「コンセンサス」とは? 正しい意味と例文を解説【知っておきたいビジネス用語】
社会人になって何年か経った今でも、いまだに意味をよく理解していないビジネス用語ってありませんか?
「上司や後輩の言っていることが分からなかった」「取引先で話が嚙み合わず困った」なんてことにならないように、よく聞くビジネス用語は覚えておくのがいいかもしません。
今回紹介するビジネス用語は、「コンセンサス」。どんな意味で、どのようなシーンで使われるのでしょうか。
「コンセンサス」の意味は?
『実用日本語表現辞典』によれば、「コンセンサス」の意味は以下のように解説されています。
コンセンサスとは、複数人における意見の一致という意味。転じて、根回しという意味で使われることもある。英語のconsensusは《ほぼ一致》と言うニュアンスを含むのに対し、カタカナのコンセンサスは「ほぼ一致」といった曖昧なニュアンスは含まず、《全会一致》という意味合いが強い。コンセンサスの「全会一致」と言う意味合いが強まったことで、「全会一致にするために行動すること」、すなわち「根回し」もコンセンサスの意味に含まれるようになった。主にビジネスや医療など、チームで動くことが多く全員の意見の一致が必要な際に用いられることが多い。
「コンセンサス」は確認よりもさらに踏み込んだ「合意」を意味する言葉なんですね。
「コンセンサス」の例文・使用シーンは?
「クライアントからコンセンサスを取ってきます」
「プロジェクトを進めるにあたって、A部署にコンセンサスを取っているの?」
仕事を進める上で、その企画やプロジェクトに関わっている人や部署に同意を得て進めることは、とても重要なポイントです。
ぜひ「コンセンサス」を使いこなして、ワンランク上の働く女性になりましょう!
(マイナビウーマン編集部)
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※この記事は2023年01月26日に公開されたものです