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台湾行く?→7日後出発! 気軽に行けちゃった台湾女子旅レポ

小浜みゆ

友人から突然「台湾行く?」と連絡があり、台湾女子旅へと行ってきました。旅行が決まったのは、出発7日前! 海外だけれど、直前でも行けちゃう気軽さが台湾旅行の魅力です。

台湾はグルメ天国で、観光スポットも大充実! 台北を中心に大満喫した台湾女子旅の中から、みなさんにおすすめしたい場所を厳選してご紹介します。ずっとやってみたかった「台湾シャンプー」も体験してきました!

手続きや準備は超簡単。パスポート片手に台湾へ!

台湾旅行に行くことが決まったら、必須の持ち物は「パスポート」。これさえあれば、あとは航空券・ホテルを予約して旅立てます。台湾は2022年9月から日本人はビザが免除となり、2023年2月初旬まで必要だった現地での抗原検査も不要に。マスク着用についても緩和の方向で進んでいます。

もちろん、滞在中に新型コロナウイルス感染症の症状がみられた場合に検査は必要。感染した場合の隔離と治療費は自己負担になるため、「海外旅行保険」への加入を強くおすすめします。保険料は3日間で1,000円前後~入れる会社もありますよ。

日本に帰る準備としては、「Visit Japan Web」の登録を。「検疫」「入国審査」「税関申告」の手続きができるデジタル庁のサービスです。新型コロナワクチン3回目接種済みの人は、パスポートのほかワクチン接種証明書とVisit Japan Webの登録で帰国できます。

 

小籠包、牛肉麺、蛋餅、夜市……グルメ天国の台北

私は台湾旅行は今回が初めて。驚いたのは、飲食店の数です! 「台湾はグルメがおいしい」と色々な人から聞いていましたが、こんなにも外食文化が根付いているとは、びっくりでした。

台湾で絶対食べたい「小籠包」のお店もたくさんあり、今回訪れたのは超ローカルな萬芳醫院駅近くの「福鼎湯包店」。ここの小籠包は、7個入りでNT$90。日本円にすると約400円で食べれちゃうのです……! 激安だけど、味は高級店に劣らない、むしろ勝つ可能性もあるジューシーさでした。

飲食店が多すぎて、迷った時に頼りになるのが「ミシュランガイド」。西門駅から徒歩約3分の「老山東牛肉麺」は何年も連続してビブグルマンに選出された「牛肉麺(並盛りNT$190)」のお店です。食べ応えのある平麺で、ゴロゴロと入った牛肉はとっても柔らか! あっさりスープは高菜や豆板醤を入れて自分好みの味にカスタマイズできます。

台湾といえば「夜市」も欠かせません。「寧夏夜市」はグルメ夜市として有名で、中でも行列ができるお店が「方家雞肉飯」。「雞肉飯(NT$40)」、つまり細かくほぐされた鶏肉が白いごはんにのっている鶏めしが代表的なメニューです。鶏肉はとてもしっとりしていて、甘辛のタレ×ごはんと相性抜群! 屋台ですがミシュランビブグルマンの獲得経験もあります。

外食文化の台湾は、朝ごはん専門店が豊富です。台北小巨蛋駅から徒歩約7分の「秦小姐豆漿店」は台湾式クレープ「蛋餅(チーズ入りNT$40)」や塩豆乳の「鹹漿(小NT$35)」など、朝食の定番を食べることができます。蛋餅や鹹漿(鹹豆漿)はシンプルだからこそお店によって味の差があり、秦小姐豆漿店は行列が絶えない人気店。鹹漿は豆乳に酢を加えて固めており、旨味あふれる出汁の効いたスープが絶品でした!

衝撃的においしかった料理が、台北市内に何店舗もある「君悅排骨」の「炒芙蓉豆腐(NT$50)」。君悅排骨は「排骨飯」が有名なお店で、「炒芙蓉豆腐」はサイドメニューです。一口食べると、口の中でトロける味わい……! 外はサクサク、時間が経っても熱々。ぷるっぷるの卵豆腐を素揚げしたようなイメージです。写真では厚揚げに見えると思うのですが、食べたことのない味でした! またこれを食べに、台湾に行きたいと思うほどおいしかったです。

 

台北のフォトジェニックなおしゃれカフェ&スイーツ

食事だけではなく、デザートもおいしい台湾。忠孝復興駅から徒歩約3分の「騒豆花敦南旗艦店」では、季節のフルーツがのった豆腐のヘルシースイーツ「豆花」が食べられます。冬季限定の「草苺豆花(NT$140)」はフレッシュな苺がたっぷりのった、いちごみるく味の豆花。「騒豆花」は日本にもお店がありますが、台湾のお店は写真映えするフォトスポットもあり、台湾のローカルな雰囲気を楽しめますよ。

日本でも流行りに流行った台湾発のタピオカミルクティー。今、台湾で行列を作っている人気のお店が2020年に開業した「再睡5分鐘 NAP TEA」です。タピオカミルクティーもおいしいのですが、注目は「棉被午茉緑(Jasmine Green Tea With Milk cap)NT$70」! ジャスミンティーにほんのり塩気の効いたクリームが層になっているドリンクで、クリーミーさとお茶のスッキリさを両方楽しめます。

女子ウケするおしゃれな台湾土産は「but. we love butter」のバタークッキーが一押し。台北松山空港周辺にあり、到着するとまるで洋服屋さんのような外観に驚き! 「え、本当にここ?」と思いながら入ると裏に案内され、お店に到着しました。店内では試食もでき、遊び心あるおしゃれな空間にテンションが上がります。人気No.1の味はシンプルなバタークッキーの「STAND BY ME(6個入り NT$458)」で、台湾らしいゴールデンダイヤモンドパイナップルケーキ味の「Soulmate(6個入り NT$458)」も販売しています。

 

泡で髪を立てるのが面白い! 憧れの「台湾シャンプー」を体験

私がコロナ禍前からずっとやってみたかった「台湾シャンプー」。ついに夢が叶いました! 座りながらシャンプーと頭皮マッサージをしてくれるのが台湾式で、泡で髪を立てるのもユニークです。

日本語対応している「潮沢養生会館(Massage Noah)」は2022年にオープンしたばかりの清潔感のあるスタイリッシュなお店。散髪店でマッサージを提供していた昔の台湾文化をイメージしていて、指圧マッサージ(30分 NT$600~)や台湾シャンプー(NT$550)が体験できます。台湾シャンプーは強めの頭皮マッサージが想像以上に気持ち良く、スッキリ爽快! 夜遅くまで営業しており、ホテルに戻ってからシャンプーをしなくても良い楽さも最高でした。

とことんグルメを満喫しながら、観光も楽しめる台湾女子旅。滞在中、コロナや治安など何か不安を感じることは無く、逆に困っている時に台湾の人たちが親切にしてくれたことがとても印象に残っています。「幻想的な九份&十分に感動。混雑の少ない「台湾ナイトツアー」へ(https://woman.mynavi.jp/article/230308-2_1170841-2/)」の記事では、大人気観光地の九份&十分についても紹介! まだ制限解除後も海外旅行に行っていないという人にも、国内旅行の延長で行ける台湾はおすすめですよ。

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年03月27日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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