肌の凹凸どこいった!? 光を味方にするジルスチュアート新作ベースメイクを試してみた
まもなく迎える春本番。新しい季節が始まり、マスクを外す機会が増えることから、このタイミングでコスメのアップデートを考えている人も多いはず。肌をきれいに見せたいけど、素肌感は残しておきたいですよね。
コロナ禍でベースメイクがラフ化した人でも、今季のトレンドである“素肌感”のある“ツヤ肌”を簡単に手に入れられるベースメイクがジルスチュアートから登場しました。新作の化粧下地とファンデーションの特徴や使い心地を紹介します。
新作のベースメイクアイテム
3月3日に登場したのは、ジルスチュアートならではの上品なパッケージに包まれたパウダーファンデーションと、大人気の「イルミネイティング セラムプライマー」と同じボトルの美容液化粧下地。見ているだけでもモチベーションがあがるベースメイクアイテムは、機能も優れていました。
・ブライト&スムース セラムプライマー
同社から発売されている「イルミネイティング セラムプライマー」の特徴である、スキンケアのようなみずみずしい使用感はそのままに、気になる毛穴や凹凸をカバーして、素肌感のあるセミツヤマット肌へと導く美容液化粧下地です。
グロウダイヤモンドパウダーを配合し、明るい肌に仕上げ、さらにリフレクトブラー成分が光でぼかしながら自然に毛穴をカバーすることで、肌にうっすらとヴェールをかけたような、凹凸のない美しい仕上がりが叶います。
手に取ってみると、ほんのりとベージュがかった乳液のようなテクスチャー。ジルスチュアートらしいフローラルなクリスタルピンクブーケの香りに癒されます。
手の甲の半分に伸ばしてみると、スキンケアのように伸び、あっという間に肌になじんでいきます。しっとりと潤っているのにベタつきなど負担感はなく、さらに肌に膜ができたようななめらかな質感になりました。美容部員さんによるとワンプッシュが1回分らしいのですが、伸びが良いので半プッシュ使って足りない分を足していくのがオススメなのだそうです。
SPF20・PA++と日焼け止め効果もあり、ロングラスティング成分配合で、汗や皮脂に強い膜をつくり肌に薄く均一に密着するので、カバーパウダーをしっかりと肌に密着させて、明るく美しい仕上がりが続くという「ブライト&スムース セラムプライマー」。いつものファンデーションの仕上がりをワンランク上げるアイテムです。
・グロウシフォン セラムフィルター
「グロウシフォン セラムフィルター」は、「ブライト&スムース セラムプライマー」と併せて使いたくなる、透明感あふれるツヤやかな“グロウシフォン”肌が叶うパウダーファンデーション。穴・色ムラ・凹凸をレフ板のように光で飛ばし、パウダーなのにしっとりとしたツヤやかな美しい肌が持続します。カバー力と素肌感を両立した今季のトレンド肌にぴったりなファンデーションです。
パッケージだけでなく、レフィルまで上品なデザインが施され、使うのに躊躇ってしまいます……。カラー展開は6色展開で、筆者の肌は元々暗いためピンクみの落ち着いたオークル204番を選びました。フタを開けると、化粧下地と同じクリスタルピンクブーケの香りがわずかに漂います。
別売りのコンパクトは、コロンとしたフォルムで、手に収まりやすいサイズ感。蓋の中央にはカッティングが施され、コンパクトを開くと小さなストーンで縁取られ、ジルスチュアートらしさが表現されていました。
コンパクトの付属のスポンジは柔らかいのにコシがあり、厚もしっかりとしていて使いやすいサイズ感でした。
手にのせてみると、軽い付け心地でなめらかに肌に溶け込んでいきます。パウダーとは思えないほどのしっとり感で、素肌っぽさを残しながらツヤ肌に仕上がりました。肌に触れてみても粉感は感じずしっかりと肌に密着しています。汗や皮脂にもくすまない加工がパウダーに施されているので、これからの暖かくなる時期にぴったりです。
実際に顔に塗布してみると、素肌の時と比べて、ベースをつけることで自然にトーンアップし、凹凸がフラットに整ったように思えます。ベースの上に「グロウシフォン セラムフィルター」を重ねると、厚塗り感がなく、素肌にアプリでフィルターをかけたようなスムースな肌に整えてくれました。
元の肌がキレイになったと錯覚してしまうほどの軽い付け心地で、透明感とツヤ肌を両方得ることができる新作のベースメイクアイテム。コロナ禍でファンデーションを一切使わなくなった筆者でも、塗った感がないのにトレンド肌を簡単に作れるコンビに魅了されてしまいました。
自然で今っぽい肌で、新しい季節を楽しんでみては?
(文・写真:吉川夏澄)
※この記事は2023年03月12日に公開されたものです