家にムカデが出たら縁起がいいって本当? スピリチュアルな意味を解説
スピリチュアルの世界では、ムカデは縁起がいい存在として知られています。金運や恋愛運アップなど、うれしい幸運をもたらしてくれるかも? この記事では、ムカデが家に出ることのスピリチュアル的な意味を解説します。
※この記事にはムカデの画像は登場しないのでご安心ください。
家にムカデが出るとギョッとしてしまいますが、実は縁起のいい存在として知られています。神や毘沙門天の使いともいわれ、幸運をもたらしてくれるといわれているのです。
この記事では、家にムカデが出たら縁起がいいとされる理由をお伝えします。併せて、殺してしまったときの対処法や、他の縁起がいい生き物も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
家にムカデが出たら縁起がいいとされる理由
スピリチュアルの世界では、家にムカデが出るとさまざまな運気がアップするといわれています。見た目はグロテスクなムカデですが、縁起がよいものと思うと気分も晴れるかもしれません。
はじめに、家にムカデが出たら縁起がいいとされる理由をお伝えします。
(1)神の使いといわれているから
ムカデは神の使いであるといわれています。そのゾッとするような外見には目をつむりたくなってしまいますが、よく見るとムカデには足がたくさん。漢字では「百足」と記されることもあり、数え切れないほどの足があります。
その百足とたとえられる足こそ、神の使いと伝えられる所以。たくさんの足は、数多くのお客を招くといわれています。家にムカデが出ると、商売が繁盛して金運が向上する日も近いかもしれません。
(2)毘沙門天の使いといわれているから
家にムカデが出ると縁起がいいとされる理由の一つに、毘沙門天の使いといわれている説もあります。毘沙門天とは七福神の一人であり、戦いの神様である武神です。
ムカデが毘沙門天の使いである理由は明らかにされていません。しかし、毘沙門天をお祀りする神社や寺院では、ムカデをモチーフにした絵馬などが展開されています。毘沙門天も信頼を置くムカデは、やはり縁起のいいものであると考えられるでしょう。
(3)前進の象徴だから
たくさん足を持つムカデには、その歩き方やからだの仕組みにも縁起がいいとされる理由が隠されています。
ムカデは前にしか進めないといわれており、そのことから「前進」の象徴として、昔の武士たちが使っていた武具などに描かれていました。
ムカデが前進する姿は、目標達成に近づける暗示ともいわれるのです。
(4)協力の象徴だから
複数の節があるムカデの胴体は、幾人もが整列して進んでいる様子を連想させませんか? このことから、スピリチュアルの世界では「協力」の意味も持ち合わせているといわれます。
ムカデが家に出るのは、周りと協力して物事を成し遂げることの大切さを伝えるメッセージだと考えられているのです。
(5)勇ましさ・勝利の象徴だから
前進・協力の意味を持つムカデは、勇ましさの象徴として勝利への縁起がいい虫ともいわれています。決して後ずさりしない姿勢、そして機敏な動きは、かつて武士たちに後退せずがむしゃらに戦うことを連想させました。
いつしか「勝ち虫」とも呼ばれるようになったムカデは、ゲン担ぎとして旗印や家紋に取り入れられるようになったのです。
かの武田信玄が率いる軍の中にも、ムカデの旗印を掲げていた者がいたといわれるほど。家に出るムカデが縁起のいいものとされている理由の一つです。
▶次のページでは、ムカデがもたらすといわれる幸運の種類を紹介します。