる相手と距離を置くことには、きちんとメリットがあるのです。
(2)自分の時間が増える
友達付き合いにはどうしても時間が取られます。「会いたくない」と感じる友達と距離を置くことで、自分の時間を増やすことにつながるのもメリットの1つ。
自分の時間が増えることで、仕事や勉強にも集中しやすくなるでしょう。しかし、友達の中には会うことでリフレッシュになったり、仕事や勉強を頑張るパワーをくれたりする人もいます。
本当に距離を置くべき友達かどうかは、見極めが必要です。
(3)相手の良い部分に気づける可能性がある
友達と距離を置いてみて初めて、相手の良い部分が見えてくる場合もあります。例えば、いつも厳しいことを言ってくる友達に対して「私のためを思って言ってくれていたんだ」と思うかもしれません。
距離を置いて冷静になることで、相手の良い部分に気づける可能性もあると言えるでしょう。
友達と距離を置くデメリット
友達と距離を置く際には、デメリットにも目を向けておく必要があります。特に以下で紹介するようなデメリットには要注意です。
(1)再び関係を構築するのは難しいことも
一時的に距離を置いたつもりでも、気がつけば修復不可能なほどに仲がこじれてしまうことは少なくありません。そうなると再び元の友達関係に戻りたいと思っても、うまくいかない可能性が考えられます。
そのため友達と距離を置く時には、関係が戻らない可能性も認識した上で行動に移していく必要があるでしょう。
(2)グループでの付き合いが面倒になる場合も
特定の友達と意識的に関わらなくなるせいで、グループでの付き合いがやや面倒なことになってしまう可能性が考えられます。
例えば、仲の良いAさんと距離を置いているBさんがいたとします。AさんとBさんとあなたが共通の友達だった場合、グループでの付き合いは複雑になってしまうでしょう。
結果的にAさんからの信頼を失う可能性すらあり、友達と距離を置くのには慎重になる必要があります。
▶次のページでは、距離を置くべき友達を見極めるポイントを紹介します。